1.コンピュータ通信の誕生
1940年代にコンピュータが出現した当初は,軍用として弾道計算や暗号解読などの数値演算,
無味乾燥な文字列の処理などが主であったが,程なく民間での事務処理や情報検索などにも使わ
れ始めた.また,遠隔地にあるコンピュータを別の場所にある端末から操作したり,データなど
を相互に交換し合うためのコンピュータ通信も,早くから軍事日的を手始めとして使われ始めた。
それが,鉄道や飛行機などの座席予約に使われたり,自動引き出し機で代表されるような各種オ
ンラインシステムや学術研究システムなど,民間レベルでのコンピュータネットワークとしても
活用されるようになってきた。そして、パソコンの普及とともに,個人間の情報交換としてもパ
ソコン通信が行われるようになり,パソコン通信ネットワークも続々と生まれてきたのである。
 ところで,コンピュータで通信できる範囲は,初期には特定の通信先やネットワーク内のコン
ピュータに限られていた。これを,各ネットワーク同士を相互に接続し合うことにより,地球規
模のコンピュータネットワークにしているのがインターネットである。これは,市内回線と他の
市内回線を結ぶ長距離電話網や鉄道の路線網にたとえると,理解しやすい.
2.インターネット
 インターネットとは,一口に言えば「世界中のすべてのコンピュータをつなぐコンピュータ・
ネットワーク」だということができる。だからこそ,教科書の題材にあるように,日本から発信
した文書が,ダイレタトにアメリカの大統領のメイルボックスに届くことが可能なのである。
もちろん,世界中のすべてのコンピュータが接続されているとは言い切れないが,現段階では
1,000万台以上のコンピュータがインターネットに接続されていると推定きれており,その数は急
激に増えている。
 インターネットでは,つながっているコンピュータが他のコンピュータと自由に交信したり,
一つの情報を複数のコンピュータで共有することができる。これらは,電話や放送にたとえるこ
ともできるだろう。また,前述したように,コンピュータを個人的に通信に利用することはかな
り以前から「パソコン通信」という形で行われてきた。それが,現在インターネットという形に
発展して,いよいよ一般大衆が気軽に使えるものになったのであるが,インターネットは,パソ
コン通信と比べると,それが世界的な規模のネットワークになっているのが一番の違いである。
さらに,扱うことのできる情報がパソコン通信が文字や数値情報であったのに対して,画像や音
声,きらには動画なとを含み,マルチメディア化していることである。
 インターネットは,地球規模で自由に情報交換ができ,知識の交換・共有ができるという環境
を提供している。そして,インターネットは人間のコミュニケーションとしての全く新しいメデ
ィアとしてとらえることができるのである。なお,世界中でインターネットにつながっているコ
ンピュータの分布を見ると,その50%以上がアメリカであり,第2グループがヨーロッパの2〜3
カ国である。つまり,使用言語がインターネット上でも英語が主となっているのである。
3.インターネットでできること
1)e-mail(電子メール)
 言うまでもなく通信の基本である。自分のコンピュータ内で作成した文書を通信回線を通して
 別のコンピュータに,手紙として送信することは以前からあった。しかし,インターネットで
 はその通信可能範囲が世界的になり,伝達内容も文字情報だけでなく,画像や音声にまで発展
 している。
2) WWW
 最近ではインターネットというと,このWWWを指す程普及してきている。WWWとは,World Wide
Webの略で,「世界中をまたがるクモの巣(ネットワーク)」を意味しており,「世界中の情
 報に簡単にアクセスするための仕組み」ということができる。具体的には,画面上に表示きれ
 る目次を次々に選択することにより,欲しい情報を選択できるしくみになっている。WWWでは,
 情報を「ページ」という単位で提供しており,各情報の冒頭画面,目次に当たるのが ホーム
