1995年

第二自主探
第四自主探
 番外:北海道蘭越での生物調査(1995.7.5-10)




【場   所】 鎌倉源氏山周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1995年 1月 8日(日)  【時  刻】  8:30〜12:21  【天  候】 快晴 9℃  【参 加 者】 約30名  【観 察 種】   1.トビ        2.ハイタカsp.   3.オオタカ?   4.ノスリ       5.コジュケイ     6.キジバト   7.ヒメアマツバメ3  8.アオゲラ      9.コゲラ  10.ハクセキレイ   11.ヒヨドリ     12.ルリビタキ  13.ジョウビタキ♂  14.アカハラ♂♀   15.シロハラ  16.ツグミ      17.ウグイス     18.エナガ20+  19.ヤマガラ     20.シジュウカラ   21.メジロ  22.アオジ      23.クロジ      24.カワラヒワ  25.シメ       26.スズメ      27.ムクドリ  28.ハシボソガラス  29.ハシブトガラス  30.番外ドバト 暖かな日和。木々の葉はほとんど落ちていますが、諏訪神社のサクラはなぜか 散り残っている。P2ではケヤキに新しいリスの喰痕。右手の斜面にアカハラ が出現。「忍法木の葉返し」をご披露におよぶ(^_^;)。 駐車場ではメジロの群れが通過。ジョウビタキ♂が車の下や日向に現れて、美 しい銀白色の頭部を存分に見せてくれました。 無線をワッチしていると源氏山の川上さんから「ノスリが上空に」の報。「松 浦さん見えませんか?」の問に「アオゲラを見ているのでそれどこでない」と の答。苦笑(^_^;)。 佐助稲荷の水路でエコアップ。久保(父)さん等が運んで下さった廃材で水路 を所々せき止める。土の流れるのが防げるし、増えたカワニナの稚貝も残りま す。 メジロが盛んにつついていたサザンカの蜜をなめてみました。結構甘いのです ね。 鳥合わせ中にタカ類が現れて一騒ぎありました。 小林さんが小笠原でのホエール・ウォッチングを紹介されていました。ご興味 のある方はどうぞ小林さんにお問い合わせ下さいね。目次へ
【場   所】 北鎌倉台峯周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1995年 1月22日(日)  【時  刻】  9:00〜12:15  【天  候】 曇りのち雨  【参 加 者】 15名 位だったかな(^_^;)  【観 察 種】   1.トビ        2.キジバト      3.カワセミ♂   4.コゲラ       5.キセキレイ     6.ハクセキレイ   7.ヒヨドリ      8.モズ        9.ルリビタキ  10.アカハラ     11.シロハラ     12.ツグミ  13.ウグイス     14.エナガ      15.ヤマガラ  16.シジュウカラ   17.メジロ      18.ホオジロ  19.カシラダカ    20.アオジ      21.カワラヒワ  22.ウソ       23.シメ       24.スズメ  25.ムクドリ     26.オナガ      27.ハシボソガラス  28.ハシブトガラス  29.番外ドバト 石橋のある河で、ムクドリ2羽が餌捜し。石の上に乗って、くちばしをちょう ど、箸をハの字に開くようにして落ち葉をどけていました。ツグミ類やクロジ のような「落ち葉返し」とは違うのですね。 川上さん宅に向かう途中、民家の庭木の上で、「グァン、グァン、・・・」 と犬の吠えるような声。犬が枝先にいるわけないですね。タイワンリスでした。 威嚇していたのでしょうか? 雨が降り始めましたが、岩田さんは一足先に第一工区でエコアップ作業。ご苦 労さまでした(_ _)。 谷戸に降りる。女坂の下に動物の糞が一箇所にかたまっていました。大きさな どから「タヌキの溜糞」ではないかとの結論(^_^;)。廣晃さんによれば前日 には無かったそうで、道端にするとは大した度胸のタヌキです。 廣晃さんは「アオジの身になって」地面に這いつくばるようにして落ち葉をか き分けてみせてくれました。すると、色々な植物の種、鳥のフンがあるのがわ かるりました。こういうことは、口で言うだけでなく、本当にやってみないと 「鳥の気持ち」は分からないですね。 谷戸の池を後にすると、残っていた廣晃さんから「イタチとウソがでました」 と無線。数名が引き返して見られたようです。イタチ(ホンドイタチ)は居付 いてしまったようですね。 午後からは第一工区でエコアップ作業。オオフサモは増えていました。雨が強 くなってきたので早めに切り上げました。目次へ
【場   所】 鎌倉源氏山周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1994年 2月12日(日)  【時  刻】  8:30〜12:20  【天  候】 晴 風力1〜2 8℃  【参 加 者】 33名  【観 察 種】   1.トビ        2.コジュケイ(c)  3.キジバト   4.ヒメアマツバメ   5.アオゲラ      6.コゲラ   7.アカゲラ♂     8.ハクセキレイ    9.ヒヨドリ  10.モズ       11.ルリビタキ    12.ジョウビタキ  13.アカハラ     14.シロハラ     15.ツグミ  16.ウグイス(c)  17.キクイタダキ1  18.エナガ  19.ヤマガラ     20.シジュウカラ   21.メジロ  22.ホオジロ     23.アオジ      24.クロジ  25.イカル7     26.シメ       27.スズメ  28.ムクドリ     29.オナガ      30.ハシボソガラス  31.ハシブトガラス  32.番外ドバト ●P2でツグミを見ていたら、「あれはなんだ?」という声に見ると、アカハ ラ登場。頭の黒い♂でした。三浦半島ではしばしばアカコッコがいたという報 告がありますので、よーくアカハラも見て置かなくてはね。 ●駐車場で、岩田さんが斜面で採餌しているイカルを発見。ほとんどの方が見 られてよかった!ここではなかなか珍しい鳥です。クチバシの肌色、帽子をか ぶったようなコントラストの強い、見応えのある鳥ですね。鳴き声を聞いたこ とのある人は忘れないでしょうね。飛んだとき7羽数えたということでした。 