●2000年11月30日● |
ガンパレ日記
四月二十八日
いきなり修羅場。
昼休みに萌がののみに突っかかったのだ。
ひた謝りに謝ることで速水は何とかその場を収めたが、ちょっと用をたして教室に戻ってくると今度はののみが萌に突っかかる。速水はほうほうの体でその場を逃げ出すしかなかった。
夜になって出撃。
三号機のパイロットの補充を忘れていたため、今回三号機は出撃せず。
士翼号の機動力は素晴らしいものであった。それまで乗っていた士魂号副座型とは天と地、シャアザクと量産型ザクほどの違いがある。
確かに壬生屋程度の腕ではこれは使いこなせない。
だが、油断は禁物。
機動性重視のセッティングをしたこともあり、敵の攻撃に打たれ弱くなっており、乱戦の中、かなりの被害を受けてしまった。調整不足で動きが鈍かったのも原因であろう。
とはいえ、小隊での撃破数17機の内、12機をしとめたのはなかなかの戦果。
敵幻獣の司令が、
「12機だと! 12機の幻獣がたった1輌の士翼号に…化け物か…」
といったかどうかは定かではない(笑)
なお、戦闘の結果はもちろん大勝である。
四月二十九日
朝から配置替えの嵐。
空席となった三号機パイロットの座に整備班を中心とした多くのものが立候補したようだ。次から次に5、6人の三号機パイロットが任命される。
速水は壬生屋を三号機パイロットに推挙しておいたのだが、刈谷の陰謀で壬生屋はスカウトにまわされる。
あまりに無茶な人事ばかりなので、速水は後始末に追われることとなった。
そして、またも争奪戦、今度は舞VSののみだ。
ののみの愛情評価がガンガン落ちていく。うぐぅ。
萌の喉の方はかなり悪い様だ。速水にまともに話し掛けることもできない(何故かこちらからの質問には答えられるが)様なので、筆談という手を勧める。
後に小隊一のドンファンである瀬戸口から聞いたところでは、原副委員長のグル一プにいじめられているのだという。心因性の症状ということか?
ともかくも瀬戸口が副委員長の一派は何とかするというので、こちらは言われた通り萌のケアに回ることにする。
瀬戸口、単なる女たらしでもないようだ。少し見直した。
昨夜の戦闘で士翼号の機体状況はかなり悪化している。しかも例の乱脈人事のおかげで整備班の手も足りない。
結果として速水はこの日八ンガ一で夜明かしすることとなった。
●2000年11月29日● |
上からのお達しもあって、幕張メッセで開かれているInternet World Japan 2000というイべントの見学に行く。
これといった目的はないが、やはり実際に目で見る形で情報収集をするのには大きな意味がある。
尤も、今回はコンテンツ系よりもビジネス系の色の強いイべントであったため、WORLD PC EXPOや、ゲームショ一と比べるとあまり参考になるようなものはなかった。
とりあえず、あちこちで説明のビデオを見、資料をもらいながら会場を歩く。一部のブ一スには外国人のスタッフしかいなかったので、説明を聞くのにも苦労する。
ヒアリングはともかく、話す方で困る。考えてみると、私は昔から英作文が苦手であった。
会場に置かれていた「ファンタシースターオンライン」などをプしイしている内に閉会時間となったので、当初の予定通りそのまま直帰する。
ガンパレ日記
四月二十六日
昨日の戦闘で、累積撃破数が150を超えたため、アルガナ勲章を授与される。
ここまでのクラスの勲章を授与されるとなると、仲間の反応も良いものばかりではない。中には面と向かって速水のことを”殺しのプロ”と呼ぶものまでいる。
ののみもアルガナ勲章を持っている速水と話そうとすると周りの人が怖い顔をすると嬉しがらぬ様子。
そんな中、この日も出撃。
敵の勢力が弱いこともあり、一気に揉みつぶす。
四月二十七日
朝一番に、三号機から一号機のパイロットへの配置替えの命令を受ける。
ただ突っ込んでやられるだけの壬生屋に、新型の士翼号はもったいないと考えた速水の陳情が上層部に受け入れられたらしい。
そもそも士翼号は速水のために舞が陳情して部隊に配備させたもの。ようやく正当なパイロットの元に戻ってきたという形だ。
