2003/06/07

 ヤマダ電機の作業員がエアコンの据え付けに来た。
 当初の到着予定は3時から4時ということだったが、前の仕事が遅れたとかで実際に到着したのは5時半過ぎ。まあ、これは仕方がないであろう。
 気になったのは客に対する姿勢。接客態度は普通といえば普通であったが、据え付け時に邪魔になるテレビをどけたり、エアコンのパイプを引っ張ったり、古いエアコンの室外機を玄関まで運んだりするのにこちらの手を借りたのにも関わらず、移動させたテレビなどを元に戻したりといった後始末は全くせずに帰ってしまう始末。
 これが作業員の態度として普通なのかどうかは知らないが、顧客満足度は低いとしか言いようがない。
 価格競争のためにコスト削減をしているのは分からないでもないが、販売員といい、作業員といい、少々レベル低くないかヤマダ電機?
 作業終了後はお茶ぐらい出してやろうかと思っていたが、後始末のあまりの杜撰さにそんな気持ちは全くなくなってしまった。まあ、出してやろうにも出すタイミングには既にいなくなってしまっていたが(笑)

2003/06/21

 昨年から気になっていたPDA、LinuxZaurus SL-C700の後継機であるSL-C760を買いに新宿へと向かう。

 この機種は一月前に発売になっているSL-C750のフラッシュメモリの容量を倍にし、学研の各種辞典と大容量バッテリーを標準添付としたもの。

 C750発売の時は、発売日の一日前に新宿西口のヨドバシカメラで先行販売されていたので、今回のC760でも同様のことがあるのではないかと思い、昨日、会社からの帰りがけにヨドバシに寄ってみたのだが、残念ながら今回先行販売はないようだった。
 それどころか、2chの噂ではC760は入荷数が少なく、ヨドバシなどの大型家電店でも予約分しか確保できていないという話も……行きの電車の中で少々不安を感じる。
 こういうときに限って予感というのは当たるもので、10時過ぎにヨドバシカメラに到着したのにも関わらずC760は既に売り切れていた。何ともはや。

 こうなったら明日に予定されている秋葉の店のリニューアルセールで格安販売されるというC750を狙ってしまうか……セール品でありながら電話での先着順予約で通販にも対応しているというし、値段の方もヨドバシカメラの価格よりも2万円も安い。ヨドバシのポイントカードでの割引分を考慮に入れてもこれは大きなアドバンテージである。
 内蔵フラッシュメモリの容量が少ないのは気になるが、辞典については特に欲しかったわけでもないし、バッテリーに関してはサードパーティの外付けバッテリーに良いものが有るとも聞く。
 まあ、急いで入手しなくてはならない物でもないし、じっくり考えてみるか……。
 
 なお、折角新宿まで行って無駄足を踏むのも何だと思ったので、新しい懐中時計とF.S.SのDVDを購入してきた。どちらも以前から欲しかった物であるので満足満足。
 
 夕刻にみみんが遊びに来ることになっていたので、午後は部屋の片づけをする。フローリングの床は一週間掃除しないだけで埃が目立ち気味になるので、私のような不精者には合っているのかもしれない。
 夕食は家の近くの行列のできるラーメン屋で取ることにし、ついでなので家の近いTとも合流することにした。
 ラーメンの味はなかなか独特。魚系の味のするスープは他の店ではあまり味わったことのない物であった。尤も、それを食べるためにわざわざ行列に並ぶほどのものか、と聞かれれば何とも言えないが(笑)
 自宅に戻った後は酒を飲みながらビデオなどを見てまたーり。
 考えてみると、最近は友人達が訪ねてきたときに接待ゲームを出すことがあまりなくなってきている。これも歳を取ったということなのだろうか……。

2003/06/22

 さわやかな日曜日。
 朝方、特売のC750の注文を試みてみるが、ありがちな話で電話回線がパンクしてしまい購入できず。

 泊まり込んでいったみみんは3時過ぎから渋谷で「CANDY」という映画を見るということで昼前に帰宅。頼まれていたカナダGPの録画テープと共にお土産を色々と渡しておいたので、みみんの来訪の目的は無事に達せられたと言えよう。
 しかし、見に行く映画が「エッチの国のアリス」と呼ばれた「CANDY」であるという辺りがいかにもみみんらしいというか(笑) まあ、女の子連れらしいので問題なし? 独特のセンスのある映画ではあるらしいし。

 昼からはC750の市場価格調査という名目で、隣町にあるアソビットシティまで自転車で出かける。たまに自転車で遠出(自転車をよく使う人には遠出でも何でもない距離ではあるが)するのも気持ちが良いものだ。これでもう少し、湿度と気温が低ければ最高なのだが。

 予想通り、LAOXでのC750の店頭販売価格はお話にもならないレベル。C760の在庫もないとのことで、相変わらず、役に立たないことこの上ない(笑)
 仕方がないので近辺で適当に昼食を取り、古本屋を冷やかしてから帰宅した。
 途中、中学時代の通学路を通って帰ってみたが、意外と変わっておらず懐かしく思えた。

