●2000年8月31日●

 仕事の都合で普段より遅めの電車で帰る途中、渋谷にて目の前にひょいと高下駄が現れるのを見た。――と思ったら、それは化けもの(私はガングロねーちゃんの事を嫌悪感を込めてこう呼んでいる)の履いている厚底靴であった。ばっかじゃなかろうかしらん。
 CAPCOMvsSNKは対戦で少し勝ちが拾える様になって来た。
 連続技が使えずとも、一撃、一撃のダメージが大きいため、ガードを固めて相手の隙を狙っていけば何とかなるのだ。ここら辺ガスト2ライクなシステムの良い所である。

●2000年8月30日●

 前々から書こうと思っていたネタ。
 家から駅に向かう途中にある彫刻の庭ギャラリー(といってもただの民家とどこか違うのか全く分からない、看板だけの場所であるが)の前庭に鶏が二羽うろついていた。

庭には二羽鶏がいる!

 いや、ただそれだけなのだが(笑)
 ちなみにこの日もまた通勤途中に文章打ち。

●2000年8月29日●

 この日も通勤電車の中で文章打ち。
 何でこう忙しいのやら。
 会社の近くのゲーセンに「CAPCOMvsSNK」が先行入荷されているのを見つける。プレイ感覚がスト2などの昔の格闘ゲームに近い事が私のフィーリングに合う。
 リュウには真昇竜拳が搭載されているし、レシオ制(各キャラに1〜3の強さのランクがつけられており、ゲームを始める時にそのランクの合計が4になる様にチーム編成をするシステム)の導入のおかげでボス級のキャラがバランス調整のために弱くなっているというような事がないのも私好み。
 尤も、このレシオ制のためにギース(レシオ3)&テリー(レシオ2)といった組み合わせができなくなっているのは残念であるが。

●2000年8月28日●

 平日に特にこれといった事が起こるものではない。
 この日も同様、普段と違う所といえば、この日記も含めてHPをいじる暇が無いので、通勤の行き帰りにモバイルギアで文章打ちをしていた事程度である。

●2000年8月27日●

 この日は、まじかるパーティーという同人誌即売会があった。
 私の属している野良犬の塒もこのイベントに参加する事になっていたため、普段よりも早く目を覚まし、会場である都立産業貿易会館(通称、都産貿)へと向かう。
 都産貿のあるJR浜松町駅に到着したのは8時50分。教官との待ち合わせの定刻ぎりぎりである。普段、時間に余裕をもって動く私にしては珍しい事である。
 夏も盛りを過ぎたはずであるが、まだまだ暑い。サークル入場の開始を待つ間にもじりじりと汗が流れ出る。都産貿に入った時の実に涼しかった事!
 今回は売り子を担当しているぬえさんが休みであったが、ブースの設営は普段以上に素早く片付いた。都産貿の机が広いのもあるが、サークルとしての経験値自体が上がっているのかもしれない。
 尤も、個人として言えば結構大きな失敗をしていた。このイベントでオリカ掲示板で親しくして頂いているこみやまんたろうさんのオリカを扱うつもりであったのだが、このイベントの合否の連絡が遅かった事と、夏コミ以降のどたばたした状況からすっかり連絡を忘れていたのだ。次からは気をつけないと。
 会場までの間、モバイルギアを持ち出してこの日記の前の部分を書く。丁度、旅行二日目辺りの所だ。最近はなんやかんやと時間が取れず、こんな所で日記を書く羽目になる。
 今回の出展はなかなか盛況であった。いくつかのイベントに参加して来たが、少なくとも平均よりは多く頒布品がはけた感じである。
 また、このイベントは久しく会わなかった人達と会う事の多かったイベントでもあった。以前、勤めていた会社で親しくしていた上司と同僚、やはり以前、野良犬のねぐらの売り子を手伝ってもらっていた事のある活字雨さんなどと再会する事になったのだ。
 久方振りの再会という事もあって、彼らとのつもる話も多く、売り子の方はおざなりになってしまったが、既にイベントも山を越えていたので問題は特になかった。
 オリカ掲示板や、メールでしか付き合いのなかった竜騎士07さんと会えたのも収穫の一つであった。竜騎士07さんは予想以上に物腰の丁寧な快活な好青年で営業職がさぞ似合うであろうと思わせる人柄であった(実際、以前営業職をしていた事があるとか)。
 ともあれ、時計も15時を指し、色々な出会いのあったまじかるパーティーも終幕した。唯一の心残りといえば、会場内でアトラクションとして行われた、ホットケーキ早食い大会(このイベントの名称の基である、まじかるアンティークというゲームの中に、ヒロインのスフィーが好物のホットケーキを大食いするというエピソードがあるのだ)が見れなかったという事だけである。
 閉会後、教官達は他サークルの人達と打ち上げに行くとの事であったが、私はここしばらくの疲れが溜まっていたため、先に引き上げる事にする。
 ……するつもりであった。が、なんやかんやで活字雨さんと品川のアンナミラーズを皮切りに新宿の虎のあなまで共にうろつく事になる。歩きながら話していた話題は、ジオンの系譜やSF大会の事。色々と面白い話が聞けたので、疲れはしたが悪い選択ではなかったと思う。