 ページである。
3)news
 ネットニュースは不特定多数の人々と情報や意見の交流ができるものである。パソコンネット
 の電子会議や電子掲示板と同じサービスであるが,パソコンネットと異なり,インターネット
 は世界中の人々がアクセスすることができるので,国際的である。また,ネットニュースはテ
 ーマ別にニュースグループに分けられており,大半が英語である。各ニュースグループへの投
 稿の際にもネチケット(5.ネチケット参照)を守ることが必要なのは言うまでもない。
  スレッドに返すのか、個人に返すのか(原則として議論はNet上)。話題を変えるのか。
4)Telnet
 Telnetはインターネットを経由して,遠隔地にあるコンピュータを操作してパソコンではでき
 ない複雑な計算をしたり,データベースなどを利用できるものである。これにより,国内だけ
 でなく海外の大学や研究機関等のコンピュータを自分の手で居ながらにして操作することがで
 き(リモートログイン),データベースからきめ細かな情報を得ることができる。また,学術研
 究だけでなく,通信販売など商業面でも活用きれることがある。
  個人ユーザーとしては、CGIプログラミングのためのサーバーへのパーミッションくらい。
5)FTP
 FTPとは,もともとはファイル転送のためのプロトコルを指している.しかし,現在では不特
 定多数のユーザーにファイルを転送するサービス(anonymous FTP)を指すことが多い。これは,
 FTPを提供しているコンピュータにアクセスして,ソフトウェアや文書,画像などを入手するも
 のである。
  FTP_clientはファイルをサーバーに置くためのもので、<win>Cute_ftp、FTP_explorer、
 ws_ftpなど。<mac>Fetchなど。
4.インターネットアドレス
 通常の郵便と同様に,e-mailを送る場合にも宛先の指定が必要であり,この宛先はアドレスと
呼ばれている。また,インターネットに加入するということはプロバイダー(6.インターネット
への接続参照)などから,このインターネットアドレスを得ることである。また,それぞれの情報
を模索したり,閲覧するときにも,このアドレスの指定が必要である。このアドレスは以下のよ
うな要素で構成されている。
   kazuo@excite.co.jp    *@以下をドメイン名という。
  (個人名)@(プロバイダー).(種別).(国籍)
*ドメイン名の意味
 ・ホスト名 → ユーザーからの回線をインターネットの回線に接続するネットや業者,団体
         の名称
 ・種別 → ホストやネットの種別を表わす(必ずしもこれらの機関のみが使用しているわけではない)
     edu.(米国教育機鵬)ac.(国内教育機関)com.(米国企業*)
     co.(国内企業)   gov.(米国政府機関) go.(国内政府機関)
      org.(米国団体)  or.(国内団体)  *注:国内で使う業者もある
 
 ・国籍 → 米国は国名コードをつけない.記述するときには小文字で表わす
      AQ(南極大陸) AU(オーストラリア) BR(ブラジル) CA(カナダ)
      CN(中国)  DE(ドイツ)    DK(デンマーク) ES(スペイン)
      FR(フランス) GB(イギリス)   JP(日本)   KR(韓国)
      RU(ロシア) SG(シンガポール)
 この例では,日本国totalネットの一雄であることを示している。@マークは文字通りat−とい
うドメインを表している。教科書の米国大統領のアドレスは,アメリカの(アメリカは国籍をつけ
ない)政府機関のホワイトハウス内の大統領を表している。
5.ネチケット(ネットワーク利用上のエチケット)
 インターネットを利用して不特定多数の人々がコミュニケーションを取り合う上うになると,
インターネットも一つの仮想の社会と見なされ,マナーやルール等が醸成されてきた。これが.