朝から萌が話し掛けようとしてくるが、喉でも痛めたのか、話したいことが言葉にならない様子。軽くねぎらってその場を離れる。
昼休みに、ヨーコがののみに「ねこかみさま」の話をしているのに出くわす。
友達のベルトを首輪にして、赤い服を着た猫? どこかで見たことがある様な。
●2000年11月28日● |
E-700のDoCoMo版は、海外で発売されているEG-800という機種をべ一スにしたものにな るらしい。
いまだに正式なスペックは発表されていないが、DoCoMoらしく周辺機器の豊富についた機械になりそうだ。
あとは値段がこなれていれば、購入対象になるのだが。
ガンパレ日記
四月二十三日
昨日、提案しておいた通りに作戦会議が開かれる。
議題は、少し悩んだが生活環境の改善とする。
皆でわいわいと校舎の修理をした。
普段見られない仲間たちの一面をかいま見ることのできた一日であった。
四月二十四日
書くべきことは特になし。
なすべきことのみをなした1日であった。
四月二十五日
ののみとデート。
ボウリングとプールの券があったのに、なぜか図書館へ。
夜になって出撃。
現在の守備地域の敵兵力は弱まっているのか、あまり強い幻獣はいなかった。
いつもの様に、幅跳び前、防御、狙う、ミサイルで過半数を撃破。直後に敵の増援が現れたが、これもGアサルトで各個撃破。
三号機は若干の損傷を受けたものの、ほぼ完勝といっても良い形で戦闘を終える。
●2000年11月26日● |
山の手線にて面白いものを見た。
外から見ると車両の窓に貼られたポスターだが、中から見ると透き通って見えるという不思議な広告だ。
若干、普通の窓よりも暗く、縦に筋が見えるが、十分実用的に見えた。これからはこのような広告も増えていくのかもしれない。
さて、この日は都産貿にてイべントがあった。覚醒夜3という雫、痕のオンリ一イベントだ。
今回は売り子のぬえさんが同じ場所の別の階で開かれるブライトシーズンというイベントに参加するため、教官とAさんの三人で参加する事となった。
新作がないということもあってイベントはまったりと進む。
こちらの事を知ってか知らずか、私の以前作った(そして今回も頒布品として置いてある)東方不敗の力一ドの話をしている人が、少し離れたサークルスペースにいた。
こちらに気づいて話をしていたわけではなかった様だが、偶然とは面白いものである。
しばらくしてからうちのサ一クルまで来たので話してみたが、Gガンダムファンとしてはもっと強くても良かった気がすると言われる。やはりオリ力のバランス取りは難しい。
あと、今回はすれ違いの多い日でもあった。私がサ一クルスペースにいる時には教官こと都々目さとしさんの知り合いが、私が友人と食事に出た時にはオリカ掲示板の常連であるK2さんが挨拶に見えた。
まあ、たまにはこんなこともある。
イベントが終わると体調の悪さを理由に家へと引き上げる事にする。
引き上げの前に知り合いの他のサークルの人達や、手伝いをしてくれたAさんとガンパレ談議ができたのは良かった。やはりロコミでじわじわとガンパレ人気は高まっていると見える。
冬コミが楽しみである。
しかし、やはりPalmよりも私にはこちら(PocketPC)の方が性に合っているようだ。
ひらがな入力のおかげで、文章を書くのに必要とされる時問が段違い。
認識精度もかなり高く、適当に書いても高い確率で文字認識をしてくれる。
会社から借りるのではなく、自分でも欲しくなってきてしまった。
今度、DoCoMoから、カシオペアE‐700をべ一スにしたモバイル機が出るという話もあるし、購入を検討してみるか。
ガンパレ日記
四月二十日、二十一日
交換した予備機を一日かけて調整する。
珍しく特にこれといったことも起こらない日であった。
四月二十二日
放課後、少し機体の整備をしたところで出撃。
久方ぶりに楽な戦闘であった。
敵の大半が中堅クラスの幻獣であったため、幅跳び、防御、狙う、ミサイルで敵の過半数をしとめ、追撃戦で残りも撃破。大勝利を得る。
●2000年11月25日● |
ガンパレ日記
四月十六日
日中はルーティンワークに終始する。