2003/06/25

 痛風の発作のため一回休み。
 実際には休むほどの症状でもなかったのだが、発作を抑える薬が切れていたこともあり、休んで医者に行くことにした。翌日に外せない会議があるのでこの日の内に発作を抑えたいという事情もあるし……。
 天候はあいにくの雨。雨がやむのを待って、とも思ったが、一向にやむ気配がないので仕方なしに傘を差して徒歩でかかりつけの病院へと向かう。
 長いことご無沙汰していたこともあって、医者から叱られてしまう。ついでに健康保険改悪の影響で医療費の自己負担率も上がっており、薬代を含めて6000円から失ってしまう。やれやれ。

 昼食を買い込み、家に帰ってから休養がてらネットサーフィン。
 C760が買えなかったことによるPDA欲の抑圧がはじけたか、ふと気がつくとHPのサイトでh1920を注文していた(笑)
 直接のきっかけはGeometricSpaceのh1920のインプレ記事にあった、スリムタイプのカセットテープケースと変わらない大きさ、という文章で、その想像しやすい小ささが、小っこい精密機器好きである私のつぼに入ってしまったのだ。

 メーカー直販のためか実際に品が届くまでに5営業日かかるというのが痛いところ。これが小売店系のネットショップであれば翌日か翌々日には到着したりするものなのだが……メーカー直売オンリーの商品だけにいかんともしがたい。

2003/06/28

 自宅の近くに新しく出来た、古本屋兼中古ゲームショップ兼プライズショップ(笑)へと出かける。
 その店の入っている店舗には、直前まで同じ業態の店が入っていたので、採算が取れるのかどうかちょっと心配。その手の店は身近にあると結構便利なので……。
 同じ業態の店だけに、店自体は変わり映えしないだろうと思っていたのだが、これが意外に違いが大きくて面白かった。

 一階はまあ普通の古本&中古ゲームショップ。
 怪しいファミコン互換機がデモっていたり、スーパーファミコンやファミコン、SSなどの既に現役から退いて久しいゲームソフトのスペースが妙に広かったりはしたものの、まあ、店ごとの誤差の範囲内と言える。
#余談ではあるが、デモっていたファミコン互換機で小学生らしい少年達数人がスーパーマリオに熱中しており、名作ソフトは世代を超えて受け入れられるのだなあ、と思わず感心。

 一種、異様だったのは二階。
 階段を上がるとすぐにショーケースの上に置かれたモニタに目がひきつけられる。
 そこに映っていたのは妙に荒いドットで描かれた白黒のアラレちゃんの画像。その隣で動いているMSXのグラディウス2が怪しい雰囲気を増幅している(笑)
 ショーケースの中を見てみると、古のバンダイ製のゲーム機と思しきアルカディアと銘打たれた筐体にアラレちゃんの絵の描かれたカートリッジがささっている。そしてその横にはファミリーコンピュータのディスクシステムが置かれており、他の段にはMSXパソコン、PCエンジンDUO、セガMK3などのゲームハードやパワーグローブ、ジョイボール、ハイパーショットといったもはや絶滅したと思われていたファミコン用の周辺機器が……。
 更にショーケースの左隣にはPCエンジン、メガドライブ、ディスクシステムなどの中古ソフトやLD、VHD(笑)などの映像ソフトが。ここいら一帯だけ80年代に戻ったかのような雰囲気であった。

 少々、クラクラしつつ、気を取り直して棚で仕切られた通路の別の列に移動する。
 だが、移動した先もまた異世界(笑) 70〜80年代の少年漫画誌や、アニメ、ゲームのムック本、PC9801用の中古パソコンゲームなどがばらばらと散在している。しかも値段の方も5インチFD版ロードス島戦記が7800円、魔道物語1・2・3が4800円とかなり強気な設定。そういえば、PCエンジンソフトでもドラゴンナイトが9800円とかなっていたような……需要があるのかな?

 と、ここでお宝発見。
 みのり書房から1981年に発売されたガンダムのムック本「GUNDAM CENTURY」が置かれていたのだ。
 以前から伝説のムック本だという噂は聞いていたのだが、実物を目にするのは私も初めて。
 この本が発売された当時、私は小学生だったため、定価1800円もする本が買えるはずもなく……というか、もう少し年齢がいっていた人達にとっても高かったらしく、評判は極めて高かったのにも関わらずあまり売れなかったという噂も聞いたことがある。
 確かに本の内容はガンダム世界の歴史、科学の考証が中心で、イラスト図版は豊富であるが、フィルムから起こしたいわゆる「アニメムックらしい」図版などはまるで存在せず、当時、購買層の中心であった少年層にはあまり受けが良くなさそうな本ではある。
 売価は5000円。早速、近場のATMで銀行から金を引き下ろし速攻購入。
 後で調べてみたところによると、近年、銀河出版という出版社から復刻本が出ているらしいが、こちらは表紙のデザインなどが変更になっていて4000円。この程度の価格差なら初版の古本の方が上であろう。

 それ以外にもプラモ狂四郎、ゲームセンターあらし、高橋名人物語、うわさの姫子、ぱんくぽんくといったマイナーメジャーな漫画の初版単行本が表紙を表にして棚にずらりと並べてあったり、ゲームウォッチが12800円で売られていたり、オウム発行の漫画本が3980円で売られていたりと相当にカオティックな状況。
 しばらくしたら商品が整理されて普通の店になってしまうかもしれないが、現在の状況はかなり面白いので、できれば現状の路線を貫いて欲しいところ。無理だろうけど(笑)

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