2000形

(2007.01.21:説明改訂しました。)


2000形は、1985年に横浜〜新横浜、上永谷〜舞岡が延伸開業したときに導入された車両です。

前面は1000形と違って左右非対称な形状となり、営団6000系や7000系に似た形状となりました。側面も、窓枠や方向幕の枠が変更され、製造時から冷房装置が装備されました。また、電動機制御はこの頃流行っていたといわれる電機子チョッパ制御を採用し、回生ブレーキも装備して、省エネルギー電車と歌っていたものです。そのため、発進や停止時にスイッチングノイズが混じった走行音を聞くことができました。(この辺りは、かなり専門的になってしまっていますが、ご勘弁を。)

ちなみに、2000形は1000形や3000形に搭載している次駅案内装置が取りつけられませんでした。

2000年後半に入り2000形の更新を行うにあたり、2008年に実施されるワンマン運転に備えて、足回りの一部だけ再利用し、車体や残りの足回り(電動機、制御装置関連)は全て新造して置き換える形態で進められました。その結果、更新後の車両は3000S形と呼ばれ、2000形の車体は少しずつ姿を消していきました。

最終的に、2006年12月に1000形と共に全ての車体が姿を消しました。


 

2000形・第22編成

 

2000形の車内

 


性能概要

形式

2000形

編成数

9編成・54両

電動機制御方式

電機子チョッパ制御(8M1C)

その他

案内表示・車椅子スペースの設備は特になし。
2006年12月に全車引退。但し、機器の一部(台車、補助電源装置など)は3000S形に引継がれる。

 

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