自己の訓練と機体の調整だ。
夜になってまた出撃。今回は敵の勢力が弱まっている事もあり、突撃からのミサイル攻撃で打撃を与える事にする。
こちらの受けたダメージも大きかったが、相手のダメージも大きかったようだ。
特に撤退戦に移った後、補給部隊と合流して装備の変更をし、砲撃戦で敵の戦力を削ったのは良い判断であった。
当然、評価自体は大勝利。撤退しているので発言力が入らないのが残念だが。
四月十七日
三号機の被害甚大とみた整備班が早々に故障機と予備機を交換した。
部分的に故障はしていたものの、総合的には新品よりも性能の高い所があったので惜しい気もしたが、まあ、実際に修理する整備班の決定だからいたしかたあるまい。
次の出撃に備えて、この日は機体の調整に専念する。
気がつくともう夜明けになっていた完徹である。
部隊のマスコットであるデブ猫のブータが、仲間を集めて朝日の昇るのを眺める様を見る。妙に神々しい雰囲気ではあった。
四月十八日
日曜を利用して、機体の調整に、訓練にと励む。
夜になって出撃命令。
最近の戦闘の中では比較的楽な戦闘となった。何しろスキュラとミノタウロス以外の幻獣の方が多かったのだ。敵の増援も現れたが、皆が必死に奮戦したおかげで敵は潰走し、久しぶりに勝利を得る事ができた。
●2000年11月24日● |
ガンパレ日記
四月十二日
前日の戦闘の傷もいえぬまま、この日も戦闘があった。
敵の部隊編制は前日よりも楽な編制になっているものの、こちらも壬生屋の一号機を欠いた形となっているため、状況が良くなったとは言えない。
この日は無理な突撃を避け、遠距離から砲戦で敵の戦力を削るのに狙いを絞る。
数的には不利なので、撤退命令が出るのは確実と思えたためだ。
予想通り、しばらく戦闘した後で撤退命令が出る。速水は後退するメンバーを援護しつつ、敵を確実に屠っていく。
結果としては撤退こそしたものの、こちらの被害は0、相手の被害は甚大という事で、大勝利と判断された。
四月十三〜十四日
珍しく小康状態が続く。
その間に速水は整備士達に工具箱を配ったり、歩兵用の新装備を陳情したり、自己の鍛練をしたりしながら過ごした。
舞から芝村の秘密の一端を聞かされる。
人類が種として作り出すという決戦存在「ヒーロー」の話だ。芝村は、彼らの一族のそばに現れるというその存在を待っているのだという。そして、幻獣の側にも、人間の「ヒーロー」に相当する「竜」がいるという。
その口ぶりからすると、あるいは舞は速水の事をヒーローだと考えているのだろうか? それ以外で面白かったのはののみのストーカー行為(笑)
プレハブ校舎二階で出会い頭に二人きりになり、「Hな雰囲気」となるが、仕事があるので裏庭の作業場へと向かう。
と、一階に降りたら何故かそこにののみが。
駆け抜けてプレハブ校舎前に出るとそこにもののみが(笑)
そのまま裏庭に行くとまたののみが(爆)
ののみ、いつの間にテレポートを覚えた?(笑)
四月十五日
放課後になると同時に出撃命令が出た。
今回も戦力的には圧倒的な大部隊が相手。
この戦闘では、速水は脇役に徹する事とした。敵の只中に飛び込み、敵幻獣の注意を三号機に引き付け、その間に味方に敵の戦力を削ってもらうという方法だ。 これはなかなかうまく行った。
頃合いを見て、全方位ミサイルで攻撃を仕掛け、味方に弱った敵の止めをさしてもらいつつ、ある程度数が減ったらこちらも射撃戦に入る。
他地区からの敵増援が到着したために結果としては撤退となったが、敵部隊には甚大な被害を与える事に成功した。
学校に戻ってくると、どういうわけか、整備士の女の子達に速水がもみくちゃにされてしまう。好意を示されているのか、単におもちゃにされているのか、ふりふりエプロンなど着せられた事から考えると後者のような気がする。
●2000年11月23日● |
ガンパレ日記
四月十一日
この日、速水は何度も悪夢を見た。
スキュラ、ミノタウロスといった最強クラスの幻獣達の大部隊に、速水の所属する5121戦車小隊が壊滅的な打撃を受ける夢だ。何度も繰り返される夢の中で、来須が、舞が、そして自分までが戦死してしまう。ひどい夢だった。
