プレシジョン・チーム・スケーティング
プレシジョンってなあに?という方も多いはず。お任せ下さい、手取り足取りお教えしましょう。



新松戸DLLアカデミーチーム・ウエストサイドストーリーより




プレシジョン・チーム・スケーティング

プレシジョン・チーム・スケーティングは、団体で滑走する競技です。
1990年、ISU総会でフィギュアスケートの正式種目になった、比較的新しい競技です。1992年には競技のルールが正式決定 しました。
この競技は、ショート・プログラムと、フリースケーティング・プログラムの2課題があり、シニア(12歳以上)1チーム12〜2 4名、ジュニア(12歳〜18歳)12名〜20名で編成します。
チームを組んだスケーター達が一体となり、調和の取れた正確なステップと、各種の多彩なフォーメーション(隊型)の変化を競いま す。個人を目立たせたり、回転数の多いジャンプ、リフトを実施する事は出来ません。あくまでも、音楽にマッチした精密で美しい集団 の動き、スピード感と迫力が見所です。


ショート・プログラム

2分40秒以内に決められた5つの要素を組み入れたプログラムで構成します。


フリースケーティング・プログラム

シニアは4分30秒以内、ジュニアは4分、3つの異なるリズムを持った音楽にのって、オリジナルで、ユニークな演技を自由に構成しま す。


5つの要素

1.ライン

出来るだけ一直線になるきれいな横列を作ります。2列、3列になったりラインのまま回転したりします。
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2.サークル

円を作ります。回転の方向を変えたり、回転しながらステップしたり、回転しながらサークルごとリンクを移動したりします。バリエー ションで∞の形を作ったり、クローバーの形を作ったりもします。
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3.ブロック

隊列の事です。全員で6X4とか、5X4などの隊列を組み、ブロックの形を乱さずに移動していきます。


4.ホィール


風車のような形で回転します。普通は、十字架の形が多いですが、5本、6本の回転翼(?)を作る事もあります。一番外側になった人 は、物凄いスピードで振り回されるのでとても大変です。歯車のように、2つのホィールを噛み合わせて回転したりする事もあります。


5.インターセクト


2つの向かい合ったラインが交差します。(1人ずつ互い違いに)ラインが曲がらず、スピードを落とさずにシュパッ!と決ま るのがいいインターセクトです。バックで交差したり、スパイラルのまま交差したりと色々なバリエーションがあります。
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