データベース特論 (2018年前期)期末試験用講義ノート(1)

試験は90分、紙の英和辞書のみ持ち込可です。

教科書は、第1,2,3,の計3章のうち講義で言及した部分といたします。
また、授業中に配布したコピーも試験範囲に含めます。


講義の目標
情報科学技術協会主催の「検索技術者3級」の合格
サーチャー(データベース検索技術者)の雛鳥
商用(有料)Webデータベース検索
無料Web検索
検索エンジンの上級検索モード
Google, Yahooなど
メタ検索エンジン
無料Webデータベース検索
携帯Webコンテンツの検索
Web2.0環境

情報検索とは
   文字列を探す
検索サービスとは
   検索のプロフェショナル
インターネット検索の理解
 サーチエンジン
 Web データベース

    ・商用(有料)データベース検索の理解


情報は何のために必要か。ニーズ
情報はなぜ必要か。
 判断、決断
 意思決定、政策決定
サービスとは、検索が上手にできないユーザーに
 代行検索 → 上級検索技法
 検索指導 → パワーユーザーの養成

講義の中心的事項
データベースといっても
データベース検索である。
そのなかで文献データベース検索が中心
なかでも雑誌論文・記事検索が中心

Web情報 の増殖
 Search Engine Optimization (SEO)
    Search Engine Marketing(SEM)
             サーチエンジン対策
情報検索技術者
 素人検索の限界
    Allabout.co.jp (指南・ガイド情報)

情報検索専門家とは


商用とは

   •課金システム


検索依頼者からの要請
組織内、企業内、学内
外部
検索実行者、 代行検索者
サーチャー
レファレンスライブラリアン、図書館司書
情報専門職、情報リサーチャー、情報コンサルタント、情報ブローカー
外部委託(アウトソーシング)

検索・探索メディアの選択
冊子体
 •参考図書 ー 書誌、索引、目録
パッケージ系データベース
 •CD-ROM、DVD
インターネット
 •Web  ページ <- サーチエンジン
 •Web Virtual Reference Desk
 •Web データベース
• 動的地図

一次資料の種類

   図書、雑誌、会議資料、規格資料、テクニカル・レポート、学位論文、特許明細書


二次資料の種類

 Webデータベースに移行中

  抄録誌(abstracts journal) 雑誌、データベース

  索引誌(index journal) 雑誌、データベース

  目次誌(contents journal) 雑誌、データベース

  目録(catalog) OPAC

  書誌(bibliography)


網羅的検索選択的検索か?
網羅的・徹底的(Comprehensive Search) 
 •ロボット系上級検索モード
 –(例:Google, Yahoo!)
 •メタサーチエンジン
 –(例:Metacrawler)
 
選択的・重点的(Selective Search)
 •ロボット系簡易検索モード(一発命中検索)
 ・知識データベース Yahoo!知恵袋など

最新情報検索遡及検索
最新情報検索(Current Awareness Search)
 •ホームページ、特にニュースサイト
 •RSS配信
遡及検索(Retrospective Search)(古いもの)
 •冊子体
 •データベース(1970年代から)
 •インターネット(1990年代から)

高度な(上級、サーチャーが行う)検索とは:


演算子(operators)
演算子を用いない検索法:

      単語のみ

      単語間にスペースを置く。

      初期設定でスペースがandないしorとして機能
       

演算子を用いる検索法:

      単語間にand, or, notなどの論理演算子やnear、(W)などの位置演算子を用いる。


検索の実践・プロセス
文字・文字列を手がかりに検索
検索式(syntax)の構成
文字のみの場合
(複数)文字と演算子(operator)の組み合わせ
1.検索窓(search box)に文字を入れ、「検索」ボタンを押すか「エンター」キーを押す。
検索窓が複数用意されている場合がある。その場合に演算子が別窓で用意されている場合もある。
2.検索結果の一覧表示
3.一覧表示の一つをクリックし、詳細表示

複数単語の組み合わせ
論理演算子 boolean
and or not
not には色々な表現があるので注意
例 and not, but not, not、- 
位置(近接・近傍)演算子  proximity
near adj  same  with  AROUND
半角() nesting 鳥の巣
演算子と共に用いる
演算子の優先順位を指示

論理代数(式)
複数の検索語の関係
演算子自体は検索されない
論理演算子 boolean operator
かつ and
または or
でない not
George Boole (イギリスの数学者、19c)の名前に由来
複数語の論理関係を図式化した図をベン図という。
John Venn (イギリスの論理学者、19c−20c)の名前に由来

単純な検索式の例
and条件
宮城 and 学院
or条件
   宮城 or 仙台
not条件
    大学 not 高校
(注意) 演算子は検索システムによっていろいろな表現がある。andは省略される場合がある。特に指示がない場合、演算子は半角小文字を用いる。

Googleの例
and条件
    宮城 学院
or条件
    宮城 OR 仙台,   宮城 仙台
    OR(大文字) は同じような概念で異なった表現がある場合によく用いられる。
not条件
    大学 -高校

and orの併用
3語以上
(宮城 or 仙台) and 大学
andorに優先するので、orを優先する場合は半角丸括弧を用いる。
( )がないと、宮城か、仙台の大学となり、宮城の大学とならず宮城があるすべてのものが検索されノイズが発生する
( )を使うと、宮城ないし仙台の大学となり、
 宮城 大学 と 仙台 大学 を同時に検索する
一般に not −> and −> or の順で優先

図書館蔵書目録(OPAC Online Public Access Catalog)の検索上の注意

8桁


次世代図書館蔵書検索システム

利用者参加型件名付け

新しい情報提供サービス

     –主として、OPAC(蔵書)+雑誌記事=統合検索

システム:Summon, EBSCO,Primo Central Index, WorldCat Local, Next-L Enju


続く