●2000年8月23日●

 旅行の最終日。
 さすがに遠くまで来ていたため、この日は特に敢行の予定も入れずにひたすらに引き上げるだけの予定とする。
 朝食はバイキング形式であった。私は昼の分も浮かせようとばかりに元気にもりもりと食べる。美味美味。
 この日の最初の目的地は盛岡。そこから東北道に乗って南下しようというのである。
 昼食は盛岡名物の冷麺とする。
 適当な店に入り、皆で冷麺を注文する。尤も私は朝十分に食べていたのでハーフサイズにしたが。各人の感想はまちまちで、私はさっぱりしていて悪くはないと思ったが、人によっては悪くはないが無理に食べようとは思わないという意見もあり、しごく気に入ったという意見もありでまさに十人十色であった。
 ここでここ数日しばしばあったように友人Mから電話が入り、土産として盛岡駅の地下街で売っている、ぴょんぴょん亭の冷麺なるものを買って来て欲しいという依頼を受ける。
 盛岡駅までは昼食を取った店から片道10分程。
 皆しててこてこ歩き、北上川を渡って何事もなく駅へ到着する。地下街ではMへの土産以外にも皆それなりに土産を買っていた様だが、私自身は家への土産として、T推薦の(国民休暇村宮古でもお茶うけとして出ていた)カモメの卵なるお菓子を既に買っていたため、ここでは特に買い物はしなかった。
 盛岡を出ると後はひたすらに東北道を南下するのみ。
 途中、所々のSAで休憩を取りながら南下を続ける。夕暮れ頃になると、さすがに旅の疲れが出てか、助手席でうとっとしてしまう事がある。そんなわずか一呼吸程度の瞬間的な睡眠でも夢を見るものらしく、断片的な夢を何個も見た。内容は定かには覚えていないが。
 そうこうする内にMよりまた連絡が入り、帰りがけに夕食を共にしようという話が来る。
 取り敢えず、それを受けた我々であったが、皆疲れていた事もあり、その際にその後に取る行動について十分な話合いをしなかったため、またアクシデントに巻込まれる事になる。
 最初のアクシデントは高速でのわずか数キロの渋滞を避けて一般道に降りた事から始った。そのまま高速に乗っていればわずか10分ほどで渋滞を抜けられたはずなのだが、一般道に降りたがために一時間以上も渋滞に巻込まれる事になったのだ。
 私自身は高速で渋滞を10分で抜けられるという表示を見た時に、その程度なら高速に乗っていた方が良いのでは、と考えたのだが、何しろ私は車に乗らない人間なので、道路事情にも疎く、他の車に乗り付けている人間が一般道を選ぶのだからそちらの方が早いのだろうと考え(ついでを言えば道路事情に疎い自分の意見など通らないだろうと思い)、何も言わなかったのだ。
 その結果、猫を避けて虎に出会ったような結果になってしまったのだが、まあ、これはどうしようもなかった事であろう。
 次のアクシデントとしては連絡の不徹底から二台のコンビネーションが崩れた事がある。Mとの会合場所や行動方針などがどうなったかの連絡がまるでなかったため、Tと私とはどう動くべきが判断にさんざ迷わされたのだ。Tもうろ覚えだと言っていた、一般道に降りた所から川越への道が使えてMを川越に待たせていれば、大渋滞をうまく抜けられて大分早く合流できたらしいのだが。
 やはりガッチャマンを見ても分かる通り(謎)、横の連絡は大事だという事である。
 ともあれ、何とかMと合流した我々は、しばしの間、Mと歓談をし、疲れもあったため普段よりもかなり早く話を切り上げて解散する事となった。
 ちなみに私とTは旅行に行った他のメンバーと異なり翌日出勤であったため、何をおいてもさっさと家に帰りたく、早めにお開きになったのは本当にありがたい事であった。
 家に帰ると文字通りバタンキュー、風呂にも入らず爆睡した。
 ほとんどペーパードライバーであるため、全く運転はしなかった私だが、それでもかなり疲れていたらしい。
 親の話では普段はまるでかかないいびきまでかいて、絵に描いたような爆睡をしていたとの事だ。

