2002/07/01

 帰宅すると、香港からの海賊版DVDの残り二つが届いていた。
 『R.O.D』の三話セット(完結)と『吸血鬼ハンターD』の日本語音声版である。

 『R.O.D』の画質はそこそこ。DVDにしてはあまり綺麗ではないが、普及型のLDデッキやSVHSビデオデッキの画質よりはマシな感じといったところか。
 元のDVDを見たことがないので何とも言えないが、三話まとめて詰めた分、ビットレートが落ちているのかもしれない。まあ、家庭で見る分には気にならないレベルであろう。
 個人的には画質云々よりも日本版のパッケージを流用した海賊版パッケが趣深くスマッシュヒットである。オリジナルのままの日本語で、収録されていない映像特典と副音声の宣伝がされている辺り、いかにも海賊版という感じ丸出しである(笑)
 ヤフオフでの売り文句には、海外での正規販売品、リージョンフリー、と書いていたりするが、リージョンフリーで正規販売品というヨタを信じる日本人はどれくらいいるのであろうか(爆)

 で、もう一本の方、スタジオライブ版の『吸血鬼ハンターD』である……っておい、商品違うぞ!(笑)
 まあ、値段も値段であるし、面倒なのでクレームはつけないことにする。

 このスタジオライブ版の『吸血鬼ハンターD』、キャラデザも内容もアレで、原作者の菊池秀行のアニメ嫌いを決定的にしたという(悪い意味での)話題作であるが、故塩沢兼人氏が主役のDの声をあてていることと、ブレイク前の小室哲哉がBGMを担当していることだけは評価できる。
 故塩沢兼人氏ファンとしてはDの声だけでも2300円の価値はあろう。
 逆を言えば、原作ファンの私にとっては、故塩沢兼人氏の声と小室哲哉の音楽以外、何の価値もない作品とも言えるが……(笑)
 
 どうでも良いことであるが、このDVDのメニュー画面の背後に流れている映像は本編のものではなく、昨年、上映された劇場版Dのものだったりする。香港の編集スタッフから見ても、このOVAのへたれ具合がはっきり分かったということであろうか?(笑)
 まあ、OVA版と劇場版とでは天と地ほどのクオリティの差があるので仕方がないことではあるが(爆)

2002/07/06

 朝起きると、久しぶりに窓から日がさし込んでいたので、布団を干すことにする。
 梅雨も悪くはないが、洗濯物が乾かないのと、布団が干せないのは困りもの。そういった意味では水不足の心配がないようならいい加減に梅雨明けをしてもらいたいところである。
 この日はかなり蒸し暑い日であったが、部屋が3階ということもあって、窓を開けていると結構良い風が入って来る。元々、クーラーを使わない生活に慣れているということもあるし、この調子なら来客時以外は居間のクーラーを使わずに済むかもしれない。
 書庫の片づけの方も、劇的ではないもののそれなりに進んだ。
 この調子ならば、来週くらいには概ね片づけが済むかもしれない。尤も、その後には未整理の物品の整理とラベリングという大仕事が待っていたりするのだが……。

2002/07/09

 朝方、通信用に使っている9821ノートのHDDがクラッシュした。
 当初はCRCエラーが多発してWindows95が立ち上がらなくなった程度の状態であったが、過去メールなどの個人的なデータのサルベージを行おうとしている内にCRCエラーが瞬く間に増殖し、ついにはHDDとして認識されなくなってしまった。
 以前、9821のデスクトップでも経験したことのある壊れ方である。
 データ自体は、本当に重要な物はある程度他のPCに分散させていたものの、最近、落としてきたファイルや送られてきたメール、未発表のPDA絵などは全滅。
 やはりこまめにHDDのバックアップは行わなくてはと痛感させられた出来事であった。