ネットワークとエチケットの合成語であるnetiquetteネチケットである。授業でインターネッ
トを利用する場合には,インターネットで発信する情報は容易に海外へも送られるものであり,
インターネットの世界は国際社会であることを十分に認識させ,ネチケットの重要性を理解さ
せる必要がある。とくに,授業でメールを作成したりする場合には,技術面だけでなく,ネチ
ケットの遵守について指導を徹底したい。(参照:ネチケットホームページ)
 また.e−mailが定着するにつれて,新しい手紙の形式も生まれてきた。今までの英文手紙の書
式も大切だが,これからの生徒にはこのようなe−mailの形式に慣れさせることも大切であろう。
1)大文字の羅列にしない
 e−mailでは,大文字の連続は大きな叫び声と見なされる。扱える文字種が限られていた黎明期
 のコンピュータならいざ知らず,キーボードから入力するにあたり,電報のようにすべて大文
 字で入力することのないように.すべて大文字で書かれた文章はまるで,叫んでいるようだと
 いわれている。
2)小文字の羅列も避ける
 入力の透きを求めるあまり,シフトキーなどを使わずに小文字だけで文章を書いたりするの
 もよくない。特に固有名詞などが多く含まれる文章では,非常に読みにくい.読み手のこと
 を考えるのは通常の手紙と同じである。
3)SubjectやTitleに日本語は使わない
 国内のネットワークであるなら日本語でもかまわないが,海外に向けて発信するものに日本語
 を使うと,受信先で文字化け(全く別の文字群で表示されること)することがある。いつでも
 半角英数字を使うようにしたい。
4)冗長な文章を避けること
 e-mailを送るということは,一時的にネットワークの回線を占有することである。ネットワー
 クへの負担をなるべく少なくして,他人に迷惑をかけることのないように,簡潔で要領を得た
 文章をこころがけたい。
5)一行の文字数に注意
 一覧性に欠けるメールは非常に読みにくいものである。一般的なディスプレイの性能を考慮し
 て,一行75字(和文は40字程度)が適切であろう。
6)フェイスマーク(スマイリー)の多用避ける
 パソコン通信の時代からよく使われているが,たとえば(・!・)のように,記号を組み合わ
 せた顔で,感情を表すものである。的を得た使い方ならよいが,あまりにも多用されると,や
 はり読みづらいものである.(→8.参考資料 2)参照)
7)オウム返しの手紙こしない
 e-mailの機能として,画面上の相手の手紙を再編集して返信できる。たしかに便利な機能では
 あるが,あまりにも多用すると,返信を受け取ったものの誤解や混乱を招くことがある。
8) いたずらや不謹慎な通信をしない
 いわゆる「不幸の手紙」のインターネット版などを作らないように,また,送信内容も公共の
 福祉に反するものや安易に未確認作報や個人作報を流したりするべきではない。
9)発信人氏名を明らかにする
 普通の手紙と同様、匿名の手紙は送るべきでない。これは,e-mail以前の社会常識の問題であ
 る。
10)商用を主としない
 インターネットはもっばら金銭上の利益ではなく,個人の興味・関心を満たし,草の根レベル
 でのコミュニケーションを目指すものである。そのような世界に広告や宣伝等を持ち込むのは
 適当ではない。使用者の自覚を求めたい。
11)発音はその場の流れをつかんでから
 フォーラムや電子会議室などで発言をする場合には,その場の雰囲気や論点などをよくつかん
 でからにすること。いきなり,一方的な発言をされると,それまでの雰囲気が壊されたり,混
乱を生じたりする。また,次回から相手にされなくなってしまうことにもなりかねない。
12)無責任な発言を慎む
 根拠のない噂や,デマなどを流したりしない。インターネットは国際社会である。流れた噂
 の範囲の大きさは測り知ることができない。
13)嫌われ者にならないこと
 フォーラムや電子会議室などの論点が自分の気にいらないものであったとしても.それを中断
 させようなどとしないこと。ただ,自分でログアウトすればよいのだから。
14)軽はずみな発信は避けよ
 実際の会議でも同じだが,不用意な発言は他人を傷つける場合が多い。それが,実際に画面に
  表示される文字であれば,被害はさらに大きくなる。十分注意したい。
15)心のこもったコミュニケーションを基本に
 人間のコミュニケーションである。たとえサイパースベース(電脳空間)であっても相手の立場
 に立って考える思いやりの気持ちが必要なのに変わりはない。授業でインターネットを導入す
 る場合には,単に操作上の技術的な面や英語だけでなく,第一にこのことを徹底することが大
 切であろう。
6.インターネットへの接続
 実際ににインターネットを利用するには,プロバイダーと呼ばれる中継局と契約する必要があり,
そのためのソフトウェアが必要である。また,ハード面ではコンピュータはもちろんのこと,コ
ンピュータと電話回線を結ぷモデムが必要になるが,最近ではモデムを内蔵しているコンピュー
タが増えてきている。また,学枚のコンピュータ室などで利用する場合には,電話回線の確保等,
環境整備が必要である。
7.授業への応用例
1)e−mail
 手軽に作成して交換できるe-mailを利用して,海外との文通を行わせることができる。送った
 メールは中継局に保存されるので,相手は好きな時に開いて読むことができる。そのため,時
 差を気にすることなく世界各地と文通することができる。
 たとえば本時にメールを発信し,次時に返信を読むなど,計画的に導入することができる。手
 始めとしては合衆国大統領宛にメールを出してみるとよいが,内容について適切な指導が必要
 なことは,言うまでもない.
