2001/12/29

 コミックマーケット61第一日目。
 最近はイベントに行く目的がよさげな同人誌を探しことではなく、知り合いへの挨拶周りに変わってきている。
 挨拶周りが目的なので、特に朝早く出かけることもなく、昼前に会場に着くように出発する。予想ではさほど待たずに入場できるだろうと思っていたのだが、開催日が土日と重なったことと、夏と違い、女性向けジャンルと男性向けジャンルとが混在して出展されていることもあってか、かなりの混雑であった。
 一時間ほど会場外で待ってから入場し、知り合いのオリカ関係のサークルを回る。この日は無電源系ゲームというジャンル分けがあることもあり、結構回るところがあった。

 一通り挨拶周りが済むと、どんかまちょさんのスペース付近でNECOの矢野さんやけーあいえすさんなどと閉会までだべる。途中、都々目さんも顔を出して話に加わっていたのだが、久方ぶりということもあってすっかり都々目さんのことを忘れていた矢野さんに、真顔で、誰でしたっけ? と聞かれ、困惑した表情をしていたのがちょっと面白かった(笑)
 その後は、明日の設営準備など、用事のある人達と別れてどんかまちょさんと会場付近にて夕食を取ることとする。
 大抵の店は満員で行列ができていたが、ひとつだけ席が空いていてゆっくりできるバイキングの店があったのでそこに腰を落ち着け、またーりと雑談。
 そこそこ疲れて家に帰ると新たな展開が……

2001/12/30

 コミックマーケット61第二日目。
 この日は何の因果か始発電車に乗って出かける。
 昨晩、「押井守ML」の都々目さんから電話があり、急遽、売り子を手伝うことになったためである。しかも、何か思うところでもあったのか、待ち合わせ時間は7:00。
 ビッグサイトに7:00となると本気で余裕がないので少々時間を遅らせることを提案するが、先方の返事は「多少、遅れても良いからできるだけ早く」ということで始発で出かけることになった。
 待ち合わせ場所への到着はきっかり7:00。
 しかし、都々目さんの姿はない。7:20になっても姿が見せないので、近場で公衆電話を探し連絡を取ったところ、こちらと入れ替わりで待ち合わせ場所に到着した模様。なんだかなあ。
 宅急便の荷物を探すのに時間がかかるかと思って早い時間に集まったらしいが、宅急便は一分と立たずに見つかり、サークルスペースの準備もすぐに終わり、時間が余る余る(^_^;)

 会場後は普段の小規模なイベントと違い、結構忙しくなる。押井守ファンというのは結構ニッチな市場だと思うが、さすがに全国からファンが集まるとなるとそれなりの人数になるということであろう。
 困ったのが釣り銭。新刊の価格が700円ということで、100円が次々に出ていく。しかも、最初に準備されていた量が少なかったこともあり、途中からはお客さんに、すいませんが、細かいのはありませんか、と頼んでお釣りをどうにか持たせ、次の売り子とバトンタッチする。

 その後はまたもや挨拶周り。
 東奔西走駆け回り、足が痛くなってきたので一休み、という感じでどうにか挨拶周りを終え、サークルスペースに帰還する。挨拶周りに出たのが11:30、戻ってきたのが2:30ということで、3時間近くうろついていたこととなる。
 その間、山ほどあった新刊、既刊の山はほとんどはけており、私が交代する前に売り切れてしまった。
 私が売り子をしていた時もそこそこ数は出ていたが、売り切れるようなペースではなかったので、昼前後に急激に販売ペースが上がったものと思われる。その時間、売り子をしていたあんずあめさんには本当にご苦労さまであった。

 売り物がなくなったということで、その後は完全にまったりモード。
 時々、都々目さんは? という客が来たが、私自身、朝から見かけていないのでそう答えておく。
 閉会後はあんずあめさんの体調が悪いということであったので、さくっと分かれて家に帰る。帰宅途中、電車内で暇つぶしにスパロボAなどプレイするものの、時折、瞼が落ちかける。
 さすがに疲れた二日間であった。

2001/12/31

 朝、目が覚めると9:00前であった。
 前日、22:00くらいには就寝しているので、11時間は寝たことになる。が、まだ眠い、ひどく眠い。
 昨日、一昨日のハードな行動を考えれば当然のことなのだが、一般人である両親にはそんな事情は分かるはずもなく、大掃除をしろとうるさいので、仕方なく、近所のスーパーで収納用ケースを購入し、適当に片づけをしていく。
 私の部屋の状況を知っている人には言わずもがなのことであるが、そのようなペースで、その程度の時間をかけただけで私の部屋が片づくわけもなく、夕方くらいまでに一段落させると、後は年賀CGの仕上げにかかる。
 23:00頃、約束通りにTが喜多院への二年参りへ誘いに来たのでTの車で出かけることとする。途中、Fを拾い、Tの親戚が経営する川越市内のカメラ店の駐車場に車を止め、徒歩で喜多院へと向かう。
 毎年のことではあるが、喜多院は人でいっぱいであった。
 お参りできるまで数時間かかりそうな勢いだったので、喜多院の敷地内にある、例年は空いている徳川家ゆかりの寺社の方に向かうがこちらまでいっぱい。
 やむを得ず、屋台で適当に食べ物を買い、成田山で甘酒を飲み、帰宅する。

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