とゆう訳で突然我が家にやってきたびーちゃんであるが(詳細は「ここ」を参照)、
新車で来てお亡くなりになった先代と違い、中古での購入ということで、当然いくつかの問題というか気に入らない点が発生していた。
まずは納車旅行の中でも記しているガコガコとコシに来るサスペンション。
これは思い切ってディーラーに持ちこみ、13万(T_T)ほどかけてショックとスプリングを全とっかえしてもらった。
やはり思った通り、フロントに強化スプリングが入っていたようで、交換後はずいぶんとショック吸収性がよくなった。
それでもまだ気になる感じは残ったが、タイヤをダンロップのFM901(わーもったいねー)に交換したところ、
乗り心地はほぼ満足行くレベルに。とはいえ、新車のフィーリングに戻った訳ではもちろんない。
もともとオープンで構造的に弱いところにもってきて、前オーナーがヘンに足回りを固めたため、
モノコックにずいぶんヤレが来ている感じだ。ちょっとした段差でもルーフがキコキコ鳴くのが気になる。
いずれサイドシルへの樹脂充填やスポット増しなど、剛性強化も考えていかなければならないだろう(いくらかかるんだよぉ〜)。
ホーンが勝手に鳴る問題については安物のボスによる接触不良で、これはボスを交換して解決。
購入時から気になっていたもうひとつの問題は、運転席側のシートの座面がヤレていること。
座るとふにゃっと沈みこみ、腰痛持ちにはかなりつらい。
買った中古車屋さんいわく、ヴィヴィオのシートは持ちがあまりよくないらしい。
いっそ奮発してレカロの腰痛にいいというたっかいシートでも入れたいところだが、
ショック交換などで出費がかさみ、とてもそんな余裕はない。
試しにディーラーに新品シートの価格を聞いてみると、シートのコンプリートはなく、
各部を組み合わせて一個一個ディーラーで組立てるのだそうだ。
お値段も当然高く、パーツ代が約5万円、プラス工賃とのこと。
なんだそりゃー、ちょっといいバケットとか買える値段じゃんかー、
とシオシオ帰ってきたその夜、何の気なしにヤフオクを「ヴィヴィオ」で検索してみると、RX−Rの運転席側シートが売りに出ている。
買ってすぐバケットにしたので、ほぼ新品同様とのことで、開始価格は1万円だ。
グレードは違えど同一車種、簡単にコンバートできるはず!と、早速入札してみた。
幸い競合者も現れず、開始価格で落札。
愛知の人だったので送料が3000円ほどかかったが、新品よりはるかに安い値段でシートをゲットできた。
ぷちぷちにくるまれて小さな引っ越し便でやってきたシートは出品者の言葉どおりほぼ新品。
よーし交換しちゃるぞ!
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取り外された座席と取りつける予定の椅子の仲良く座席 | 運転席側座席を取り外した後 |
おし、こんどはOK!すべてのボルトを取りつけて、着座チェック。問題ないようだ。
ボルトを本締めし、サイドブレーキカバーを取りつけて交換終了。(こんな感じ)
んで、シートカバーには後席もあるわけで。
フツーのクルマみたいに後席は独立してるわけじゃなく、
車体に背もたれが固定されてるので、カバーをするにはまずはこの背もたれを取り外すとラク。
座面と背もたれの間(スキマがあんだよ)を見ると、左右計2本のボルトが見えるので、延長つきラチエットでこれを取り外す。
座面は奥側でひっかけてあるだけなので、手前側から持ち上げるようにしてやるとすぐはずすことができる。
(さきに座面を取ってからのほうがボルトを回しやすいかも)
しかし、すげー軽いよ、コレ。
先代のびーちゃんは後ろに大人2人載せて群馬までドライブしたことがあるけど、よく壊れなかったなぁ(^^;)
背もたれ上部はU字型の金具2個所でひっかけてあるだけなので、全体を上に持ち上げるようにすれば外れるのだ。
んで、外すとこうなる(写真参照)。リヤウインドーはこんなふうに収納されてるワケやね。
あとはシートカバーを適当にかぶせ、背もたれ上部をひっかけたあと、
あまった布はワキに押し込むなどしてカタチを整え、座面を取りつけて固定ボルトを締める。
前席に続いてこっちも手前のほうで布があまってしまったのがみっともないなぁ。
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後部座席を外したところ(リアウィンドウ開放状態) | シートカバーをつけた状態 |