天川洞川tenkawa-dorogawa
(奈良県天川村)

昔ながらの木造旅館が並ぶ、大峰講の宿場町

洞川(どろがわ)は、修験道の修業場として知られる大峰山山上ヶ岳の山麓に位置する集落。その歴史は、役行者が道場を開山して以来の一千数百年に及ぶとも言われ、古くは藤原道長や行基、空海なども訪れたとされる。

非常に山深い場所にある集落だが、山上川沿いに数多くの木造旅館が建ち並ぶ、かなりの規模の旅館街を形成していて驚かされる。これらの旅館は、元々は「大峰講」と呼ばれる大峰山への参詣者たちが、その帰途に精進落としをした場であった。

夜の洞川は、暖かみを感じさせる灯りに照らされた、風情のある情景を見せる。洞川に温泉が出たのは1980年代のことで、現在では参詣者以外に、温泉目当ての観光客も増えているようだ。確かに、一度泊まってみたいという気持ちにさせられる温泉街だった。

 

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