− 江守記念 札幌市星置スケート場 −


星置スケート場の正面全景



・所在地 :札幌市手稲区星置

・交 通 :JR函館本線星置駅北口下車 徒歩15分

・営業時間:・一般開放…土、日、祝日 13:30〜17:30

           …平日(小中学校の春、夏、冬休み) 13:30〜16:30


 北海道というところは、なんとなくロマンチックな名前の地名が多いところです。「星置」という地名も、なんだかきれいな感じですよね。
 星置スケート場へ行く途中の公園の名前も、ご覧のとおり「銀河公園」ということで、星で統一されていました。

 星置スケート場の正面入り口。本スケート場の名前にある、故江守栄作氏は、日本のアイスホッケーに多大な貢献をされた方で、大正13年にはフィギュアの極東大会で優勝されたこともあるそうだ。
だからホッケーがメインのスケート場だ。


 入り口を入ると、右側が受け付けになっている。見学等は無料。


 入り口の左側には、故江守栄作氏の記念の像が。暗くてちょっと見にくいかも。


 リンクの奥の方を見たところ。天井もある程度高く、全体的に広さを感じさせるリンク。この日は、土曜日の午後で、リンクには選手の姿が何名も見られた。


 リンクの入り口側をみたところ。照明は人が少ないこともあって、やや暗め。

 リンク中央ではスケート教室に来たちびっこスケーター達が、先生に教わっていた。後で取材して分かったことだが、ここでは、3つのクラブ(月寒、真駒内、美香保の各クラブ)が一緒に練習をしているとのこと。
 実は本拠地の月寒リンクがフェンス工事で使用できないため、一時的にここで滑っていることが分かった。

 ホッケーのメイン会場らしく、審判室もしっかり囲われている。


 星置スケート場の裏口。煙突があるのがいかにも寒い地方らしい。

 裏口をデジカメに撮って帰ろうとしたところ、偶然にリンクで指導されていた先生が帰ろうとされているところを発見!!勇気を奮い起こして突撃取材!!先生は、札幌フィギュアスケート連盟フィギュア強化部の天坂(てんさか)コーチでした。話しによると、
 ・北海道はホッケーがメインで、フィギュアの人口が少ないこと。
 ・貸し切りのスケート場がなかなか確保できず、通年営業しているところも少ないので、練習時間が限られてしまうこと。
 ・全体のレベルを上げるのが大変だが、少しずつ選手が育ちつつあること。
などを伺うことができました。無理矢理の引き止めにも拘わらず、快く取材に応じて下さり、「写真を1枚!」と言うと、「えぇ〜、今日はスッピンなんだけど…」などと言いながらも、モデルをして頂きました。ラッキー!!この場を借りてお礼申し上げます。

 今日はなんて充実した取材だったんだろうと、意気揚々と駅へ向かったところ、なんと、先ほどリンクでジャンプの練習をしていた子が、列車を待っているのを発見!
 ものはついでと、またまたゴーインに取材!!(取材されるほうはいい迷惑だろうなぁ)。取材した彼は、関 徳武(せきめぐむ)君、高校3年生で現在7級。コーチは勿論、先ほどの天坂先生。
 真駒内クラブの所属で、新松戸DLLアカデミーの岩本英嗣君たちとも友達とのこと。札幌へ帰る列車の中で、スケート談義に花が咲きました。今年は全日本の上位を狙っているとの頼もしい想いを語ってくれました。
 写真は列車の中で撮らしてもらったのですが、ちなみに一緒に写っているのは、妹の道栄(みちえ)ちゃんで、彼女も一緒にスケートをやっているとのことでした。 新松戸での大会に来るのを楽しみにしてるよと言って別れました。

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