私たちのたほいやルール
私たちのたほいやの遊び方は、フジテレビのたほいやと少し異なります。ここでは、
そのやり方を紹介します。4 人 〜 6 人でやってみましたが、やはりテレビと同じ 5 人
が一番おもしろいようです。
準備するもの
・広辞苑 でなくてもできますが一応。
・筆記用具 参加人数分だけ必要です。
・回答用紙 大量に必要です。 (→ゲームの進行方法2)
・メモ用紙 かなり必要です。 (→ 〃 4)
・スコア用紙 2〜3枚で十分です。 (→ 〃 8)
・トランプなど (→ 〃 6)
注意事項
予習はしてもよいが頭で覚えておくこと。カンニング・ペーパーを作ってはならな
い。
ゲームの進行方法
- 親は広辞苑からおもしろい見出し語を探し、全てひらがなで紙に書き、他のプレ
イヤー(子)に見せる。ただし同音異義語を選んではいけない。
なお、親はくじ引きで選ぶのではなく順番に交代する。
- 子はその意味を推測し、いかにも広辞苑に載っていそうな表現で回答用紙に説明
文を書く。このとき、誤字・脱字があると親がとまどうので注意を要する。
回答用紙には説明文の他に、難読文字の読み方,あるいは他の子からの質問にどう答
えるかなどの注意事項を書くことができる。これをト書きという。
子は自分の名前を回答用紙に書いておくこと。制限時間は特に設けない。
- 親は見出し語の意味がある程度わかる範囲内で説明文を広辞苑から書き写す。文
を途中で切ってはならない。また2つ以上意味が書いてある見出し語の説明文は、まる
1から書かねばならない。
- 親は子の回答を集め、自分が書き写した正答と一緒にして番号をふる。音読が全
く同じ回答があった場合には、ノー・ゲームとなり、同じ親で 1. からやり直す。
次に親は番号とともに回答を読み上げる。読み方についてはト書きを守ること。
子は親が読み上げた説明文をメモにとる。自分の回答にもメモを熱心にとらねばなら
ない。
子は親に対して何でも質問できる。親はト書きの指示がある場合にはそのとおりに答
えねばならない。ト書きの指示がない質問には親の判断で処置できる。もちろんノー・
コメントでもよい。
- 子はどの回答が広辞苑の説明かを推測する。制限時間は特に設けない。
- 全員が同意してから、子はカードをいっせいに出すことによって自分が正解だと
思う回答の番号を表明する。そのあとでなぜそれが正解だと思うかを1人ずつ説明させ
てもおもしろい。
- 各回答の記述者を親が発表する。正解の記述者は「広辞苑さん」という。
- 賭けをしないため、ゲームの勝敗は決しない。成績が残る。
出題語に対して子が誰の回答を選んだかをスコアにつけておく。また回答用紙を回収し
て記録に残す。
広辞苑を当てられなかった子の数が親の得点になる。これを引き点という。子は広辞
苑を当てると1点もらえる。これを当て点という。また、だました他の子の数も得点に
なる。これを書き点という。引き点,当て点,書き点の合計が全得点になる。
成績を残すため、不公平にならないようにプレイヤーは親を同じ回だけ勤めることに
しました。親が1回りすることを1クールと呼んでいます。