アラスカ&シアトル4泊6日旅行

2005年1月7日〜1月12日までアラスカとシアトルへ旅行してきました

1月7日

前回のフランス行きに車で成田へいって、滑り込みセーフだったので今回は成田エクスプレス利用
やっぱり鉄道は時間が読めて楽だなぁー。駅の荷物運びが面倒だけど。

オーロラが見れるかどうか?が焦点の一つでもあったので予習
オーロラ事態は雲の上の太陽活動なので、まずその活動具合
アラスカ大学のオーロラ予報
それから天候も大事。晴れないと全く見えない
こちらが フェアバンクスの天気予報

参考になるかもしれないし、ならないかも。
結果的に、初日、条件が悪し、2日目、条件良し。と信じて、初日、早く寝ました
が、結果的には初日の方が成果はあったみたい。。。
ヘタに情報を入れるよりも、見れるんだ!と信じることが大事かも。

本日の予定は、東京→シアトル。
そのあとシアトル→アンカレッジ→フェアバンクスという長期旅

無事にチェックインし、回転寿司などをつまんだあと搭乗
ほぼ定刻15時過ぎに離陸。やっぱりノースウェストになっちゃう
絶対のりたくないんだけど止む無しなんだよな。
でも、機材が新しくなってやるじゃん。飛行も順調順調。と、快適に過ごしていました。
と、思っていたら「お医者様いませんか〜?」のアナウンス
なんと乗務員がなんと体調不良になったらしい。
んで、なんとアンカレッジに寄り道。
そこで降ろしてくれればもっと時間短縮が出来たはずなのに〜
つーか、飛行機会社の乗務員なんだからプライドもって体調管理せーや
引き返したり、遅れたり、緊急着陸したり、あとあるのは、ハイジャックか墜落!?

シアトルでちょこっと寄り道をしてサンドイッチを補充して、アンカレッジ→シアトル
シアトルからアンカレッジまで3時間以上かかるんですけど。広すぎ。
日本からアラスカに行くのに、わざわざシアトル経由でいくのはバカみたい。。。

そんなこんなで、やっとこ到着したフェアバンクスの空港
各種、動物の頭がお出迎えしてくれる結構な迫力の空港でした

荷物の受け取りをしている間に、迎えのバンのドライバが声かけ
現地時間21時に車に乗って、22時に到着
雪と氷の中、時速55マイル=約100kmで飛ばすバンは結構な迫力でした

到着してすぐに、持参したカップ麺にお湯をもらって夕飯
そのまま一睡もせずに、オーロラ待ちへ。天気は曇り。空は一面の雲。
気温は、思ったよりも、期待したよりも高め。
摂氏でマイナス30度の世界を考えていたのに、マイナス5,6度ってところ
ヒーターの入った部屋に入るとメガネは一瞬で曇りますが、凍傷するほどじゃない
一応、防寒具(パーカー、パンツ、ブーツ三点セットで25ドル。単品なら10ドル)を借りました
が、ブーツだけでも十分だったかも。

1月8日

夜中の1時ごろに、雲の隙間が緑色に染まる。そしてその色が変化する
おお、オーロラがあの向こうにある?と思うんだけど、よく写真でみるような奴じゃない
一応、空に光の筋がでているみたいんだけどねぇ。。。
2時過ぎにはそうした動きがなくなったので、寝る。日本を出てから長〜い一日なので
ただ、3時過ぎに雲が切れて、綺麗なオーロラが見えたそうな。。。
くそー、もう少し頑張っていればよかった。

翌朝、9時頃起床
シアトルで調達したサンドイッチを頬張ってリゾート内部を散歩

まずは、正面入り口ともいえる
Chena Hot Spring Resort のゲート

周囲の雪景色が抜群に綺麗。雪を蓄えた自然、白世界は綺麗なことこの上ないです

入り口のソバに、アイスホテル=氷で作ったホテルがあるというので見物
ところが、11月完成予定で1月でまだ作成中だという
アバウトだか、おおらかだか、ヤル気がないんだか。
11月完成だったはずなのに、1月で完成していないってことは今冬中には、合わないんじゃない?
池から切り出した氷をロクロで回して、周囲を削って、バーナーで焙って表面を均一化させるわけ

その近くに犬が集まる場所があって、都合30頭ほど
人懐っこい犬ばかりなので、戯れてみる。ムツゴロウさんになってみる

んー、やっぱり犬は可愛いなぁ。
お昼に、また、カップ麺を食べて、犬ぞりにチャレンジ
これがめっちゃくちゃ楽しい。
ソリに寝そべる感じで、大体時速15kmぐらいで引っ張られます
途中で、先頭の若いリーダー犬の気が散ってマジメに走らなくなったり
セット、繋ぐ場所を組み替えて、一番最後は最後尾になってしまいました
ちゃんとマジメにやれよ。ってところのようです