久保(父)さんとしばし学名談義。イカルの学名は「暁の声のする仮面をかぶっ たもの」ということになるのだそうです。面白いですねー。 ●佐助の水路でエコアップ作業。廃材を利用したじゃま板を置いて、地下に流 れ込み易い水を少しでも溜めるように工夫。 先月もいた近寄っても飛ばないキジバト。学名(属名)の由来になった首の筋 が薄い。双眼鏡でやっと確認できる程度。まだ若い個体なのだろうか?枯れ葉 をどけるのに、くちばしで払うだけでくわえません。くわえてどけるのは、ア オジ、クロジ位まででしょうか?ツグミはどうしているのかな?と疑問が次々 と・・・・ ●佐助稲荷では小林(YASI)さんが、小笠原での「ホエール・ウォッチン グ」について「講演」されていました。YASIさんは15日には再び小笠原 に向けて出航されてしまいますので、お問い合わせは04998−2− 3215、小笠原ホエール・ウォッチング協会へ!ザトウクジラが手を振って 歓迎してくれるそうです(^_^;)。 ●無線で川上さんから「詰め所付近でアカゲラがでてます」の報に、先頭集団 はそそくさとそちらに向かう。でーも、残念ながら姿も声も聞けず。川上さん の話しによると♂だそうで、しばらく「キョ、キョ」という声がしていたそう です。しばらく居てくれるようです。 ●昨日は自主探メンバーの多くが「アカガエルとウメノキゴケの調査」に参加 したということで、常連さんたちは2日連続でご苦労さまでした。鎌倉市の定 めた「環境基本条例」にそって平成7年度に策定される予定の「環境基本計画」 の調査のひとつとして、この2種を指標生物とし、自然環境や大気汚染の状況 を探るというものです。源氏山公園内の桜にもウメノキゴケがあり、その中に 「マツゲゴケ」が混じっているというので、見せてもらました。ウメノキゴケ よりも小さくて縁がぎざぎざ。めくってみると、裏は黒くて、なるほどマツゲ のような毛が生えていました。ルーペでやっと見ることができました。目次へ
【場   所】 北鎌倉台峯周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1995年 2月26日(日)  【時  刻】  9:00〜12:51  【天  候】 雪 風力1〜2 3〜4℃  【参 加 者】 12名?(名簿が無いので・・・)  【観 察 種】   1.マガモ       2.トビ        3.オオタカ   4.ノスリ       5.ヤマシギ2     6.キジバト   7.コゲラ       8.ハクセキレイ    9.ヒヨドリ  10.モズ♂      11.アカハラ♂♀   12.ツグミ  13.ウグイス     14.エナガ      15.ヤマガラ  16.シジュウカラ   17.メジロ      18.ホオジロ  19.カシラダカ    20.アオジ      21.カワラヒワ  22.ウソ♀3     23.スズメ      24.ハシボソガラス 朝起きると雨。でも偶数月は水質調査ですから、レイン・ウエァで身支度して出 かけました。横須賀線でトンネルを抜けると東逗子、なんとそこは「雪国」だっ た!北鎌倉駅では大きな牡丹雪が。でも牡丹雪は暖かい証拠。 集まったメンバーはさすがに常連さんだけ。でもこんな日にも10名以上集まる 探鳥会というのもすごいでしょ!台稲荷に上がって円覚寺の方を見ればかなりの 雪景色。またひと味違いますね。 稲荷での川上さんのお話で、ここの杉の木に開けられた穴はアオゲラのものだそ うで、巣まではいっていないのですが、樹皮もめくられていました。 谷戸へ降りながら氏の話では、前日庭の餌台にたいへんな数のスズメが群がって いたという。大雪の降る前に良く見られる現象だそうで、小鳥達には「明日たい へんなことになるぞ!」とちゃんとわかるのだそうです。 コジュケイの砂浴び場を見せてもらいましたが、雨でも雪でも、崖下状になって いるそこはちゃんと乾いていて、小さな体羽が数枚落ちていました。 谷戸の池のハンノキは雄花が咲いていました。垂れた稲穂のようなそれは、落ち たものを手に取ってみれば一つ一つの小さな雄花を支える軸が鮮やかなマゼンタ でした。こういう花を「尾状花序」というのだそうです。 「清水が淵」では久保(父)さんがヤマシギ2羽を飛ばしてしまったということ でしたが、私はメモを付けていれ見損なってしまいました。えーん(;_;)。また、 ノスリがカラスに追い立てられたその矢先、反対側ではオオタカがやはり追い立 てられたのを川上さんが見ておられます。 あまりの天候不順のため、いつもの水質調査は中止(雨や雪が多いと水が薄まる ので)。谷戸の池の流量だけ計りました。毎秒1リットル程度でしたので、一日 で86トン!山の絞れ水はすごいですね!防災用に利用しない手はありません。 谷戸の道にアカハラが出現。しばらく餌取りを観察。廣晃さんによると羽に怪我 があるようだと言うことでしたが、ちゃんと飛んだので一安心。山崎小学校の裏 山でぱらぱらと飛んできた集団が枯れ枝に。マヒワか!?と期待したのですが、 良く見ればカワラヒワの群でした。自分の息と雪からかわった雨で双眼鏡が曇る こと曇ること(^_^;)。 午後の部は割愛。お昼を川上さんの「小屋=研究室」で取らせてもらい、そのま ま「スズメ会=勉強会」へと突入したのでありました。目次へ
【場   所】 鎌倉源氏山周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1995年 3月12日(日)  【時  刻】  8:30〜12:17  【天  候】 晴 風力2〜3 14℃  【参 加 者】 34名  【観 察 種】   1.トビ        2.オオタカ      3.ノスリ   4.コジュケイ     5.キジバト      6.ヒメアマツバメ   7.コゲラ       8.ヒヨドリ      9.ルリビタキ  10.シロハラ     11.ツグミ      12.ウグイス  13.キクイタダキ6  14.エナガ      15.ヤマガラ  16.シジュウカラ   17.メジロ      18.アオジ  19.クロジ3+    20.カワラヒワ    21.シメ  22.ウソ       23.スズメ      24.ムクドリ  25.ハシボソガラス  26.ハシブトガラス  27.番外ドバト そろそろレンジャクの季節なので、30分早く行って、鶴岡八幡宮の参道へ行 ってみました。