今回もJRではなくMKタクシーのスカイゲイトシャトルを利用。 自宅-関西空港3000円。 05時50分自宅までタクシーが迎えに来る。 伏見で8人乗りに乗換え。 関西空港着07時45分。 駅での荷物の持ち運びがないので楽である。
空港で同じテニスクラブで同行するIさん、Sさんと合流。
今までヨーロッパへ行く飛行機は4発エンジンのジャンボ機だったが今日の飛行機は2発エンジンのボーイング777だ。 片一方が故障しても大丈夫なんだろうな。
航空券がPEXだったので座席予約が出来てドアの前を予約しておいた。 31A、Bで窓がなく外が見えにくい。
北アルプスの山々、男鹿半島、岩木山、函館、洞爺湖が見える。北海道の北で西へ向かう。
アムステルダムでパリ行きに乗換え、パリ着19時00分 空港で迎えがあって移動が楽だった。
De Castiglioneホテル着20時30分。 飛行機の中で食べた食事でお腹が空かないので夕食は抜きにする。
7時ちょっと前からホテルのまわりを散歩する。 ホテルはシャンゼリゼ通りから二筋北のSt-Honore通りにあり、コンコルド広場からすぐのところだ。
この通りには大統領官邸のエリゼ宮があり警備の人がそこここに立っている。またエルメスなどのブランド品の店が沢山ある。
昨日空港へ迎えに来てくれた平田さんの案内でパリの簡単観光に行く。 ホテル09時00分発。 まずモンマルトルの丘に上がる。
サクレクール聖堂の前からパリ市内が良く見える。
丘の頂上からちょっと下がったところにパリ市内唯一の葡萄園とワイナリがあるそうだ。
聖堂横の広場に似顔絵描きの人たちが何人もいる。 まだ観光客が来ていないので静かだ。
ノートルダム寺院を覗いてからエッフェル塔のビュースポットのシャイヨー宮へ行く。
ルーブル博物館近くのカフェLe Mussetで昼食後コンコルド広場駅からフレンチオープンの会場へ行く。 地下鉄に乗ったとたん同行のSさんがスリだと言って小銭入れを落とす。 次の駅で止まって皆降りたが若い男が逃げていった。 ポーチから財布を取ろうとして小銭入れを落としたようだ、幸いにも財布は取られていなかった。
10号線Porte d'Auteuilで降りて10分くらい歩いて会場のローランギャロスに着く。
平日だが会場は人で一杯だ。 暑い、30℃は超えていて日本の真夏並みの暑さである。
杉山愛・Mirnyi vs Ivanovic・Zimonjicのミックスダブルスを見る。 大熱戦だったが残念ながら杉山組が1-2で負けてしまった。
杉山さんの調子が少し悪いように見えた。 男子選手は二人とも本当に上手だ。
前にいて自分のところに来たボールはほとんど決めてしまう。
試合後杉山さんのサインをもらった。
コートの横でゲームのデータを入力している。 サーブの確率、どこに入った、エース、アンフォーストエラーなどをIBMのノートPCで入力しているのだ。
18時頃会場を出て地下鉄の駅に行くと不通だ。 同行の平田さんによると人身事故があったらしい。 バス32番に乗りエリゼ宮近くで降りる。 パリを良く知っている人が連れにいると楽である。
夕食はツァー設定でおすすめの定食屋みたいな小さなレストランへ行く。
後から大勢の若者たちが入ってきたが全員立ったまま話している。 不思議なことに座らないのだ。
全員が揃って食事が始まるときになってようやく座った。
私たちも大いに飲み食べゆっくりした。 23時30分ホテル帰着。
10時30分ホテル発。 朝早くホテルまわりを散歩したSさんの情報によりオペラ座近くの十時屋で昼食、飲み物を買い、オペラ座の裏からバス52番でローランギャロスへ行く。12時45分入場。 3番コートの日陰が空いていて座るが予定されていたゲームが中止なのか始まらない。 何か放送しているがフランス語なので全く分からない。 結局1時間半待ち。
女子ダブルス ピエルス、クズネツォワ vs マルチネス、フサロヴァ と ミックスダブルス ナブラチロワ、パエス vs フォレツ、デヴィルダーのゲームを見る。 ナブラチロワは50歳近くだと思うが非常に元気で上手だ。 若いフランスの二人を相手にして勝ってしまった。
20時にIさん、Sさんと待合わせ32番バスでシャンゼリゼまで行き、予約してあった凱旋門近くのフレンチレストラン ステラマリスへ行く。 ここは日本人の経営で日本語が通じる。 テニス見物帰りのTシャツでは場違いの高級レストランであった。 料理は一皿の量が少なくて我々にちょうど良くおいしかったが高かった。 小さなビール、4人でワイン1本をいれて二人分が257euro(35500円)。 メニュー ビーツ冷スープ、豚足のワイン煮込み、アスパラ・あみがさ茸、フォアグラのテリーヌ、オマールエビ、フォアグラ・子羊のレバー、デザート。
遅いのでタクシーでホテルまで帰る。 ホテル着23時40分。
ホテル発12時45分。 ホテルから歩いてチュイルリ公園を通ってルーブル博物館へ行く。 途中のオランジェリ美術館は改装中で休館だ。
13時30分ルーブル入館、入館料8.50euro(1170円)。
モナリザのところへ行くとここだけ人が大勢いる。 ゆっくりじっくり鑑賞できそうにない。
