2000形


1995年〜2001年にかけて製造された新型通勤用車両です。

この車両から、方向幕にLEDが採用され注目を集めました。また、1000形のワイドドア改造車の影響を受けてか、扉幅も1.6mと拡張されているのが特徴です。主電動機は三相誘導機となっていますが、電動機制御デバイスについてはGTOサイリスタからIGBTに変更され、走行音も1000形と比べるとスムーズな加速を味わうことができます。

この2000形は8両固定編成のみ在籍し、小田原線(新宿〜本厚木)の各駅停車限定で運用されています。


 

2000形
2000形(2059)

急行の待ち合わせ中の2000形の写真です。LED方向幕は、行き先の切り替え時間短縮を狙いとして他の鉄道でも導入が進んでいます。

以前は準急でも使用されることがあったのですが、最近のダイヤ改正で8両編成の準急運用が消滅したため、現在では各駅停車限定となっているわけです。

   

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