一の鳥居の付近にある数本のエノキにレンジャクの好物、ヤド リギの実がたくさんついています。今日は、というより、今年はどうかという ことでしたが、残念ながら空振りでした。横須賀では出たという情報があった のですが・・・ 前回ここでヒレンジャク23羽を見たのは1991年3月17日でした。 ちょっと遅れて集合場所へ。岩田さんは後から参加ということでした。集合場 所の小さな公園で採餌していたドバトの1羽は一本足で立っていました。怪我 をしているようで、歩き方が変でした。捕まえられれば看てやりたかったので すが、経験がないもので。後で岩田さんにうかがったところ、前から近づいて 上着などをかぶせて捕まえると良いそうです。鳥は後ずさりが出来ないそうで す。 人数が多かったので、廣晃さん引率の「鳥がどうしても見たい班」と私引率の  「のんびり自然観察班」にわかれました。 無線で廣晃さんから「諏訪神社のタブノキにトビが営巣しそうだ」との報告。 私が見たときはタブノキからかすめ取った何かを空中で足でほぐしてタブノキ の周りを飛び回っている個体がいました。求愛給餌をしようとしていたのかも しれません。キジバトも独特の「台形」ディスプレイ・フライトをしていまし た。 佐助稲荷では水路のミニエコアップの後、境内でクロジの♂若鳥を間近で見ら れました。眼の前の枝にじっとしていてくれました。そうしていると無線で 「キクイタダキ5+」とか「ウソ3羽」とか、先発組から報告がありましたの で、期待が高まります。P2ではノスリが出ました。 栗林では望さんがオオタカを発見。カラス3に絡まれながら頭上へ。しばらく 旋回を繰り返し、急降下をはじめました。足を前へ突き出し、獲物を狙ってい たようでしたが、その瞬間は視野から消えてみられませんでした。でも、白く 輝く美しい鷹を見られて、もう満足でした。 ヒノキの林で混群(ヤマガラ、コゲラ、シジュウカラ、メジロ)に遭いました が、お目当てのキクイタダキやウソにはとうとう遭えませんでした。先発組の 方などはちゃんと見られた方も多かったのでは? 腰痛が悪化しているため、午後の部は休ませていただきましたが、鎌倉駅のホ ームで、線路に降りたスズメが巣材にする枯れ草を集めていました。くわえて は咬んでみて、気に入らないとポイ!ちゃんと吟味しているのです。 【おまけ】 帰宅途中、JR久里浜駅から程近い八幡神社に行ってみました。宮脇氏の情報 で、ヒレンジャクが来ていることこと。境内の数本あるエノキのヤドリギに来 るので待つこと暫し。来ました!3羽を確認。熟れたヤドリギの実を「パクッ、 パクッ」と食べていました。さてじっくり見ようと望遠鏡を用意していたら飛 んでしまいましたが、全部で7+位いたようでした。 他に、シメ2、ツグミ、メジロ、シジュウカラ、カワラヒワなどが現れ、チョ ウゲンボウ1も上空を通過して行きました。この境内は座っているだけで充分 鳥見が可能でした(^_^)。目次へ
【場   所】 北鎌倉台峯周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1995年 5月28日(日)  【時  刻】  9:00〜16:30  【天  候】 晴のち曇  【参 加 者】 35名  【観 察 種】   1.ウsp.2羽    2.カルガモ      3.トビ   4.オオタカ      5.コジュケイ     6.キジバト   7.ホトトギス     8.カワセミ      9.アオゲラ  10.コゲラ      11.ツバメ      12.コシアカツバメ  13.キセキレイ    14.ハクセキレイ   15.ヒヨドリ  16.ヤブサメ     17.ウグイス     18.ヤマガラ  19.シジュウカラ   20.メジロ      21.ホオジロ  22.カワラヒワ    23.スズメ      24.ムクドリ  25.ハシボソガラス  26.ハシブトガラス 地元の団体も同時に観察会を行うということで、廣晃さんはそちらの引率に。 住宅地の路地で、種類は不明ですが、お尻がトックリバチに似たハチが、何か を肉団子状態にしたものを運ぼうとしていました。すぅっと地面に降りて荷物 を整える仕草。ちょっと手間取ったあと、やおら離陸。ちょっとふらつきなが ら飛んで行きました。おそらく自分の体重と同じか、それ以上なのかも知れま せん。たいした飛翔力です。 台稲荷の坂にはアリドオシの赤い実と、白い花が。長さが2cm程で筒状です。 香りはしませんでした。 スイカズラ、テイカカズラの花が咲き始めました。エゴノキの白い花が道に落 ちていました。谷戸に降りる直前にホトトギスが遠くで鳴きました。今年初め てです。 谷戸の湿地には大きくなったハンゲショウが目立ち始める。谷戸の池にクロス ジギンヤンマが飛んでいたと、川上さんから無線通報。池に流れ込む小川の上 をシオヤトンボの♀が行ったり来たり。小川の水はまだ冷たい。ビールを冷や すにはちょうど良い?(^_^;) 廣晃さんの話しと併せると、シオカラトンボ、カワトンボ、ヤマサナエが確認 されたとのこと。 谷戸の中のハンノキにスズメ、ムクドリが小さな群れでいました。雛の成鳥に 必要な青虫を求めてでしょうか?スズメは幼鳥もいたようでしたので、家族な のかな? 山崎小学校に出ると、オオシマザクラ、モミジイチゴ、ウグイスカグラの実が 成っていました。北大路の谷戸ではモンキアゲハを見かけました。 午後は中央公園でエコアップ作業。素堀の草刈、アオミドロの除去など、ご苦 労さまでした。私は見てただけ(_ _)。 この日は「自然環境クラブ」から全会員(女子小学生2名!)が参加。観察と エコアップに積極的に活動してくれました。川上さんに自主探に参加したいと 手紙を出していたそうで、環境保全への意識の高さに驚かされました。 会員がもっと増えるといいね。また参加してね!v(^_^)v目次へ
