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◆◆STORY◆◆ 1992年、数々の栄光をその勇姿にたたえた戦艦USSミズーリ号が最後の航海に出航しようとしていた、その平和な航海が瞬時にして粉々に打ち砕かれてしまったのだ。 コンピュータシステムにより完璧に制御され、100%安全であったはずのミズーリ号が、テロリスト集団によりシー・ジャックされてしまったのだ、核兵器を搭載するミズーリ号はこの瞬間から”沈黙の戦艦”と化してしまった。 この絶対絶命大ピンチにたった一人で戦いを挑む男がいた!彼の名はケイシー・ライバック、海軍付けのコックだ。だがそれは仮の姿で輝かしい戦歴ほ持つ元特殊部隊員だったのだ。 そしてテロリストとライバックの死闘が始まった・・・・・。 沈黙シリーズ第1弾の作品です、これまではスティーヴン・セガールが演じた役といえば刑事ばかりだったのですが今回初めてコックという違う役を演じています。しかもこのコックはただのコックではなく、元特殊部隊員でしかも伝説になっている軍人という設定で、「料理も上手いが戦わせるともっとすごい」というキャラクターは本作品の設定で一番のヒットだと思います。 内容的にも今までよりかなりスケールアップされていてスティーヴン・セガールの活躍もパワーアップされています、また「ダイハード3」の脚本を変更させたというのは有名な話です。 これまでのスティーヴン・セガールの相手役はイマイチ魅力のあるキャラがいなかったのですが(個人的な意見ですが)、今回の相手トミー・リー・ジョーンズは元CIA局員という設定で、一癖も二癖もあるキャラクターをいい味を出して作っています。 このコーナーの題名にもなっている「ケイシー・ライバック」ですが彼の事についてちょっと触れておきます。 元特殊部隊員で、武術に爆薬、兵器に戦術が専門。 銀星賞、海軍殊勲賞、名誉負傷賞など輝かしい戦歴の持ち主。 パナマ事件の時、情報部からのいいかげんな情報により部下が多数戦死してしまう、その事で情報士官を殴ってしまい特別職を解任、事務系下士官に降格するがミズーリ号の艦長がその才能を惜しみ自分の戦艦にコックとして引き取る。 スティーブン・セガールにピッタリのキャラクターですね(笑)、当然圧倒的な強さは相変わらずで、さらに磨きがかかってきています。そうこの頃からですね、敵と戦うときに肩で風を切るように相手に近づきなぎ倒していく、その傾向が出始めています。 今回のアクションシーンで見所といえば、最後のトミー・リー・ジョーンズとのナイフでの戦うシーンが必見だと思います、2人のナイフさばきはかなり見応えがあります。 他のアクションシーンも見所たっぷりのてんこもりです、小さい事にこだわらず敵を蹴散らして行くスティーヴン・セガールを堪能して下さい。 最後に一言。 トミー・リー・ジョーンズが途中でこんなセリフを言います、 「20人の海兵隊も料理する・・・、100人のコックもな」 このセリフを見た時(←字幕だからです)「スティーヴン・セガールが100人いたら、テロリストが1000人要るなー」と思ったのはametaroだけでしょうか。 |