2)ホームページ閲覧
 海外の組織や団体などのホームページを閲覧することにより,生の情報をリアルタイムに入手
 できる。デイズニーランドやニューヨークの国連ビルなど,生徒の興味に応じて閲覧していく
 とよいが,その際に現れる英語の指示を皆で考えさせて,実用英語能力を高めたい。
3)バーチャル・ツアー
 ホームページ上の地図をマウスで指示することにより,その地域の情報を次々と得られるもの
 である。プロジェクターなどを用いて一斉に見ながら,生徒の意見を取り入れて進めていくと
 より効果的である。また,国際理解教育の一環として班研究などの資料と活用することもでき
 る。
4)オンラインチャット
 コンピュータの画面を共有しながら,リアルタイムな交信を行うものであるが,教師が生徒の
 意見を取り入れながら海外の人々と交信していくことにより、生きた会話表現等を学んだり,
 異文化情報を得たりすることができる。なお,生徒自身に使わせるときには,ネチケットを十
 分に理解させた後にさせることが望ましい。
5) ビデオコンフィレンス
 ビデオカメラを通してのオンラインチャット。
 テレビ電話。CU_seeme、Fenics、Picture_telなど。
8.参考資料:
1)e-mail用略語集
 簡潔なメールを書くためには,最近ほぼ定着してきたファクスの場合と同じであるが,省略形
 を用いることが多い。これは,決まりきった表現などを,なるべく少ないタイブ数で済ませて,
 文書作成のスピードを上げてe-mailの持ち味を生かすとともに,不必要に長いファイルになる
 のを防ぐためでもある。しかし,一般的に誰もが使用しているものではなく,多用は混乱や誤
 解を招くこともあるので,通信相手に応じて使用することが望ましい。さらに,初めてメール
 を送る場合や,弔文(最近は弔文にまで利用されている)などでは避けた方が無難である。
 ここでは,今後出会う機会もあることを考え,参考までに挙げておく。
AAMOF As a matter of fact
AFIK   As far as I know
AKA    As konow as (e-mail特有のものではない)
ASAP  As soon as possible(e-mail特有のものではない)
BBFN   Bye bye for now
BCNU   Be seeing you
BFN    Bye for now
IDK    I don't know
IMO    In my opinion
IOW    In other words
MORF   Male or female
NN2R   No need to reply
OIC    Oh! I see
rehi   Hello again
b4   before
BTW  by the way
CU   See you
CUL  See you later
DK   Don't know
F2F  Face to face
GA   Go ahead
HAND   Have a nice day
RSN   Real soon now
TCB   Trouble came back
TIA   Thanks in advance
TNK   Thank you
TNX   Thanks
TTYL  Talk to you later
TYVM   Thank you very much
WDYT   What do you think?
2) スマイリーによる感情表現(フェイスマーク)
 Smileyまたはemoticonとも呼ばれる。パソコン通信のテキスト上での感情表現に用いられるも
のである。日本のパソコン通信では,カツコ( )を顔の輪郭こ例えて,その他の記号を顔の部
品とすることで,顔の表情を表している。例えば笑顔は→(^_^),驚きは→(・0・)のように
表す.ただし,横書きは日本式であり,欧米では,:−)のように縦書きが使われており,具体
的な例としては,I really enjoyed it.:-)などがある。 なお,スマイリーもあまり多用
すべきではなく,使うポイントをよく見極めてから使わないと,かえって醜い物がある。さら
に,和文と欧文のフォントの違い等から文字化け(全く違う文字や記号が現れること)をおこし
てしまうこともあるので注意したい。
The Smiley List:

:−)smile/happy :−D laughing ;−( crying   :−ll angry :−Q smoking
:’( crying   :−O  shock  8−)wide−eyed   B−)glasses :−)winking
 
また,non-smileyと呼ばれる表現もあり,日本語の(笑)などのように用いられる。
The non-smiley list:
<g> = grin  <l> = laugh  <j> = just joking  ◇ = no comment
3)その他注意事項
・避けるべきメール
 匿名で送られてきたバイナリーファイルは基本的に読まないこと。このようなメールはいわ
 ゆるコンピュータ・ウイルスを含んでいたりして,原因不明のシステムエラーを生じさせた
 りする。また,ウイルスに感染したシステムでメールを送信すると,相手方にもウイルスを感
 染させてしまうこともある。
 HTMLメールなども安易にAttachmentをクリックしないこと。Active_XはSystemを破壊する
 Componentをもっていることがある。