【場   所】 源氏山周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1995年 6月11日(日)  【時  刻】  8:00〜12:12  【天  候】 晴 23℃ 風力2〜3  【参 加 者】 カウントを忘れました(^_^;)40名位か?  【観 察 種】   1.トビ        2.コジュケイ     3.キジバト   4.ホトトギス     5.アオバズク     6.ヒメアマツバメ   7.アマツバメ     8.アオゲラ      9.コゲラ  10.ツバメ      11.ヒヨドリ     12.ヤブサメ  13.ウグイス     14.エナガ      15.ヤマガラ  16.シジュウカラ   17.メジロ      18.ホオジロ  19.カワラヒワ    20.スズメ      21.ムクドリ  22.オナガ      23.ハシボソガラス  24.ハシブトガラス  25.番外ドバト 梅雨の晴れ間となりました。岩田さんはお仕事が入ってお休み。そこへ以前か ら参加したいと仰っていた竹内鎌倉市長さん、秘書室の田中さんがお見えでし た。人数が多いので班分けして、市長さんらを交えた先頭グループを引率させ ていただきました。 諏訪神社で後続組の廣晃さんに「いっきに佐助稲荷に行ってエコアップの現場 を市長さんにお見せしては?」ということで、手前のポイントははっしょって、 佐助の水路に。先に立ってご案内をと思っていたら、苔に足を取られてすべっ たりで、ちょっとあわてました(^_^;)。久保(父)さんにエコアップの様子 などを説明していただき、やがてはホタルを復活させたいとか、色々と聞いて いただきました。 佐助稲荷ではどういう訳か鳥の声があまりしません。天気の良い日は鳥の活動 は夜明け前からですから、悪い時間帯だったようです。今思えば、もっと神社 でゆっくりした方が良かったのですが、尾根道に出て、いつもあまり行かない 急坂手前を左に入りました。ヤブサメが聞けるかと期待したのですが、ホトト ギスの声が近くで聞けただけでした。 Cポイントで、川上さんが掛けた巣箱にシジュウカラが出入りしているのを皆 で見ました。ネクタイの短い幼鳥もそばに。毎年たくさんの幼鳥が巣立つので すが、全部が親になったら鳥だらけになるでしょう。なぜ、そうならないので しょうか?そう考えると、自然の厳しさがわかってきますね。 銭洗い弁天への降り口近くの枯れ木にコゲラの巣。目の高さ位で道路脇にあり ます。すぐ近くを人が通るのにねぇー。見ているとコゲラがそばにやってきた ようで、あわてて遠ざかりしばらく観察する。親鳥が周囲を飛び回っていたよ うです。おじゃましましたーっ! 廣晃さんの案内で、公園内のウメノキゴケ、マツゲゴケを観察。一段高い場所 のためか、排気ガスの影響を受け易いこれらのコケがびっしり幹に生えていま す。ちょっと場所が違えばこんなにも差が出ます。自然のバランスはいかにも 微妙で危なげです。 修理を終えた「鳥の水場」も観察。覗いたときにはヒヨドリが数羽水浴びの最 中でした。 午後は有志で中央公園でのエコアップ作業。廣晃さんの調査で、水の深い場所 では、残念ながらトンボのヤゴは全滅状態のようです。水位を下げる調整をし ましたが、さて、結果は? #道々、市長さんは源氏山での鳥の種類や環境に付いて次々質問され、自然保護 に高い関心をお持ちでした。 頼もしい市長さん、どうか今後ともよろしくお願いします(_ _)。目次へ
【場   所】 北鎌倉台峯周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1995年 4月23日(日)  【時  刻】  9:10〜15:50  【天  候】 雨時々曇  【参 加 者】 12名位だったと思う(^^;)  【観 察 種】   1.カモメsp.    2.アルガモ      3.トビ        4.コジュケイ     5.キジバト      6.カワセミ      7.コゲラ       8.ツバメ       9.イワツバメ2   10.ハクセキレイ   11.ヒヨドリ     12.アカハラ3    13.ウグイス     14.ヤマガラ     15.シジュウカラ   16.メジロ      17.ホオジロ     18.カシラダカ4   19.アオジ      20.カワラヒワ    21.シメ       22.スズメ      23.ムクドリ     24.ハシボソガラス  25.ハシブトガラス 強風でなま暖かく、高湿度。定例水質調査実施。 川上さん宅に向かう手前の神社のスギの木の根元。ミツバチが盛んに出入りして います。去年とは別な横の穴から。以前の巣穴には殺虫剤でもまかれたのかもし れません。黄色みが少ないので、廣晃さんの話ではニホンミツバチではないかと いう。良く見ようと図鑑で出入り口を塞いでみると、ハチは困った様子で入り口 付近を飛び回る。そのうち、気が付いたのか一匹が顔に向かって攻撃の姿勢で飛 び回りました。こんな小さなハチにもちゃんと敵がわかるのです。すごいですね。 野生ではクマなどに巣を荒らされるからでしょうね。 台稲荷ではイチョウの雄花が沢山落ちていました。他にも風で飛ばされた若い葉 が多数。イヌシデ、オオシマザクラ、アラカシなど。 女学園前ではツチグリとアミガサタケを見つけました。 尾根道ではフン虫が動物(犬?)の糞をころがしていました。ちょっと見るとフ ンが勝手に転がっているようでしたが、小さな黒い虫が後ろ向きで押しているの です。廣晃さんが図鑑で調べて、なんとかエンマコガネというのではないかとい うことでした。 谷戸に降りる道。ヤマナラシの蕾が沢山落ちています。ほぐしてみると、中から 綿毛がむくむく出てきます。ポプラ並木のあるところではこれが眼に入ってたい へんだそうですね。 谷戸の池で水質調査を終えると、廣晃さんがすくったヤゴを見せてくださいまし た。オニヤンマのヤゴで5cm程もあるでしょうか。大きなやつです。 指でつかむとお尻の先をV字に広げてぐりぐりと振り回します。「尻降り攻撃」 と名付けました。 谷戸の池ではカワセミがでたそうです。コジュケイの掛け合いが聞こえました。 何本もあるハンノキは若葉をつけ、風にそよいでいます。美しい眺めです。 池に流れ込む小川には水中にイヌタデの双葉。本葉が出たものがそばにありまし た。カキドオシの花がたくさん咲いていました。頭上でシメの声がしていました。 昼食後に行った中央公園第一工区は工事がだいぶ進んだ様子で、獅子石付近は高 い土盛りがありました。岩田さんは午前中からエコアップ作業。ご苦労様です。 シュレーゲルアオガエルのコロコロと鳴く可愛い声。草地ではカシラダカ4羽が 採餌していました。目次へ