そんな悪夢を見た割には、この日は良い形で始まった。
舞が速水のために陳情していた新型機「士翼号」が届いたのだ。この機体なら自動で戦闘もできる、パイロットは機のサポートに回るのだ、と教官達が話しているのを聞いた。
何となくビルバインに乗り換えたばかりのショウ・ザマのような気分になる。機体だけで強いなら、パイロットに意味はあるのか? これは早速試してみるしかあるまい。
と考えたが、壬生屋の機体の修理の目処がついていない事もあり、一時的に壬生屋に士 翼号を貸す事にした。ちょっと残念。
気にかかる事が多かったため、この日のののみとのデートはキャンセル。機体の調整と訓練に全力を注いだ。
夜になって出撃命令、悪夢が現実に。
スキュラとミノタウロスのみで編成された幻獣の大部隊に、5121戦車小隊のみで戦闘を挑む事になったのだ。
ざっと見た感じの戦力比は10:1といった所であろうか。
自分が司令官ならとっとと退却命令を出しているものを、と速水は思ったが、いかに万翼長といっても指揮権は持っておらず、やむなく命令に従い決死の突撃を敢行する。
速水の士翼号を借りて出撃した壬生屋は、と見ると、相も変わらず実力もないのに敵に接近戦を挑んでいる。しかも士翼号のパワーに振り回されて、敵の十字砲火を最も受ける位置に飛び込んでしまっている。この大馬鹿娘!!
結局、戦闘は大敗に終わった。
士翼号は初陣で破壊された。
夢とは違い、辛うじて戦死者は出さずに済んだものの、5121戦車小隊は初の敗北を喫したのだった。
●2000年11月22日● |
ガンパレ日記
四月八日
ののみと舞は相変わらずやきもちを焼いている。
とはいえ、それでいながら競うように二人して速水のために装備を陳情している所をみると完全に愛想を尽かされたというわけでもないようだ。
ぼややんな性格のせいか、うまい謝り方を知らない速水は、生まれつきの不運で苦労している田辺に頼んで謝罪の極意を伝授してもらった。おかげでののみも舞もようやく機嫌を直してくれた。ほっ。
放課後になった途端、昨日に続き出撃がかかる。
大物はスキュラ二体。
二本のジャイアントバズーカでうまく狙撃すれば楽勝、と思いきや、いきなり最初の狙撃を外してしまう。しかも装備変更で増加装甲を二つもつけていたため、機動力が鈍り、思うように戦闘を進められない。
何とか全方位ミサイルの斉射で局面を打開する事はできたものの、一人突出した壬生屋の機体はボロボロ。痛い戦闘となった。
四月九日
朝教室に行くと「整備状況悪化のため、各人は急ぎ自分の部署に向かう事」と黒板に記されていた。
早速、整備上で壬生屋の機体の調整にかかる。そこそこ修理はできたがまだ完全とは言えない。まあ、後は本人に直してもらおうと思い、適当に切り上げる。
四月十日
一日に3個もの勲章をもらった。
敵撃破数75体突破を記念する黄金剣突撃勲章と日頃の成果に与えられる生徒会連合特別徽章、そして遅刻の多さを記念する極楽トンボ章だ。
先の二つはともかく、極楽トンボ章は納得が行かないものであった。
今まで無遅刻を通して来ただけに、おそらくは昨日の休講がカウントされたのだろうが、上からの指示に従って仕事に励んで何故文句を云われなくてはならないのか、理不尽な話である。
しかも、そんな羽目になる原因を作った壬生屋は、したり顔で遅刻はいけない、などと不機嫌そうに文句を言ってくる。腹立ち紛れに、仕事はどうした、と聞いたら焦った様子で今は仕事の時間ではない、などと誤魔化す。困った奴だ。
●2000年11月21日● |
今日もこりずにCLIEを使って日記を書いてみる。
今度は手書き入力ソフ卜の体験版を利用。楽ぺンというソフトで、少しは入力が楽になっている。とはいえ、キーボードとは当然比べものにならないし、認識の夕イムラグも結構気になる。あるいはgraffitiの方が実用的かもしれない。
パッケージ版palmOS用のATOKの手書き入力を試せると良いのだが。
結局、元のスタイルに戻すことにする。
平日には書くことも少ないので、作家の矢野徹氏のウィザードリィ日記にあやかって、ガンパレ日記でも書いてみようと思う。さすがに一人称ははずいので三人称で。
