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妹背の里
蒲生郡竜王町川守5
妹背の町
近江鉄道本線京セラ前駅、南西へ3.5km。
巻1-20 額田王
万葉歌碑
歌碑建立 平成5年(1994)
あかねさす 紫野 行き標野 行き野守 は見ずや 君か袖振る
(あかねさす)紫野の中を行き、標野の中を行って、野守は見ているではありませんか、あなたが袖を振るのを。
巻1-21 大海人皇子
万葉歌碑
歌碑建立 平成5年(1994)
紫草 の にほへる妹 を 憎くあらば 人妻ゆえに われ恋ひめやも
紫草のように 美しいあなたを憎いと思ったら、人妻であるのに、私はかくも恋しく思うだろうか。
妹背の像
「妹背の像」の周囲には万葉歌碑のほかに大江匡房、和泉式部の歌碑があります。
妹背の里を背景とした歴史文化
若草が伸びゆくように、おおらかな人間愛が育まれるところ
妹背という言葉から何が想像できるでしょうか?
「妹」は妻、「背」は夫を意味しますが、文字どおりの「夫婦」と言うよりは、なぜかもっと「きめこまやかに、仲むつまじい男と女」というような表現を表している言葉です。
蒲生郡一帯の肥沃な平野は総じて蒲生野と呼ばれ、古くから人々に親しまれ愛されてきました。この蒲生野を舞台にした「妹背」の物語や歌が数多く伝わっています。中でも有名なのは、額田王と大海皇子との相聞歌ではないでしょうか。
これは668年5月5日、天智天皇一行が、蒲生野へ薬草狩りに出かけたとき、二人が祝宴の席で交わした歌です。