廊下のようなところにボッティチェリのフレスコ画が2枚ある。 多分フィレンツェのウフィツィ美術館ではボッティチェリの絵の前は人だかりしていると思うがここでは誰も見ず通り過ぎていく。
ミロのビーナスのまわりをじっくりと見ながら1周する。 どこから見てもきれいな体だ。
フェルメールの2枚の絵を見てからラトゥールの絵を見ると同じように光と影が目立つが私はフェルメールのほうが好きだ。
ラトゥールの絵は4、5枚ある。
17時出場。
ルーブルからホテルへ帰る途中の道にガソリンスタンドがある。 ビルの1階で日本ではこんなところにあるのを見たことがない。
ホテルでIさん、Sさんと待合わせ海鮮で有名と聞いたLe Gran Cafeに行く。 海の幸盛り合わせ36.40euro(5020円)
雨が降っているのでホテルまで近いがタクシーで帰る。 ホテル帰着21時15分。
08時15分日本へ帰るIさん、Sさんをホテルの前で見送り。 ホテル発09時 紹介してもらった免税店のBenluxへ行きみやげ物を探す。
11時30分ホテルチェックアウト。 天皇陛下が泊まられたと言う近くのホテルDe Crillonでいかにも泊り客だったという風にして写真を撮る。
地下鉄でリヨン駅へ行き、駅そばの次のホテルMercureに12時20分チェックイン。 最初のホテルより安く6月2日イタリアへ行く列車に乗るのに便利だ。 KTSインターナショナルで予約、20800円/1泊。
15時ホテル発、セーヌ川まで歩き川沿いにノートルダム寺院まで歩く。 オステルリッツ橋を渡ってすぐの植物園からボートバス(Batobus)がありエッフェル塔まで行く。 1日券11euro(1520円)、2日券13euro(1790円)。 明日はこれに乗って移動することにする。
夕食に安くておいしかった27日に行ったレストランを探す。 ようやく見つけたが閉まっている、休みなのかまだ早すぎて開店していないのか分からない。
地下鉄へ入る階段の標識はパリらしく洒落たものだ。
27日に昼食を食べたLe Mussetで夕食。 サラダ、舌平目、ビール、ワイン、コーヒーで46.90+2.00euro(6750円)。
ホテル帰着20時。
ホテル発10時。 ボートバス1日券を買い植物園からシャンゼリゼまで乗る。 まず前回来たとき休館日で入れなかったロダン美術館へ行く。 入館料5.00euro(690円)。 庭はよいが肝心のロダンの彫刻はごつごつしすぎると感じられあまりよいとは思わなかった。
子供たちが見学に来ている。 アジア系、アフリカ系、欧米系人種と国際色豊かな子供たちだ。
庭に薔薇園があるがロダンという品名の薔薇がある。
エッフェル塔へ行こうと廃兵院の前を通ると若い制服の男女が沢山いる。 何のセレモニーか聞いても分からなかったが18時から何かセレモニーがあるらしい。
廃兵院の池の鴨にはすぐ近くまで近づくことが出来る。 こちらの雀も人間のすぐ近くまで来る。
シャイヨー宮と反対の方向 Champ公園からエッフェル塔を見る。 エッフェル塔の下へ行くと三つの足に上がるための人が並んでいる。 一番短い列に並んで聞くとここは歩いて上がるというので上へ上るのは止める。
下で30分くらい昼寝。
Batbusでオルセーまで行きRER-C線で廃兵院へセレモニーを見に行く。 何のセレモニーか分からなかったが、正賓と思われる女性が挨拶し、車椅子に乗った軍服の人たち、 旗を持った人たちのグループを回っていた。
シャンゼリゼから植物園までBatobusに乗りホテルへ帰る。 ホテル帰着21時。 エッフェル塔近くのスーパーでソーセージ、青菜などを買いホテルで青菜を茹でて軽い夕食とする。 材料費19.02euro(3000円)。
ホテル発11時15分、 地下鉄lena駅で降りると目の前にギメ博物館がある。 入館11時55分、入館料6.00euro(830円)。 ここには東洋美術の大コレクションがある。
躍動感溢れる焼き物の馬、乗っているのは女性だ。
まだ十分堪能しなかったが同行者がBenluxでみやげ物を買いたいというので16時25分出場。
Benluxで姉と息子への土産を買う。 18時ごろオペラ座が開いてないかと見に行ったが見学はできなかった。
19時05分ホテル帰着 スーパーで青菜等を買い昨日の残り物とホテルで夕食、 材料費3.15euro(430円)。
07時ホテルチェックアウト。 ホテル隣のリヨン駅07時44分発スイスローザンヌ行TGVでスイス経由でミラノへ出発。 ミラノへ直行する列車もあるがスイスを通ってみたかったのだ。 ユーレイルセレクトセーバーパス1日目使用。 TGVは全席予約が必要で日本で予約した。 しかしリヨン駅の切符売り場の状況からみるとパリへ来てから予約しても大丈夫のように思う。
TGVの各席に電源コンセントがある。 前の席の二人はPCでメール作成中だ。
ローザンヌ着11時37分。 ローザンヌ発11時46分のミラノ行きECに乗換え。 列車はレマン湖に沿ってだいぶ走り谷あいに入ると山の上に雪が残っている。
スイスからイタリアに抜けるとき犬を連れた係官が回ってきた。 麻薬を探しているのかな。
ミラノ中央駅着15時35分。