午前中の授業が終わり、昼休みになったときに事件は起きた。
舞がののみに速水を巡る争奪戦を仕掛けてきたのだ。舞の剣幕におびえ、速水の陰に隠れるののみ。ばの雰囲気を和らげようと、くだらないギャグをとばしてみた速水であったが、状況は悪化する一方。
嫉妬に狂った二人に生活態度や男女関係について非難されるやら、舞に死ぬほど頬をつねられるやら散々な目に。
放課後、へろへろになった速水に先任下士官の若宮が話しかけてきた。
勤務時間外ということもあってか、いつになくフランクな調子の若宮は速水をねぎらうかのように、うちの女たちは癖が強いから、と苦笑し、速水に強引にはっぴを着せて、原副委員長ファンクラブを作ろうと煽りたてる。
いささか風変わりではあったが、若宮なりに速水を気遣ってくれたのであろう。
そうこうしていると校内に警報が鳴り響いた。出撃だ。
プライドの高い舞のこと、戦場にプライベートのことは持ち込まないが、それでもガンナーシートからピリピリした気配がひしひしと伝わってくる。
三号機のそんな雰囲気を感じ取ったのか、若宮が機外から、戦争が終わったら二人でビル清掃の会社でもしようと、ねぎらい(?)の声をかけてくる。本当に良い奴だ。
若宮の気遣いと、ガンナーシートから伝わってくる舞のプレッシャーに押されてか、この日の速水の戦果には目を見張るものがあった。
小隊単位での撃破数の半数、敵主力の大半を含む敵幻獣を撃破したのだ。
尤も、それで人間関係が改善されるわけではないが(笑)
●2000年11月20日● |
今回の日記は趣向を変えて、palmで書いてみることにする。
会社からソニーのCLIEなる機械を評価用に借りだしてきたためだ。
ペン入力には慣れぬということもあり、打ち込みの速度はまだまだ遅い。かな、ローマ字、graffitiなどを色々と試しているが、どれもしっくりとは来ない。
敢えて選ぶならキーボードでのローマ字入力とgraffitiの併用がまだマシな部類といったところであろうか。
カラー液晶が見づらいというのも問題点の一つ。
これはこの機種固有の問題点ではあろうが、半反射型液晶というものは見づらい。しばらく使っているとかなり目が疲れてくる。アクションゲームなどの類に関してはほぼ絶望的なほどに視認性が悪い。
うん、借り物で良かった(笑)
それはさておき、日曜日の話である。
この日は友人Tに貸すものがあったため、Tの家に行く。ついでに「ガンパレード・マーチ」の布教をしてきたのはいうまでもない(笑)
Hなシーンのないギャルゲーなんて、と東鳩すらプレイしなかったTに三時間以上もプレイをさせたというだけでもガンパレの魅力と魔力とが分かろうというものである。
今日のガンパレ日記。
速水君は今日も恋に戦闘にと頑張っている。
自分自身も、士魂も順調に成長中。初対戦の敵幻獣最強ユニット、スキュラを一気に四機も倒すという大戦果もあげる。
信念故に孤立する舞に味方したが故に、昔からのパイロット仲間に、邪悪な気配が漂っている。分をわきまえろとか何だその自信たっぷりの目はとか言われたのは心外であったが。
心外と言えば、ののみとのデートと舞主催の仲間うちでの外出が重なったら、何故か壬生屋とのデートに。会議で否決され続ける壬生屋の士魂の機種変更に一貫して賛成し続けたのを恩に感じたのか?(笑)
と、これだけの分を書くのに帰りの通勤時間(一時間半近く)をかけてしまった。
文章を書く効率としてはひどく悪いと言わざるを得ない。
なお、突発的に始まったガンパレ日記に関しては、ガンパレの知識のある事を前提としてで(固有名詞の説明などはなしで)書いていく事にする。
興味のない人は読み飛ばす事。
●2000年11月18日● |
友人Yに薦められて、久方ぶりにPS用ソフトを購入した。
タイトルは『ガンパレード・マーチ』。
Y曰く、「マクロな世界観はエヴァンゲリオン、ミクロな世界観は特車二課」との事だったが、まさしくそういった感じの雰囲気のゲームのようである。
このゲームの最大の特徴は自由度の高さ。
