千丸台団地

運行系統:62、横浜市営、神奈中


 

バス停
バス停

 

折返場

2007年4月に相鉄としての運行が終了した62系統の終点・千丸台団地を紹介します。

バス停は2007年4月時点でも横浜市営バス仕様のものが使われており、バス停上部の運行会社欄に「相鉄」を記載することで、相鉄便の乗り入れがあることを示していました。2007年4月1日に相鉄便が全て神奈中バスに移管されると、1枚目の写真のようにバス停の運行会社欄にあった「相鉄」の文字が、白いテープで消されていました。

千丸台団地のバス停は金草沢から続く商店街の北側に位置し、62系統専用の折返場が設置されています。団地自体は丘の上に立地していることから(2枚目の写真左側の桜の裏側にあります)、折返場にも傾斜がついていることが特徴です。

1990年代は相鉄が大部分を担当しており、旭と横浜の各営業所が共管で受け持つ盛況ぶりでした。ところが、1999年の再編を境に旭営業所が62系統の運行から撤退するようになり、残った横浜営業所担当分についても2002年5月のダイヤ改正から大幅に減少してしまいました。その後は細々と運行を続けていたものの、路線自体が赤字だったことから移管対象となり、2006年11月に移管に関して労使合意に達し(出典:「相鉄労働組合」のホームページ)、2007年4月に相鉄が担当していた便数をそのまま神奈中バスに移管することになりました。

2007年4月に横浜市営バスで大幅な路線再編が行われ、こちらの方がクローズアップされた影響で、62系統の相鉄撤退に関しては静かに幕を下ろした印象でした。


過去の起終点目次に戻る

相鉄バストップに戻る

目次に戻る