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植水古墳群(大宮市)
植水【uemizu】は荒川左岸の台地で、概して平坦な大宮市には珍しく起伏があります。
宅地化が進んでいることもあって、残っているのは神社古墳が多いようです。



小山稲荷古墳


住宅の間を抜けていきます慈眼寺に近い小さなお稲荷さん。入口は東側にある。実は大宮市内で大きな社殿が乗せられている古墳はここと原稲荷ぐらいのもの。

径17mということだが、ほぼその大きさは保たれているものの、変形が著しい。鳥居の色褪せがはげしく、稲荷らしくない。見事な紅葉が

土留めは後ろまで周っています背後はこのように補強されている。鳥居は年代ものだが、保護の手が及んでいることがうかがえ、一安心。



原稲荷古墳


こちらはかなりごりっぱ。ちゃんと境内があります径40mと、小山稲荷古墳の倍の規模だけあって、神社としても立派。ちゃんと地図にも載っている。

40mもあれば、こんな高さでは済まないはずで、墳頂はかなり削られているようだ。正しいお稲荷さん、といった感じ

裏には雑木林が続きます石室石材が出たらしいのだが、それらが現在どこにあるかは不明である。

墳丘東側を見ている。方墳に近い状態になってしまっているのがわかる。掃除も行き届いてきれいな神社でした

いい字ですねえ。いまどきのデザインされたフォントに欠けてるものってのはこういう「いい」感じかも知れぬ社殿脇に掲げられた額。この他にも大宮市外の会社名などが記された額が多数あり、広く信仰されていたことがうかがえる。
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