【場   所】 北鎌倉台峯周辺(神奈川県鎌倉市)  【年 月 日】 1995年 6月25日(日)  【時  刻】  9:00〜16:00?  【天  候】 曇 24℃ 風力1  【参 加 者】 21名+  【観 察 種】   1.ゴイサギ(Ju.)  2.カルガモ3     3.トビ        4.コジュケイ     5.キジバト      6.ホトトギス     7.カワセミ(Ad.2,Ju.2) 8.アオゲラ      9.コゲラ      10.ツバメ      11.コシアカツバメ  12.キセキレイ    13.ハクセキレイ   14.ヒヨドリ     15.モズ♂      16.ヤブサメ     17.ウグイス     18.ヤマガラ     19.シジュウカラ   20.メジロ      21.ホオジロ     22.カワラヒワ    23.スズメ      24.ムクドリ     25.ハシボソガラス  26.ハシブトガラス  27.番外ドバト 偶数月なので「定例水質調査」実施。岩田さんは中央公園でエコアップ作業に 入っている。 雨上がりのためか、塀にカタツムリ。ミズジマイマイとヒダリマキマイマイ。 台稲荷で、ゼニゴケが一面に生えている。踏んだり擦ったりするとちょっと独 特の匂い。そう、キノコの匂いに似ています。西川さんはスギとヒノキの実生 があるのを発見。 北鎌女グランドでは廣晃さんが、「裸地の斜面もハナダカバチがみられるなど、 大切な場所なのですが、著しく減っています。」 谷戸に降りると、ホトトギスが杉林の上で盛んに鳴いていましたが、姿は見せ ませんでした。ウグイスが警戒して盛んに鳴きました。 ハンノキの茂る湿地ではヤマサナエ、シオヤトンボ、シオカラトンボが見られ ました。 獅子石の裏の水田ではツチガエル。カルガモ1が畦道をよちよち歩いている。 カワラヒワが親から餌をもらうところを本多さんが観察。 ハンゲショウが少し白くなってきました。 中央公園でエコアップ作業中の岩田さんと合流。溺れて死んでいたスズメの幼 鳥を見せていただく。嘴の根元がまだ黄色い。羽根の生え方など、じっくりと 見せてもらいました。スズメさん、安らかに。巣立った幼鳥は、こうしてほと んどが死んでしまうのですね。そうでなければスズメであふれてしまいます。 湿地の水位を下げた効果はあるようです。幾らかアオミドロが減り、移植した オオフサモが増えました。ショウジョウトンボが見られるようになりました。 種類はわからなかったのですが、岩田さんに、水路に産み落とされたオレンジ 色をしたトンボの卵を見せてもらいました。卵をたくさん産んでくれるといい のですが。 廣晃さんは、夕暮れ時からの「ミドリシジミ観察会」の講師として、再び谷戸 に向かいました。ご苦労さまです。目次へ
北鎌倉第四自主探報告   7月23日(日) 27℃ 参加者 25名ほど 蒸し暑いが風がある(風力3)ので助かります。 駅に行く途中、参院選の投票に行ったので、お弁当を買う時間が無くなってしま い、北鎌倉駅に集合後、一人で、近くのコンビニに。私の出で立ちを見たコンビ ニの主人が、双眼鏡のことを聞いてきたのからはじまり、ご主人が鳥好きで、ち ょっとでも時間ができると、双眼鏡片手に付近を歩かれるとのこと。仕事がら探 鳥会には出られないということでしたが、自主探の名刺をお渡ししてお別れしま した。 K.K.さん宅で合流、新たに購入した最新式の水質チェッカーを、岩田さんか ら見せていただく。計器自体も大きいのですが、ケース全体で、アイロンを収納 するケースくらいの大きさがあります。持って歩くのは結構たいへん。 谷戸に池に向かう途中、J.J.さんらとフクロウ坂あたりで、クモがハチを運 んでいるのを見ました。でも良く見ると、ハチがクモを運んでいるのです!H夫 人が正解でした。オオモンクロベッコウが卵を産みつけるクモをハンティングし たのでした。クモは毒針を打たれて、仮死状態でした。 谷戸の池手前の湿地では、ハンゲショウの花が咲いていました。「水質調査班」 は谷戸の池で、計器の説明を岩田さんから受ける。ちょっと難しいけど、校正は 自動なので、誰でも使えそうです。 清水が淵に咲いていた見慣れぬ花はイヌゴマとのこと。山崎小の前の水路脇にヤ マユリが一輪。県の花ですが、野生はほとんど見られなくなりました。近くでホ トトギスが鳴いていました。足もとを見ると、青い小さな実はアケビでした。た くさん落ちています。もう秋の気配。小学校の脇にはヒヨドリバナが咲き始めま した。 魯山人旧宅付近で昼食後、中央公園へ。水位調整などの作業を行い、今日は早く 引き揚げました。この後、「葛切りみのわ」さんのご厚意で、お庭をお借りして の「朝日森林文化賞受賞パーティー」が開かれました。柴田先生、金田先生、石 黒先生がご出席、鎌倉市役所からは藤倉環境政策担当参事がお見えになりまし た。才媛で美女、惜しいことに既婚でいらっしゃいますが(^_^;)、たいへんなも て方でした。パソコン通信をおやりになっているということで、私も抜け目無く ユーザIDを交換させていただきました。 世話役会議のあと、店内で2次会(3次会?)に突入。先生方の面白いお話に、 おいしいお酒、おつまみ、楽しく過ごさせていただきました。柴田先生は SIERRA CLUBの会員でおられ、「実は私もそうです」と申し上げる と、かつては入会すると会員番号の入った、あの有名な「シエラ・カップ」が送 られて来たそうで、今とは大違いなのに驚かされました。今では自分で買うので す。ぐすん。 見られた(聞かれた)鳥 トビ、コジュケイ、キジバト、ホトトギス、カワセミ3、アオゲラ、コゲラ、ツ バメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワ ラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、番外ドバト。 J.J.ジュニア氏、Mさんにお願いして、トンボとチョウもリストアップ。 コシアキトンボ、オニヤンマ、ショウジョウトンボ、ギンヤンマ、オオシオカラ トンボ、シオカラトンボ、アジアイトトンボ、カワトンボ、ウスバキトンボ スジグロシロチョウ、キチョウ、クロアゲハ、モンキアゲハ、ジャコウアゲハ、 アオスジアゲハ、アゲハ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ムラサキシ ジミ、ウラギンシジミ、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、キマダラセセリ、ナ ミヒカゲ パーティー会場を提供していただいた、「みのわ」のご主人、奥様に感謝いたし ます。それに幹事さん方、ご苦労様でした。 #そういえば、「酔っぱらい約1名」は無事帰宅できたかな?目次へ
