自己の哲学の構築

 1.哲学的に考える
  哲学とは、「あるべき人生観・世界観の根本的英知の探求」であり、
  「私たちの存在経験の凝縮した表現」である。(放送大学テキスト「現代の哲学」)

  哲学の本質はさておき、「如何に生きるべきか?」という問題を哲学的に考え、
  自分らしい考え方を構築することは大事なことである。
  人生経験が豊富な高齢期だから出来ることである。

 2.生きている意味の追求
  これまでの人生で達成して来た「目標」、「創造した価値」、そして「経験」から得た
  もの。それらが
  「自分の人生にとってどんな意味があったのか」
  これが自己に対する哲学的な問いかけである。

 3.個性と共生、そして感謝
  各人は夫々に内面世界を持ち、個性的に生きている。
  各人が自己の哲学の構築を通じ、内外の世界を問わず、社会や自然と共生する自分を
  見出し、生かされている自分に気づいた時に、本当の幸せを感じ取るのではないか。