●2000年8月22日●

 この日は黒湯温泉を出て竜泉洞という鍾乳洞へと向かう。
 Tいわく、「四国を縦断する距離」を移動して竜泉洞についた我々は、早速、鍾乳洞見物と洒落込む事にする。
 入り口の案内図を見ていると、中に月宮殿という場所があることが分かる。後ろを向くと、名物なのかあゆの塩焼きの看板が。
 勿論、口から出たのは「うぐぅ」の一声である(笑)
 鍾乳洞の内部は実に涼しくて良かった。入り口の辺りで15度程、奥の方になると9度まで下がった。洞内部の眺望もなかなかのもので、青くライトアップされた地底湖は実に神秘的であった。
 尤も、歩きながらする会話はかなり世俗的な感じで、Fはしきりに寒い寒いと連発するし、その他の人間は、こう狭いとハルバードとかが使えないとかTRPGネタを話していた(笑)
 鍾乳洞見物を済ませた我々は、竜泉洞に隣接した食堂で昼食を済ませ、この日の宿探しと、今後の行動計画の立案をする事にした。幸い、最初に部屋の空き状況を確認した国民休暇村宮古で部屋が取れたため、そちらに向かう事にする。
 途中、人工湖ででもあるのか、妙に人工的な景観が目につく。山々にも計画的に植樹された列になったような木々が生えており、日本の光景とは思えない雰囲気であった。まあ、それはそれで良かったが。
 浄土ヶ浜についたところで一旦休憩。観光船の待ち合い所を兼ねた展望台からぼうっと海を眺めて過ごす。
 TとKが海産物を食べたいとか言っていたので、展望台の一回下の売店でほたてかえびの焼いたのでも食べるのかと思っていたが、実際に食べていたのはソフトクリームであった。面白い連中である。
 浄土ヶ浜を離れると、宿のある宮古はすぐそこ。
 町中でちょっと迷ったものの大過なくこの日の宿である国民休暇村宮古へと着いた。
 最近の国民宿舎の例に漏れず、国民休暇村宮古も小綺麗な、現代的な建物であった。通された部屋は八畳の和室であったが、スペース的には5人でも十分なものでゆっくり休む事ができた。
 夕食は宿と連絡を取ったFが独断で決めた牛ステーキコースであった。
 ここ数日、魚と山菜ばかりであった上、昼食の席で私とYがジンギスカン定食を目の前で食べていた事から肉を食べたいという気持ちが膨らんだのであろう。
 折角の海辺なのだから新鮮な魚介類が食べたいと主張していたTには不満があった様だが、別会計で飛魚の刺し身を取った事や、牛ステーキコースの内容がなかなかのものであった事から取り合えず機嫌を直した様だ。
 この日もまたKとFはゲームをプレイしていた。
 昨日に引き続いて「果てしなく〜」をプレイするとの同時に、私の持って来たノートパソコンで、最近Windows版が発売された「ビ・ヨンド」をプレイしていたのだ。
 ちなみに私は時折プレイの様子をみたり、布団に寝転がったりしてまったりと過していた。
 なお、この日、Tが城(しろ)マニアなだけではなく、風呂(ふろ)マニアである事も判明した。
 黒湯温泉で6回、この宿でもことある毎に風呂に入ったためである。その偉業を賞して我々はTに、「ろ」マニアの称号を与えることにした(笑)
 なお、他に何の「ろ」のマニアであるのかという事に関しては、エロであるとか、ウロであるとか、泥であるとか、ネロであるとか、果てはゲロであるという説まで出た。
 とはいえ、結局の所、真実は他人のみぞ知るである(笑)<本人に決定権はないらしい。