探鳥記 鎌倉第二自主探報告 ★内容 【県 名】 神奈川県 【場 所】 源氏山公園(鎌倉市) 【環 境】 都市公園 【年月日】 1995年08月13日(日曜) 【時 刻】 08:00〜12:10 【天 候】 晴 【観察者】 阿部 【観察種】 1 トビ 7 ヒヨドリ 13 オナガ 2 コジュケイ 8 シジュウカラ 14 ハシボソガラス 3 キジバト 9 メジロ 15 ハシブトガラス 4 アオゲラ 10 ホオジロ 16 番外 ドバト 5 ツバメ 11 スズメ 6 コシアカツバメ 12 ムクドリ 【備 考】  ●参加者21名 気温27℃ 風力3  ●諏訪神社:樹上でトビの鳴き声が盛んにするが、姿が見えない。声からす   ると幼鳥のよう。  ●おとぎプロ前花壇:ハマオモトに花が咲いていました。良い匂いです。夜   にはさらに匂うようで、蛾を呼ぶのでしょう。他にアブラゼミや種類の不   明な大きな蛾。小さな花壇なのですが、意外と昆虫が集まります。  ●みのわ前:萩が咲いています。キチョウが来ていました。もう秋です。  ●P2ではコシアカツバメが5羽、電線にとまっていました。ご近所の方が   花壇のバジル(バジリコ)に花が咲いたので、切り取っておられました。   バジルの良い匂いで一杯でした。切ったものを数本頂戴しました。   飛んでいるツバメがコシアカツバメですよ、とか巣はとっくりの様な形で   すよ、とお教えしたら、ご自宅にツバメが営巣していると案内して下さい   ました。行ってみると「普通ツバメ」の巣でした。「毎年たくさん巣立っ   て、家の前の電線にずらりと並ぶ」とか、「セキレイがひなのいる巣にい   じめに来る」とか色々お話しして下さいました。鳥達を可愛がってくださ   っているご様子、ありがとうございます。  ●駐車場:ポーポーの実が大きくなりかけていました。  ●その他:佐助稲荷から大仏ハイキングコースに登る道では白い花のヤブミ   ョウガが目立ちました。セミの抜け殻が多数。  ●蝉しぐれの中で鳥合わせをしました。  ●午後は有志で中央公園に。エコアップは暑いのでしませんでしたが、池の水   位を調整した後、世話役会議を日陰で行いました。目次へ
環境問題懇談会(於:鎌倉市) 阿部 先週の金曜日(9/8)、午後から、鎌倉市と環境ジャーナリストの会(鎌倉市長、 神奈川県知事がここ出身)が主催した、ハイデルベルク市長と鎌倉市長を囲んで の、環境問題懇談会に出席してきました。 所属している鎌倉自主探鳥会のメンバー5名、鎌倉川開きの会など市内のNGO、 鎌倉環境審議会ほかが招待されました。 ハイデルベルク市長は、当日お名前がわかり、女性ですね、と仲間と話していた ら、その通りでした。ベアーテ・ウェーバーさんといい、とても素敵な方でし た。女性である旨は、調べればわかったでしょうが、わざと伏せられていた様子 がありました。というより、女性であることを何も強調する必要なんて、全くあ りませんからね。教員出身の元連邦議会の議員だったそうで、腕っこきの環境保 護派です。 会が始まると突然、両市長がフランスの核実験に抗議する共同声明の調印なんて のをはじめて、ちょっとびっくりさせられましたが。朝日の湘南版には写真入り で紹介されていました。 有益な基調講演と討論(サイマルインターナショナル顧問の永井鞠子さんという すごい同時通訳付き、彼女もボランティアで通訳をかって出たそうです)、パー ティーをしてきました。稲村が崎のレストラン「メイン」というところで、なか なか眺めの良いところです。鷹の渡り調査には良い場所です(^_^;)。ハイデルベ ルクでは二酸化炭素削減策として、自転車道を整備して、3万人からいる学生の 移動(何キロか離れて新旧の大学がある)に自転車を使わせているそうな。また、 ゴミの収集は非常に高額な料金を取るけど、分別して再利用可能な形で出す家庭 ゴミは25%の料金にするというような、非常にうらやましい政策をとっている ということでした。 笑ってしまったのは、懇談会のあと、立食パーティーに移ったのですが、乾杯用 に用意されていたアイスバケットに入っていたシャンパンだか白ワインを、ウェー ターががちゃがちゃと取り替えているので、何だと思ったら、出ていたのはフラ ンス製だったようで、いつのまにか、ドイツの白ワインになっていました。店も 焦ったことでしょう。もっともアイスバケットはMOETのロゴが入ったままで したが。(^_^;)目次へ
探鳥記 第二自主探報告 ★内容 【県 名】 神奈川県 【場 所】 源氏山公園(鎌倉市 源氏山周辺) 【環 境】 都市公園 【年月日】 1995年09月10日(日曜) 【時 刻】 08:00〜11:30 【天 候】 曇り 【観察者】 阿部 【観察種】 1 ハチクマ 8 ヒメアマツバメ 15 シジュウカラ 2 トビ 9 アマツバメ 16 メジロ 3 ハイタカ 10 アオゲラ 17 ホオジロ 4 ノスリ 11 コゲラ 18 スズメ 5 サシバ 12 ツバメ 19 ムクドリ 6 コジュケイ 13 ヒヨドリ 20 ハシボソガラス 7 キジバト 14 エナガ 21 ハシブトガラス 他にヒタキsp.2   番外ドバト 【備 考】  ●おとぎプロ:ハマオモト(ハマユウ)の花にアリがたくさんいたので良く   見ると、蜜におぼれているのでした。アーミーナイフの爪楊枝でつついて   みると、まだ生きているものもいました。どうしたことでしょう。  ●諏訪神社:ハシボソガラスの声がする。数が少ないので珍しいという感じ   でした。トンネルを越えるとブトが群れている。若鳥でしょうか。すぐ近   くでヒヨドリが盛んに鳴いている。カラスの声が恐いのでしょうか。  ●喫茶店のお庭にはフジバカマが今年も花を付けていました。  ●法務局前や「みのわ」前の水路にモクズガニがいるという。私も見せてい   ただきました。けっこう大きいのですね。いなくなったと思われていたそ   うで、「みのわ」のご主人の発見だとか。いつもきちんと周辺の環境をチ   ェックされておられます。  ●佐助稲荷の水路:水漏れの補修。即乾セメント(30秒〜1分)で穴をふ   さぐ。ビニール手袋がなかったので、素手でやったら、あらら、皮膚がぼ   ろぼろ(^_^;)。  ●佐助稲荷:頼朝像前のKKさんから「サシバが出た!ハチクマが出た!」   の無線に、タカばかりが「うらやましガラス」まで出現。  ●Nさんにおあいしたら、ヒタキが出たようだということでしたが、確認は   できませんでした。  ●頼朝像前でKKさん等と合流。鳥合わせの際、サシバ5羽がタカ柱を作っ   ている。あらま。そうしていると、今度はノスリがです。タカのサービス   デーでした。KKさんによると、ハチクマの一羽は白色型だったそうです。  ●午後は有志で中央公園でのエコアップ作業。セメントで調整池、美濃石水   路の穴ふさぎ。あー、また手が・・・・(^_^;)。目次へ
