晩春の一日をドイツの街ベルリンとポツダムの観光で過ごした。ANAの飛行機で福岡空港を出発し、中部国際空港でルフトハンザに乗り換え12時間余りの飛行でフランクフルトに到着した。ヨーロッパへ向けての飛行では一日の時間が長くなる方向なので時差ぼけを感じないですむ。フランクフルトでドイツの国内線に乗継ぎ、ベルリンのホテルには夜入って宿泊した。
 早朝の美しいビュッフェでの朝食もそこそこに、「ベンツ製」のバスでベルリン散策に出発した。東ドイツだったブランデンブルグ門から始め、ベルリンの壁を見学し、ベルガモン博物館で有史前からの遺品や農耕の始まったころの遺跡を見学した。博物館に所蔵された品々は日本では縄文時代の文明に相当し、文明らしきものの無かった頃だ。
 博物館を見学したのち、ポツダムに向かった。

            (写真はクリックすると拡大表示され、説明文が流れます。)



 ベルリンの壁は想像していたよりひよわな構造で、こんなもの直ぐにでも壊せそうだった。だがこの壁のために多くの犠牲者が生まれた。午後に出掛けたポツダムのサンスーシー宮殿はベルサイユ宮殿に劣らず美しかった。ツェチリエンホ−フ宮殿はポツダム宣言が話し合われた場所だそうで、スターリンの執務机など見るべき所が多々あった.。歴史を知って散策するといろいろと興味深いところがありそうだ。