私もまだ序盤までしかプレイしていないので何とも言えない部分はあるが、このゲームの自由度の高さは下手なGMのマスタリングするTRPGよりも高いかもしれない。その辺りの詳細に関しては、実際に公式のHPに行けば分かるかと思う。
システム上のもうひとつの要であるシミュレーション部分も良くできている。
おそらくガサラキ辺りの影響であろうが、兵装的に既存の兵器に劣るはずの人型兵器の戦術的な優位さを最大限に見せる良く練り上げられたシステムを使用している。その分、少々マニアックになっている部分もあるが、逆を言えばはまればこれほどはまるゲームもないだろうとは言える。
大規模な宣伝もなく、初期出荷本数もごく少数だったというこのソフトが、口コミを中心に段々と人気が出てきているというのも納得の行く出来である。
かなり革新的なソフトであるため、従来の決まった筋道を進むだけのゲームに慣れてしまった人には辛いかもしれないが、TRPG好きで、ギャルゲーが好きで、ロボット物が好きで、自分だけの物語を体験するのが好きだという人ならば、やって損はない――というか、やらないと損なゲームだ。
ちなみに私の「速水厚志(このゲームのファーストプレイ時の主人公)」は、順調に戦車兵としての経験を積んでいる所。
初陣も無事に終了し、恋人の「東原ののみ」と二人きりになるとエッチな雰囲気になってしまうという健全な学兵生活を送っている(笑)
●2000年11月14日● |
「若い人は立ってください」
通勤ラッシュの山手線の車内に年配の男性の声が響いた。
見ると、丁度、健康そうな顔色の20代くらいの女性がシルバーシートから立ち上がったところであった。
なかなかに痛快な事件である。
私も以前、足の骨にひびを入れて、ギブス着用の足で通勤したことがあるのだが、シルバーシートの目前に立っていてもついぞ席を譲られたためしがなかった。
大抵の場合、私が足をひきずって近づくと、途端に席にいた人達は寝たふりを始める。座っているのが若い人間だった場合は、100%寝たふりをするといっても良い。一回だけ親切なおばさんに席を譲ってもらったことがあったが、その一回を除くと一月近いギブス着用時に席を譲られたことはなかった。
そう意味では恥知らずにもシルバーシートを占領している健康な若者が追い払われるのは非常に良い事であるといえる。
ちなみに先の女性は次の駅で人目を避けながら降車して行った。
●2000年11月13日● |
新型ノートのセットアップはまだ終了していない。
色々とプライベートが忙しいということもあるが、それ以前に必要なハードが揃っていないということもある。
MF5にはコネクタボックスというシリアルコネクタなどを拡張する専用の周辺機器があるのだが、これがまだ届かないのだ。TAとの接続の問題もあるため、それがないとインターネットに接続ができず、それがセットアップを遅らせる原因となっている。
そんなわけでこの日は会社からの帰り際にコネクタボックスを注文したヨドバシカメラに寄ってみることにする。
レジにいってその旨を尋ねてみると、しばらくレジで検索をした後、とうの昔にコネクタボックスが届いていたことが判明する。まことにすいません、と店員が謝ってはいたが、杜撰な顧客管理に不審感を受けざるをえなかった。
●2000年11月12日● |
オリジナルカード掲示板常連カード集用のイラストを作成する。
他にもいくつかやった事もあるが、この週末のほとんどの時間はこれに費やされた。
最近は週末となると同人の作業をするか、体調を戻すために横になっている気がする……温水プールやアイマックスシアターにも行きたいのだが、行く暇がないのが最近の悩みである。
●2000年11月3日● |
この日は自宅近郊の入間基地の航空祭であった。
しかし、天候はあいにくの雨。しかも先日の事故の影響でブルーインパルスも飛ばないとあっては今ひとつ求心力にかける。
結局、この日は青砥からきた友さんとハーレムマスターというカードゲームの試しプレイをすることにする。
ハーレムマスターはアリスソフトのゲームを元ネタとしたゲームだが、今ひとつ、リーフファイトをした時ほどには引き付けられるものがない。このゲームは特に買うこともないだろう。