私にとって、海外旅行は第二の人生の最大のイベントであり、愉しみであった。
定年の前後に父母が他界、永年の介護から開放され家庭的にも自由の身となった。
永年の夢を実現すべく、生きがい予算の大半を注ぎ込んで旅に出た。
第二の人生をより幸せに生きるべく、定年後、哲学・宗教・心理・歴史・文化など
人生の根幹部分に関連するの学習に勤しんで来たので、各地の文化・歴史・自然に
触れることは大きな喜びであり、感動であった。
学んだことを現地で実感することもあるが、更に学習の必要を感じることが多い。
自己と自己の価値観の高揚に向け、更なる学習の必要性と内容の堀り下げを
ひしひしと感じている昨今である。
このことは日本の国内でも同じである。
再度の訪問にも新しい発見があるし、訪れていない処では別の新しい感動がある。
オーストラリア旅行の時に、カメラを持たない徳島の女性に出会った。
若い彼女はいつも写真を摂る代わりに、風景を目に焼き付けて帰るという。
デジカメにしてから摂る枚数が更に増え整理に追われているが、感動した風景は
表題の先に写真が見に浮かんでくる。しかし、紹介記事など文章は忘れてしまう。
いつか写真を眺めて楽しむ時もあろうかと考えて記録用に写真を整理している。
キーワードは 発見