●2000年8月21日●

 友人K、T、F、Yと共に東北方面に旅行に出かける。
 TのランエボIVとYのインプレッサ二台の車での遠征。
 20日の23時にKの家の前に集まり、Fの家の近くでFを拾い、東北自動車道へ。真っ暗なので景色が見えずしごくつまらない(笑)
 取り敢えず、高速の楽しみの一つ、SAの名物スナック探しをする。しかし、さしたものは見つからずうぐぅである。
 ともあれ、この間にまず弘前に向かい、そこから本日の宿に向けて南下するという方向で動く事が決まる。
 しかし、朝方、弘前へ向かう高速道で事故があったという情報が入り、早速、予定は変更。一度、高速を降りて、先に十和田湖に向かう事になる。
 朝食は道すがら適当な土産物件食堂でとることとなった。しかし、山の中のこと、山菜(Fいわく「草」)の食べられないFは生卵とご飯だけに700円支払ったことになる(笑)
 十和田湖に向かった所でまたアクシデント。Yを「はん」の呪いが襲ったのだ(笑)。朝食の際の話合いで、合流点を十和田湖畔の少女の像に決めてあったのだが、Yは前日からの運転の疲れがあってか、なんとかはんで合流と勘違いしており、十和田湖を見下ろす展望台に向かってしまったのだ。結局、「はん」とは何だったのか、諸説紛紛であったが、取り敢えず、オゴタイ・ハンでもアリアハンでもなかったようだ(笑)
 十和田湖の景観はなかなかに大したもの。
 以前、中学の修学旅行で訪れた時は、あいにくの曇天であったため、灰色の湖でしかなかったが、今回展望台から見た景色は、遠く緑にけぶる山々と、多彩な青が複雑に入り交じった湖面とが調和してえもいわれぬ美しさをかもし出していた。
 次に向かったのは追良瀬渓谷。
 十和田湖に魚が棲んでいなかった原因される銚子の滝を見た後は、追良瀬の山道を爆走。うーん、普通の旅行者と違う(笑)<普通はのんびり車を走らせて景色を愉しむ。
 弘前着は昼過ぎ。
 ばてていたはずのTが城を見た途端元気になる。さすがは城マニア。
 私はといえば、天守閣でコミュニケーションノートを見掛けたので、足跡を残す事にする。
 一言「うぐぅ」と。
 FとYいわく、誰でも書きそうなネタだから誰が書いたか判らないとのこと。「あうー」も書いておけば良かったか(違)
 高速で昼食をとった後に、本日の宿である乳頭温泉の黒湯温泉という宿を目指す。
 途中、田沢湖により眺望を満喫する。白い砂浜に日差しが反射してまぶしい……って、何故砂浜?(笑) 私はボートにでも乗りたいと思ったのだが、皆、既にグロッキーになっていたため、同乗者がおらず断念。
 そこからは直行で黒湯温泉を目指す。宿へと向かう間道で光ケーブルの敷設工事が行われている辺りに時代の流れを感じる。何しろ、向かう先は数年前まで電気も通っていなかった湯治場なのだから。
 黒湯温泉はなかなかに風情のある場所であった。
 旧館というべき建物は、木造のかなりの年代もの。私達が泊まった建物は新しい様子で比較的綺麗であった(最近建て直された父方の実家を思い出させる)。が、そちらにもテレビも電話も冷房もコンセントもない。
 私は電源を必要としない娯楽を中心に持って来ていたので問題はさほどなかったが、Yはノートパソコン2台だったので少々苦労した模様である(結局、玄関脇のコンセントから部屋に電源を持ちこんだ)。
 夕食が済むと私を除く面々は夕食後の軽い睡眠モードに入った。
 私は特に眠くもなかったので、その日使う予定のLFTCGのデッキ調整を住ませた後、軽く一風呂浴びることにした。最初は内風呂を使ったが、大きめの窓から夜闇が覗けてなかなか良い心持であった。
 汗を流して部屋に戻ると、「ハン」の呪いか、またアクシデントが待ち受けていた。部屋の明かりにつられた羽虫が窓の隙間から部屋に大量に侵入していたのだ。
 どたんばたんと虫を退治していると、まずYが目を覚まし、次にTが目を覚ました。
 ぼうっとしているだけで役に立たないTを放っておいて、Yと二人で虫退治にはげむ。結局、宿の主人にキンチョールを借り、科学戦で窓に取り付いた羽虫を全滅させ、窓をしっかり締め切る事によって事無きを得た。
 その後はKとのLFTCG勝負で二戦二敗したとか、KとFがYのノートパソコンにインストールされていた「果てしなく青い空の下で」のせいで翌日の午前まで寝られなかったというくらいで、特に話題となることもなく一日が終った。

