チャイム

チャイム

 ファーン王国の王女。後に女王となる。
 幼少の頃より、かつて王国を救ってくれた漆黒の天使の御伽話を好んでいた彼女は、エバの仕掛けたブラックホールの罠から、罠を仕掛けた当の本人であるエバを逃すために身体機能の大半を失って王国に墜落してきた小十郎を伝説の天使だと信じ、甲斐甲斐しく看護をする事になる。
 国力に勝るジェストランド帝国の皇太子アッセルハイマーから意に添わぬ結婚を強要されていた彼女は、国のためにやむなくそれを承諾、送迎を名目として自国を包囲していた宇宙艦隊へと赴く。だが、権柄づくで横車を通す皇太子のやり口に怒りを爆発させた小十郎によってアッセルハイマーの宇宙艦隊は壊滅、皇子自身も宇宙を漂うごみと化し、チャイムは無事に国に連れ戻される。このエピソードからも分かる通り、ある意味、一番、ヒロインらしいヒロインである。
 王家に伝わる力により小十郎との別れをあらかじめ予知していた彼女は、 別れに際し小十郎と契りを結んでおり、タイムスリップして未来へと帰還した小十郎は、後に女王となったチャイムと自分の娘ベルにまみえる事となる……。
 このキャラは、娘時代と、母親時代の二つの姿がありますが、カードの絵柄の方は娘時代のものとなっています。理由は……どうせなら若い方が良いでしょ?(笑)

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