風をきって、体が冷えた?と思ったので温泉へ
水着を着て入ります。「100度=40度で熱いから気をつけて」といわれましたが
その程度、熱いわけないじゃん。雪の露天風呂なので、ぬるいかなぁ?と思ったら十分な熱さでした
温泉をあがるとたちまち冷えましたが。
湯煙の向こうに見えています。湯気がもうもうとしていました。

この温泉、白人の人ばかりがお客さん。日本人はほとんどなし
日本人しかいなかったオーロラ見物に比べると、本当に対象的でした

このチェナ温泉リゾートは、日本人向けの営業力が強くて、日本人スタッフも多数いらっしゃいます
犬ぞりも、受付も、アクティビティセンタのサービスなど、あちこちに日本人スタッフがいました。
ただ、もちろん、常に日本人がいるわけじゃないので、最低限の英語は会話できた方がいいですけどね

24時間オープンで、オーロラ観測にも使えるアクティビティセンターの内と外
一番通り各ロッジからでも50mぐらい。
軽食も取れるし、お湯や電子レンジが使えたりします
滞在中の5食のうち、3食カップ麺で乗り切ったので、すっかり笑われてしまいました

前夜、オーロラをとり損ねているので、ポスターを撮影

自然風景写真。雪景色

セスナ用の滑走路。でも、国際空港呼ばわり

自然の真ん中なので、野生動物が立ち寄ったり。夏はグリズリーやブラックベアがロッジを占拠したこともあるとか
冬なので、鷹?かな?ピロピロ〜って鳴いていました。

夕方になって晴れ間が見えたので、これはいける?かと思って仮眠
4時間ほど眠って、夜のオーロラ見物に備えました
21時に起き出して、また、カップ麺を食ってからアクティビティセンタにて待機
15分おきに外を見るも、ずーっと雪、雪、雪
こんな天気で雪上車70ドルを支払っていく人って。。。お金持ちだなぁ。

1月9日

朝の4時ごろ、やっと雪があがり、雲が晴れました
オーロラがでる気配は全くなかったんですが、星空が綺麗
天頂、真上に北極点が見えました。
フィルム余りを利用して撮影しました。
ただ、露光時間が短くて。。。。満天の星だったのに。。。
ISO800で、開放端、ピント無限遠で、10〜15秒程度じゃやっぱり短かった。。。

そのまま朝5時まで頑張ったのですが、また、雲がでたし、オーロラの気配もないので、就寝
2時間だけ仮眠をとって、8時の送迎バスへ乗り、空港へ
チェックアウトの際に、1泊分しか請求されていないので、指摘の上合計530ドルほど支払い
黙っていたら、ばっくれられたのかしら。。。ま、正直に越したことはないし
自家発電でまかなっているようです。
ロッジの部屋は設備が若干、古めなことを除けば問題はなし。ただ、ものすごい乾燥。
日本の湿気が異常なのかもしれませんが、それになれるとあちらの乾燥はものすごい応えます
濡れタオルをおくとか、そーいう自衛が必要かも。

シアトルへ移動する際の朝11時のfairbanks空港
朝11時が朝焼けと日の出という昼の短さ。 フェアバンクスは起伏がない平らな平野なので、建物は低く、見通しはとてもよい
青空が広がっていました

帰りの飛行機上からみたマッキンリーとアンカレッジの流氷
美しい。マッキンリーにはのぼってみたいですネェ。夏でいいので。
でも、大変なんだろうな。。。

アラスカには大自然がせっかくあるので、オーロラだけじゃもったいないですね
マッキンリーの雄大な姿、氷河、野生動物との出会い、そーいうのをもっと感じたいと思いました
真冬で交通機関がないとオーロラだけになっちゃいますけど、もっとアクティブに行動したいですねぇ
ということで、オーロラもちゃんとは見えなかったので、いずれはリベンジ

1月10日、11日

ビールのんで、姪っ子と対面して、先方の家族主催のホームパーティに参加
三度目ですし、イベントもないので、寝不足解消のために寝ていました
ビールを飲んで、肉とサーモンを食べて、終了
新しい情報はあんまりないかな。気温はマイナス5度ってところ。
アラスカよりは暖かく、東京よりは寒いぐらいか。

シアトルで飲んだ地ビール

シアトル近くのベルビュー市のチーズケーキファクトリ