●2000年8月20日●

 友人との旅行の一日目。
 と言っても夜中に出発するので一日目になると言うだけで、実際には夜まで家でゆっくりと過ごす。
 その間、9月2日に予定されている、竜騎士07さん主催のオリカ使用可大会の商品用カードの原画を描いていた。他にも色々予定が入っているため、週末はしばらく忙しそうだ。

●2000年8月19日●

 この日は一日中まったりと過ごす。
 さすがに疲れが溜まっている……。

●2000年8月18日●

 久しぶりに里帰り(といっても住んでいるのはわずか4駅先)した兄を迎えて、所沢の獅子に夕食を食べに出掛ける。
 獅子の中華料理はなかなかのものであるのだが、それ故、ついつい食べ過ぎてしまうのが問題。えっ、それは私の問題?(笑)
 夕食が両親を先に帰して、兄のアパートにお邪魔する。
 ここでビデオに録画してあった星界の戦旗を見せてもらう。原作をうまくアニメ向けに演出し直してある感じで、源作を知っている人なら知っているなりに、知らない人ならば知らない人なりに楽しめそうな出来であった。余談ではあるが、このアニメの中で先日亡くなった塩沢兼人氏がかなり重要な役をあてており、この声がもう聞けないのかと思うと感無量であった。
 星界を見終った後には、エクスドライバーという作品を見てみる。
 自動車が基本的にドライバーレスとなっている設定の世界での話で、面白く仕上がっているとは思う。尤も、車好きの友人達の事などを考えると、設定的には少し無理があるかな、と思ったりもした(運転が好きな連中は自動操縦オンリーの車なんて買いそうもないし)。

●2000年8月17日●

 この日、会社からの帰り際、新宿のさくらやのホビー館でワンダースワンの液晶画面保護シートというものを購入してみる。
 結論としては「使えない」の一言。
 ただでも暗めの画面がさらに暗くなる上、保護シートの面が素材的に汚れやすい為、さらに画面の視認性を落としてしまう。
 結局、数日我慢して使った後にはがして捨ててしまった。

