有田arita
(佐賀県有田町・重伝建)

有田焼の産地として、世界的に名高い町

陶磁器の産地として知られる有田の歴史は、磁器の原料となる陶石がこの地で発見されたことから始まった。日本における磁器生産の発祥の地であり、以来400年間、この町は有田焼の生産によって繁栄してきた。もちろん現代でも、陶磁器の町としての活気に変わりはない。

通りに沿って、重厚な構えの家屋が建ち並ぶ。また、洋風建築もいくつか見られ、この町が陶器の輸出で、早くから国際的に名高かったことが感じ取れる。また、裏通りに入ると、失敗作の陶器などで造られた「トンバイ塀」が続く、いかにも陶器の町らしい風景も見られる。

陶山神社の鳥居。この町では、鳥居まで磁器でできているというのが面白い。ちなみに、陶器と磁器とでは原料に違いがあり、磁器のほうがガラス質が多く、より高い温度で焼き上げられる。そのために、透き通るような美しさを持つわけなのだが、素材としての味わいは陶器に劣るように思う。

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