Active X Component の実行について。。

 作成されたコンポーネントはダウンロードしてInstallする(Registryに登録)しかなく、企業側からのダウンロードか個人でコンパイルしたCabをダウンロードするしかありません。

 はっきりいって普通はそんなことしたくないですよね(^^;
ましてや個人のサイトからの「認証なし」では本当に怖いものがあります。たとえ「認証」されていても聞いたこともない海外の企業ではちょっと心配です。そんなに詳しいわけではないですが、作る気になればRegistryをいろいろいじくれるComponentができそうです。

 そういった訳で下記の表示がでるとドキッとしますよね。

1. セキュリティ上許容範囲にある場合

2. セキュリティ上許容範囲にない場合

 セキュリティの許容範囲はIEの「ツール」→「インターネットオプション」で選択します。
普通は「中」より上の段階になっています。

 大半の個人ユーザーのコントロールは「低」の状態でないと実行はできません。「中」ですと、上記の2が出て、Comは作成されずにオブジェクトの埋め込まれたところ「×」がでて何も起こりません。

 では、上図のように「低」にして個人作成のUser_Controlを実行しようとしますと、

 上図のような「認証」がされていないことを通告されて、"やっぱりやーめた!"となるのが普通です。よほど信頼のおけるサイトかプログラマーでないとInstallはちょっと。。。。ですよね。信頼を置いていたのにBugがあるプログラムだったなんてこともあるでしょうし。。。。。

 さまざまなActive Xコントロールをせっかくつくっても結局Web上では誰からも見られることがなかった、そういったことが多いと思われます。やはり「認証」されていないものは怖いです、Microsoftの認証だったらOKですよね。

下記をお試しください。

1) MonthView.ocxです。(なんら問題なし)

2) Neon_Sign.ocxです。(ユーザーサイドからのダウンロード、怖い)
ただし、これは"Visual Basic6.0によるActive Xプログラミング入門"<Ohmsya出版>をBaseにはしています。ですから、ほぼ問題なしにはなります。セキュリティーを上図の「低」にして、上図の1のメッセージが出たら、「はい」でダウンロードが始まります。MicrosoftからMsvbvm6.0.dll(これがでかい!)などのダウンロードもあります。途中で止めるときはIEの「中止」ボタンからブラウザの「戻る」ボタンを押してページから抜けてから終了してください。