2002/07/11

 またもや通信環境でトラブル発生。
 前夜、通信環境の調整を済ませておいたATノートでのインターネット接続ができなくなっていたのだ。このATノートはADSL導入時にも似たような症状を示したことがあったので、朝の限られた時間を割いて、その折に試していた解決方法を試してみる。
 インターネットオプションの確認、ネットワーク設定の変更>再起動、ネットワークカードのドライバソフトの再インストール……が、どれを試しても動かない。これはPC側ではなく、ADSLモデムの問題では? と思い、ADSLモデムの電源を入れ直してみるがやはり動かない。
 出勤時間も近づき、ったく、このクソマシンが……と悪態をつきつつ、別の場所に目をやった時、不具合の原因を見つけた。−−スイッチングハブであった。
 ADSLモデムの横に置かれているハブが、未接続ポートのランプまで煌々と輝かせてエラーを示していた。
 スイッチングハブは、ADSLを導入するまで個人で使ったことがなかったので、完全に盲点となっていたらしい。やはりトラブル時は総合的に原因を追究しないと、ということであろう。
 そんなかんなでなんとかメールチェックを済ませ、急ぎ駅へ向かうため自転車のサドルに腰を下ろし……と、サドルの上に何かが見えたような……鳥の糞であった。
 何ともついていない朝であった(^_^;)

2002/07/12

 スワンクリスタル(SC)は良い。
 所詮はワンダースワンカラー(WSC)のマイナーバージョンアップにすぎないだろうと言われればその通りなのだが、画像の影響力の大きいTVゲームでは、やはり画面が綺麗だということは力である。
 WSCでは、折角の美麗な画像も液晶の品質の低さによってその魅力を半減させられていたが、SCではそういったこともなく、TFT液晶のくっきりした画質で画像の元々の美しさを楽しむことができる。過去に発売されたゲームの中には、この液晶の改善によって再評価を受けるソフトも出てくるかもしれない。
 尤も、WSCと比べるとSCの画面はコントラストがきつく、色合いが全体的に濃く見えるきらいがあるので、慣れるまで少々違和感を感じさせられるソフトというものもいくつかあったりはするが。
 そういった意味では、WSCまでのWSにあったコントラスト調整ボリュームのような、画面の明るさを調整する機能もあれば良かったのかもしれない。
 殊にWizardryに関しては、コントラストを弱めにしたWSCの方が見やすいという意見も強く、Wizフリークとしては悩まされるところである。

2002/07/13

 この日は久々にLFTCGオリカ制作に日を費やした。
 今回制作したカードは『オリカ掲示板常連カード集第三集(仮題)』用のもので、題材として『フルーツバスケット』の花島咲を使用したものとなっている。
 従来は基本的にあずま絵準拠でオリカを作ってきた私であるが、製品版のVer.3.0でキャラカード=あずまきよひこ画というお約束が崩れたこともあり、今回は原作の絵柄のニュアンスを活かしつつ、自分なりのデフォルメ画にするという形でイラストを仕上げてみた。個人的にはまあまあうまくいったのではないかと思ってる。
 このカードの特殊能力であるが、原作に準拠して「本田透」を能力発動のトリガーとし、
透くんがいないと何もできない(しない)というものにしてみた。ちょいとばかし無茶な能力だとは思うが、Ver.3.0にはこれよりもはるかに無茶苦茶と思えるカードも多数存在しているようなので、まあ愛嬌と言える範囲であろう(笑)
 なお、現在「本田透」カードは存在していない(爆)
 いずれ制作してHP上にアップする予定ではあるが……ユフィとメイもあることであるし、いつになることやら(笑)

2002/07/20

 Tと富士急ハイランドまで出かけてきた。
 目的は勿論ガンダム・ザ・ライド。
 前回は体調がすぐれなかったため、4〜5回乗っただけ(+その他の乗り物10回ほど)で酔ってしまい、十分に楽しむことができなかったが、今回は体調も万全であることだし、飽きるまで乗り倒してやろう……と思っていたのだが、予想外のハプニングで2回しか乗れなかった(^_^;)
 そのハプニングとはTの体調不良、ぶっちゃけて言えば乗り物酔い(笑)
 元々、Tは他人の運転する車に乗るだけで酔うタイプであったが、それに加えて前夜良く寝れなかった(おまいは子供か……)ということで、ライドに一回乗っただけでダウン。
ちょっと回復して他の乗り物に乗ってまたダウン。また少し回復してライドに乗って三度ダウン。これで見事TKOが成立し、Tは退場となった(オ
 富士急ハイランドに着いた当初は、フジヤマに乗ろうとか、ドドンパにい乗りたいだとか言っていたTであったが、ガンダム・ザ・ライドで酔うようでは到底その手の横綱級コースターなどには乗れないことであろう。
 これで将来デートだとか家族サービスだとかできるのであろうかと、他人事ながらTのことが心配になってしまった(笑)

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