●2000年8月14日●

 有明漫画祭りの疲れも取れぬまま、行きつけの草の根ネットである68天国の友人達とのオフ会に出掛ける。
 会場である友さん宅の最寄り駅である青砥に着くとすぐに電話を入れる。
 駅まで迎えに来るとの話であったので、しばらく待っているとMeさん、幽玄さんと共に友さんが姿を見せた。
 駅構内のロッテリアとアイス屋で食料を買い込むと、早速、友さん宅に向かう。
 荒川の堤防沿いを歩きながら、四方山話に花を咲かせる。573の事とか(笑)
 会場に着くと最初に目に入ったのはPS2のデドアラ2に燃えるかーずさんの姿。その様子から推すに結構デドアラ2の出来は良い様だ。
 その後、SAVATさん、BOMBERさんも合流し、予想通り(?)対戦三昧となる。私自身はといえば、対戦成績はともかく、DC版のバンパイアクロニクルがプレイできたので満足。
 その後はゲームを見ながらおしゃべりをしたりでまったりと過ぎる。
 友さんの母上の作られた手作りパンがおいしかった事は(毎度の事ながら)特記事項であろう。

●2000年8月13日●

 日も変わり、有明マンガ祭りの三日目。
 この日の出展は男性向け創作(いわゆる18禁)中心のサークル構成となっている為、前日に輪を掛けた混雑が予想された。とはいえ、私には無理をする気は全くなかったので適当な時間にふらりと会場を訪れる。
 混雑は予想通り。台風が来ているにもかかわらず、ビッグサイトの大駐車場を極太の列が折り重なり埋め尽くしている。
 到着は9時半くらいであったが、会場に入ったのは11時くらいとなった。
 昨日同様、壁は相手にせず、中堅所のサークルを中心に回り、一息ついた所で私の所属している野良犬の塒が委託、協力をしているAA-Projectというサークルに顔を出す。丁度サークル仲間のぬえさんが店番をしていた為、調子を聞いた後に凍った飲み物とサンドウィッチを差し入れする。
 サンドウィチの方はともかく、凍った飲み物の方は溢れてしまい大変だったらしい。迷惑な話である(笑)
 この日も昨日の日記に書いた顔合わせの為に15時に企業ブースへと向かう。
 昨日とは違い、この日はそれなりに人数が集まった。とはいえ、こみやまんたろうさん、どんかまちょさん、三咲さんのお三方だけであったが。
 この小パーティでまずはLFTCGオリカ界の重鎮である駄天使団のしまさらさんの所へと顔を出す。昼頃に行った時にはオリカのオの字もなかった為、その事を訊ねてみた所、開場後すぐに売り切れたとの事であった。自分が手に入れられなかったのは残念であったが、それだけの需要があるという事はしまさらさんにとってもオリカ界にとっても喜ぶべき事であろう。
 しまさらさんのブースを離れた後は、先に書いたAA-Projectのブースへと向かう。
 ここで頼まれて荷物をペリカン便に出しに行くことになったのだが、これが大誤算。予想外に延々と続く発送待ちの列に巻込まれ、帰って来た時にはせっかく集まってもらったこみやさん、どんかまちょさんは既に引き上げられていた。誘っておいてこの体たらくは不甲斐なく、申し訳ない限りであった。
 その後は、いつもの如く知り合いのサークル合同の呑み会。
 この日は参加者が30人以上の数に膨れあがってしまい、幹事も大変であった事と思われる。呑み会では、あかり姉さんのカードを頂いたり、ジャンケン大会で盛り上がったりして楽しく過ごさせてもらった。しかし、翌日もあるのでこの日は失礼をし、早めに引き上げる事にした。