【県 名】 神奈川県 【場 所】 北鎌倉台峯(鎌倉市) 【環 境】 休耕田 【年月日】 1995年09月24日(日曜) 【時 刻】 09:00〜15:00 【天 候】 雨のち曇り 【観察者】 阿部 【観察種】 1 ゴイサギ 11 アオゲラ 21 ヤマガラ 2 アオサギ 12 コゲラ 22 シジュウカラ 3 カルガモ 13 ツバメ 23 メジロ 4 トビ 14 コシアカツバメ 24 ホオジロ 5 サシバ 15 キセキレイ 25 スズメ 6 コジュケイ 16 ハクセキレイ 26 ムクドリ 7 キジバト 17 ヒヨドリ 27 オナガ 8 ホトトギス 18 モズ 28 ハシボソガラス 9 フクロウ 19 ウグイス 29 ハシブトガラス 10 カワセミ 20 エナガ          番外ドバト 【備 考】   ・台風が日本海側を通過していくため、蒸し暑い。24℃。  ・台稲荷:杉林の向こう側からオナガの声複数。  ・女坂:谷戸へ降りているとき、Hさんから「目の前にフクロウがいます」   との無線。知らずに通り過ぎていたようでした。  ・台風で落ちた枯れ枝や青い葉が道に敷き詰められていて、カラスザンショ   ウの匂いが立ち込めていました。  ・谷戸の池:周囲の湿地にはツリフネソウの濃いピンクの花が一面に咲いて   いました。シロバナサクラタデ、ボントクタデが目立つ。  ・昼食時には雨が上がり、午後は有志で中央公園へ。  ・松下住宅付近ではツバメとコシアカツバメが上空を旋回していました。  ・調整池では周囲の「生息生物全調査」といっても、ほんとにすべては分り   ません。主な植物、鳥、昆虫など。  ・調査中にアオゲラのキョキョキョ、コゲラのギー!  ・この日は私の会社の同僚夫妻が参加。奥さんも大の自然大好き人間。家の   ベランダに営巣したドバトをやさしく見守ってくれています。ドバトなん   ていない方が良い、なんて声も聞こえますが・・・  ・ヤブタバコとガンクビソウの区別がやっと出来そうです。目次へ
【県 名】 神奈川県 【場 所】 源氏山公園(鎌倉市) 【環 境】 都市公園 【年月日】 1995年10月08日(日曜) 【時 刻】 08:00〜12:00 【天 候】 雨 【観察者】 阿部 【観察種】 1 コサギ 8 コシアカツバメ 15 シジュウカラ 2 トビ 9 ハクセキレイ 16 メジロ 3 コジュケイ 10 ヒヨドリ 17 スズメ 4 キジバト 11 モズ 18 ハシボソガラス 5 カワセミ 12 ウグイス 19 ハシブトガラス 6 コゲラ 13 エゾビタキ 7 ツバメ 14 ヤマガラ 番外 ドバト、アヒル 【備 考】  ・雨にも関わらず、お昼までには12名の参加者。常連さんばかりですが。  ・諏訪神社:樹木に伝ってくる雨水の酸性度を調査。アジサイの葉6.4、サク   ラの幹6.2。  ・佐助川:流れはpH6.7。開店前の葛切り「みのわ」さんにお邪魔して、自然   状態では絶滅した「クロメダカ」の飼育水槽のpHを測定、6.4。  ・佐助稲荷:先日の台風でスギの樹が倒れたという事で通行止めになってい   ました。水調調査などはあきらめて、銭洗い弁天へ。     ・雨のためカタツムリ(ミズジマイマイ)やナメクジが塀を歩いている。イ   ボナナフシが一匹門柱にへばりついている。そっと手に取ると背中は刺の   ある樹皮そっくり。  ・源氏山山頂:メンバーも10名以上に増え、樹上のエゾビタキを観察。  ・鳥合わせは「みのわ」の東屋で。その後名物の葛切りや抹茶汁粉を食べな   がらの世話役会議となりました。目次へ
【県 名】 神奈川県 【場 所】 源氏山公園(鎌倉市) 【環 境】 都市公園 【年月日】 1995年11月12日(日曜) 【時 刻】 08:30〜12:20 【天 候】 曇り時々晴 【観察者】 阿部 【観察種】 1 トビ 9 ヒヨドリ 17 メジロ 2 オオタカ 10 モズ 18 ホオジロ 3 コジュケイ 11 アカハラ 19 アオジ 4 キジバト 12 ツグミ 20 カワラヒワ 5 ヒメアマツバメ 13 ウグイス 21 スズメ 6 アオゲラ 14 エナガ 22 ムクドリ 7 コゲラ 15 ヤマガラ 23 ハシボソガラス 8 キセキレイ 16 シジュウカラ 24 ハシブトガラス  番外ドバト 【備 考】  ・諏訪神社:ハゼ(ヤマハゼ?)の紅葉が美しい。落ちているムクの実を食   べてみました。干し柿の様な味がしました。ハゼやカラスザンショウの実   もフィースコで見てみました。  ・法務局付近:赤い実の成った木に、キジバトが抱卵しているのを啓君が発   見。皆でのぞきこんだのに逃げません。かえって恐縮して、早々に離れま   した。  ・駐車場:オオタカが通過(啓君はハイタカという意見でしたが・・・)ア   オゲラの声がしていたと思ったら、飛んでいってしまいました。  ・佐助稲荷の水路:雨が降っていないわりには乾いていないし、そこそこの   水量があります。エコアップの効果有りとみました。廣晃氏がミルンヤン   マのヤゴをすくって見せてくれました。他に脱皮したばかりのサワガニ、   ツグミの声がしました。  ・源氏山公園:カワラヒワがイヌシデの実を食べているのを観察。手がくち   ばしだけで器用に実を食べていました。オオタカが出たようでしたが、私   には遠すぎて確認は出来ませんでした。  ・午後は北鎌倉行きを中止、そのため、有志が江ノ島にハヤブサを見に出か   けました。さて、成果のほどは?   私は去年、しっかりと見ましたよ!v(^_^)v目次へ
