琵琶湖の島
琵琶湖には、「竹生島」、「沖島」、「多景島」の3つの島があり、また、「多景島」の西には4つの岩からなる「沖の白石」がある。
(1)竹生島は、周囲約2キロメートルの小島です。国宝に指定されている竹生島神社(都久夫須麻神社)や宝厳寺(西国33箇所札所めぐり第30番札所)がある。宝厳寺の唐門は国宝に指定されている。
(2)沖島は、東西2.5キロメートル、南北1キロメートル、周囲約7キロメートルで、琵琶湖で最大の島である。淡水湖の島に人が住む例は世界的にもめずらしいそうです。戸数約140戸、人口約は450人。小学校があり、児童数は7名(平成18年度)。中学生は船で島外の学校に通う。
(3)多景島は、周囲約600メートル、長さ約200メートルの花崗岩でできた島です。島には、見塔寺、かねつき堂、誓いの御柱、日蓮上人の像などがある。日蓮上人の像の隣の大きな岩の高さは約10メートル。「題目岩」と言われており「南無妙法蓮華経」の無文字が刻まれている。
(4)沖の白石は、4つの岩からなっており、一番大きい岩は高さが14メートルほどある。水鳥の休憩場所であり、糞が積もって白くなっていると言われている。
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