●2000年8月12日●

 今日は有明マンガ祭りの二日目。
 趣味としているLFTCGのサークルが多く参加する事もあり、適当な時間を見計らって会場であるビッグサイトへと赴く。
 会場への到着は9時過ぎ。
 今日のジャンルはそれほど人が集まるものでもない為か、入場待ちの列はそれほど長くもなかった(それでも数百m〜1Kmくらいにはなるが)。
 会場に入った後は、まず漫画家、竹本泉のコミケット58限定のコミックを求めて企業ブースへ。
 この企業ブース、売り上げが良いのか(以前勤めていた会社で参加した時はさほどでもなかったと聞いたが)年々にぎやかになるような気がする。
 ともあれ、お目当ての品を手に入れた後はお目当てのサークルを目指して会場内をうろうろ。
 取り敢えず、東館に向かったが、壁と呼ばれる人気サークルは予想通り売り切れor長蛇の列であったため、あっさりあきらめる。
 以前からの知り合いであるSFXVI系のサークルに顔を出し、「最近、寂しくなりましたねぇ」などと話をした後、LFTCG系のサークルを見る為、西館に移動。
 西館に行くのは初めてであったが、東館と比べるとその混み様は雲泥の差。これくらいの混み様なら楽なのに、と思ったりする。
 LFTCGのサークルでは、自分も関わった本を委託しているサークルで、友人の分なども含めて五冊その本を購入する(笑)何か変な感じもする(爆)
 ちなみに一冊はおまけのカードが一枚足りなかった。まあ、これは印刷原版をもらってその内に刷れば良いだけの事だが。
 その足で、私同様にオリカを作っているどんかまちょさん、コージさんなどのサークルに挨拶に行く。
 両サークルともネタがマイナーであった為、挨拶代わりに購入するカードの選択に苦慮してしまう。まあ、私も人の事はあまり言えないが(笑)
 挨拶をして、ひとしきり雑談をした後、東館の大手サークルのウロボロスのブースに行き、前の前の会社の友人のIを探す。  先に一度見に行ったのだが、その時は売り子が忙しそうで、声をかけても聞こえない様子だったのだ。Iはすぐに見つかったが、持病の糖尿病のためか疲労こんばいという感じ。疲れている所に邪魔をするのも何なので、話したい事は多かったが挨拶程度で別れる事にする。
 その後、私が発起人であるちょっとした企画に関わる人達との顔合わせの為に再び企業ブースへ。
 前もってMLに書いておいた通りの服装(黒ずくめの服に人民帽、手にはLFTCGの公式ガイドブックという奇天烈な格好である)で待つ事40分ほど。結局、集まったのは一人、ふぃずばんさんだけで少し寂しい感じであった。
 尤も、二人してした会話の内容はなかなかに深いもので、LFTCG系のサークルに挨拶に向かう途中や、閉会後に食事を取りつつした話などは非常に興味深く参考になる話であった。
 この時に話した内容についてはいつか書く事もあるかと思える。
 ともあれ、家へと引き上げた私は全身汗だくになった体を風呂で休め、翌日に備えるのであった。

●2000年8月6日●

7日  今日はホビーの話。
 祭りに出かけた折に、駅向こうにあるSATY内の玩具屋でMAセレクション2のばら売りをしているのを発見、確保する。
 これは機動戦士ガンダムに出てくるモビルアーマー(MA)を彩色済みフィギュアとして立体化したもので、これまでガレージキット以外で立体化された事のないデンドロビウム、ノイエジールなどがラインナップされている事から、以前から目をつけていたのだ。
 自宅から数駅先のポストホビーに予約も入れていたのだが、未だに連絡がなく、やきもきしていた所でもあり、即座に購入となった次第。
 出来の方は彩色が若干控えめな所を除けば非常に良い感じ。さすがはバンダイという所である。

●2000年8月6日●

 今日は地元の七夕祭りに出かける。
 近辺ではそれなり有名な祭りで、出店も百の単位で出るなかなかのものである。
 祭りには毎年流行というものがあり、食べ物ならカチワリが増えたり、かき氷のシロップがかけ放題になったり、背中につける天使の羽根が流行ったりと色々あるのだが、今年はあまり目立つものがなかった。
 せいぜいがくじ売りの賞品がトレーディングカードになっていたくらい。とはいえ、これも時代の趨勢であるので大きな変化とは云えないし……そういう意味では今年の祭りは少々期待外れであった。ま、楽しみはしたが。

●2000年8月5日●

 ここ最近、この日記がまるで更新されておらず、気を揉んでいた人もいるかと思う(本当か?)。  しかし、日記を書かないには書かないなりの理由があって、それを明かせば皆ああなるほどと納得をしてもらえると思う。  さて、その理由であるが、なんとなく、である(オ  ……とか書くと、真面目な人から、ふざけるな、とお叱りを受けそうなので、取り敢えず、多忙の為としておこう、うん。  

戻る