  もっとも多いウィルスはマクロウィルスといわれるもので、Ms_wordやMs_excelなどに組み
 込まれた自動処理プログラムである。*.batファイルなどは絶対に開かない。
 このようなメールが届いた場合には,ただちにプロパイダーやホ
 ストに連絡すること。開かずにそのメールを全削除すれば受け取っただけでは普通大丈夫。
・定期的なウイルスチェック
 コンピュータウイルスは,すぐに発症せず,一定の潜伏期間を置くのが普通であり,その間に
 次々に伝染していく。常にウイルスをチェックして,治していくワクチンプログラムを用意し
 て,定期的にウイルスチェックをしていくことが必要である。原因不明のシステムエラーなど
 が発生した場合には,ウイルスによる症状を疑ってみること。
・むやみにソフトをインストールしない
 ウイルスによる感染は,通信経由ばかりではない,フロッピーディスクからでも同様に感染す
 るものである。友人等から気軽こディスクを借りて(著作権保護上からも問題である)インスト
 ールすることにより,感染することもある。また,コンピュータ教室の利用にあたり,生徒が
 持参してきたソフトの使用なども原則として禁止したほうがよい。
  ちなみに、雑誌のFree_wareのCDなどもかつてウィルスがかなり検出されている。
 CDを回収した某出版業者もある。Free_wareには気をつけ、安易に学校のPCにInstallしない。
4)e−mailT書式例
 最後に一般的なe-mailの書式を示しておく。今までの手紙(snail mail)では,書き出しを5
文字開けたりするのが一般的であった。しかし,活字できちんと表示きれるe-mailでは、段落
などがわかりやすいので,文字下げの必要はない。また、なるべく迅速かつ簡潔に用件を伝え
るのがe-mailの基本であるので,早速本題に入ってかまわない。堅苦しい文体や敬語もほとん
ど使うことなく,実質的な情報をいかに簡潔に伝えるかがe-mailを書く上でのポイントである。
なお,実際には,それぞれの通信ソフトにより,必要事項の記入方法などが異なるので、詳し
くは使用する通信ソフトの説明書を参照されたい。
<米国大統領宛にメールを送る>
1>To    :president@whitehouse.gov 
2>From     :kazuo@excite.co.jp
5>Subject :Hello!
3>CC       :Masaki@hotmail.com;Hitomi@geocities.co.jp;Kiyomi@anet.ne.jp(←同じ内容を複数へ)
4>BCC      :Masaki@hotmail.com;Hitomi@geocities.co.jp;Kiyomi@anet.ne.jp(←上記と同じでも見えない)

(本文)
Dear Mr.President,
I have an important question for you.....
...............
Sincerely yours,
(本文)
Kazuo Sano(発信人名)
<Signature(Originalのものが良い)>
Keep in touch with......^/^ Masa, 
(^.^)'m Looking forward to hearing from you soon! 
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 
<e-mail> 
Mitsumasa@saitama.email.ne.jp 
Masa_01@hotmail.com 
masa_01@geocities.co.jp
masa_01@amy.hi-ho.ne.jp 
mailmasa@anet.ne.jp
<website> 
http://www.ne.jp/asahi/english/education/
http://www.asahi-net.or.jp/~ge9m-mtmt/ 
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/9966/ 
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/masa_01/ 
http://member.nifty.ne.jp/education/  
<school> 
Matsuyama Kita Junior High,
Higashimatsuyama city,
Saitama, Japan 
'''_+_ ''''
 _|( )|_____ 
| -- -- --  | SCHOOL NETWORKING !!  
Let's exchange information!! 
(+81)493-23-1223 fax(+81)493-23-1235 
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 
 
 To/Receiver/受信者(e-mailを送りたい相手のアドレスを入力する)
From/Sender/送信者(自分のアドレスを入力する。あらかじめ登録しておけば,自動的
に入力してくれるソフトウェアもある)
Subject/見出し(相手に文書の内容を端的に知らせるための見出し.受信者は送信者と見
出しの一覧を見ることができるので,送信者名と見出しからe-mailを読む優先順位を判断す
ることができる)
その他に,複数の相手先に同時に送信する指示やカーボン・コピー機能などがある。
 
参考文献 「Total English TM」
 NEXT