【県 名】 神奈川県 【場 所】 北鎌倉台峯(鎌倉市) 【環 境】 休耕田 【年月日】 1995年11月26日(日曜) 【時 刻】 09:00〜15:00 【天 候】 晴 【観察者】 阿部 【観察種】 1 トビ 9 ヒヨドリ 17 メジロ 2 オオタカ 10 モズ 18 ホオジロ 3 コジュケイ 11 アカハラ 19 アオジ 4 キジバト 12 ツグミ 20 カワラヒワ 5 ヒメアマツバメ 13 ウグイス 21 スズメ 6 アオゲラ 14 エナガ 22 ムクドリ 7 コゲラ 15 ヤマガラ 23 ハシボソガラス 8 キセキレイ 16 シジュウカラ 24 ハシブトガラス 番外 ドバト 【備 考】  ・地元の自然を愛する方々(団体の正式名称を失念しました)が多数参加さ   せれました。2班に分かれ、私はJJさんのお誘いで、こちらの班と行動   しました。  ・市街地の水路にハクセキレイの幼鳥1、成鳥1。幼鳥は顔が黄色い個体。  ・KK氏の庭にはツツジ、ツワブキが咲いている。民家のナツヅタ?、カク   レミノは部分的に紅葉している。  ・北鎌女グランド:シロダモとヤブニッケイの見分け方を学習。葉の裏を見   ればすぐ分かるのですが、葉脈や葉の付き方で分かるようになると、「パ   ッと見識別」が可能です。葉を折って匂いを嗅いで見るのは最後の手段ね   (^_^;)。  ・女坂:湿地の手前では、ルリビタキが激しく鳴いて、縄張りの宣言でしょ   う。今年もやってきました。  ・山崎小学校:出る手前では頭上にオオタカ。白い下面に見とれていて、幼   鳥か、成鳥かを見落としました。しまった!  ・尾根道:昼食後、JJさんのレクチャー、イヌシデを樹皮で見分ける。樹   皮が黒っぽいのが特徴とか。  ・梅林:鳥合わせのあと、ツリフネソウの種子を採取。解散後は有志で中央   公園池の水位調整など。目次へ
【県 名】 神奈川県 【場 所】 北鎌倉台峯(鎌倉市) 【環 境】 休耕田 【年月日】 1995年12月24日(日曜) 【時 刻】 09:00〜16:00 【天 候】 快晴 のち風強し 【観察者】 自主探参加者&阿部 【観察種】 1 トビ 9 ヒヨドリ 17 メジロ 2 オオタカ 10 モズ 18 ホオジロ 3 コジュケイ 11 アカハラ 19 アオジ 4 キジバト 12 ツグミ 20 カワラヒワ 5 ヒメアマツバメ 13 ウグイス 21 スズメ 6 アオゲラ 14 エナガ 22 ムクドリ 7 コゲラ 15 ヤマガラ 23 ハシボソガラス 8 キセキレイ 16 シジュウカラ 24 ハシブトガラス 番外ドバト 【備 考】  ●今回が最後の定例の水質調査実施。今後は不定期に行うとのこと。   日本野鳥の会神奈川支部報1月号には、第4自主探は定例からはずされる   旨お知らせが載った。  ●地球環境基金からの援助を受けて、鎌倉の自然環境台帳作りを進めていま   す。なにを残していったらよいか、皆さんにご協力いただくために記入シ   ートをお配りした。  ●気温は10℃ですが、住宅地にはツツジ、ツルバラ、フユザクラが咲いて   いました。アンテナの上にはおやキセキレイが!  ●台稲荷裏にはアリドオシの赤い実がひとつ。「フクロウ坂」ではカラズザ   ンショウの実がたくさん落ちています。前を行く人が踏んだのか、ミカン   のような匂いが立ちこめていた。森の中はおだやかで暖かい。  ●北鎌女グランドではゴンズイの葉と実を観察。グランドにはハクセキレイ   のペアが仲良く採餌。  ●「谷戸の池」では水位調整の成果で、湿地回復!歩きにくいのですが、徐   々にもとの状態に戻りつつあります。一瞬ですが、マヒワらしい声が。他   にカケスの声。オオタカらしいシルエットが通過。昼前には風非常に強く   なりました。  ●午後は獅子石近くの水田で、チュウサギが見られました。越冬個体でしょ   う。ここでは珍しいとのこと。三浦海岸近くの水田では毎年越冬する個体   がみられます。  ●【SMATさん】Niftyへのレポート、ありがとうございました。   また、メールも確かに受信しました。今年もよろしくお願いします。  目次へ
1995.7.5-10 第2自主探を欠席してしまい、申し訳ありませんでした。 参加者:K氏、H氏、宮脇氏、松田氏、阿部 昨年も実施した会社の超偉いさんの別荘周辺の生物調査に行ってきました。今年 は、K氏、H氏のご尽力で別荘にマックを設置したり、PHSの予備調査なども ありました。私は体調をちょっと崩したりで、植物調査が行えませんでした。 また、残念なことに植物に詳しいパソコン通信仲間(もと営林署職員)も、日程 が合わずに来てもらえませんでした。 今回は地元横須賀の鳥仲間、宮脇氏と松田氏が参加したので、鳥の方はばっちり でした。私の知らない鳥も声でわかったりして、すぐに探し出してくれました。 今回、彼らのおかげで、初めて見た鳥が増えました。 K所長が調査された昆虫はメモがありませんので、他の機会にゆずるとして、鳥 の方だけ報告させてもらいます。 ヤマシギは敷地内に巣があるのをK氏が発見しました。卵が3個産んでありました。 ツツドリは長沼に行ったときに初めて鳴いている姿を見ることができました。い つも横須賀では通過していく時に声が聞けるだけでしたから感激でした。 ホオアカも初めて。近くの牧場ででしたが、遠くの枝先に止まっているのを宮脇 氏が見つけてくれました。良く見ようとプロミナを向けると、そばで草をはんで いた馬が群で近寄ってきて、我々に好奇心を示し、子馬は服をひっぱったり、そ れはかわいかったです。近寄ってきたときは道産子の大きな体にちょっと恐いよ うな気がしましたが、彼らは全く人を恐れず、なにか「動物同士」対等な関係で 顔をなでたりして「挨拶行動」ができました。馬がそばにくると、体温が赤外線 として感じます。とても気持ちの良い、不思議な時を過ごしました。 玄関の前の林にはアカゲラがやってくるし、玄関前に枯れ木があるのですが、こ こにもいろいろの鳥がきます。驚いたのは、オオルリが来たときでした。枯れ木 のてっぺんや電線に止まってさえずりました。反対側のテラスに行くと、沢沿い の林でキビタキやコサメビタキの幼鳥が飛び回っていました。 ●見聞きした鳥 46種(ほとんど宮脇氏が確認してくれたものです) 別荘敷地内(*は繁殖確認) ノスリ、ハイタカ、オオタカ、ヤマシギ*、キジバト、アオバト、カッコウ、ツ ツドリ、ヨタカ、アカゲラ、コゲラ、アリスイ、ヒバリ、ツバメ*、イワツバメ、 ハクセキレイ、ビンズイ*、ヒヨドリ、モズ、コルリ、クロツグミ、ヤブサメ、 ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ*、オオルリ、コサメビタキ*、ハシブト ガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ*、アオジ*、ベニマシコ*、 カワラヒワ、イカル、ニュウナイスズメ*、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、 ハシブトガラス 別荘敷地外 キセキレイ、ホオアカ、オオジシギ、アオサギ、エナガ(シマエナガ)目次へ