12月22日(日)、定例の第4自主探。参加が2回目というご婦人が、お友
達を二人お誘いしての出席で、常連、合流組など合わせて13名。
のどかなお天気で、用心して着てきたダウンベストを脱ぐ。北鎌倉女学園グラ
ンド脇で、タカspが横切る。ハヤブサ?チョウゲンボウ?と確認できず。
谷戸に降りると、カシラダカがずいぶんと入ってきている。逆立てた冠羽が面
白い。まだ、鳴き声(地鳴き)での区別ができない。少し分かるようになった
のは、ホオジロ、アオジ、ウグイスの違い。
ウグイス----ジャッ ジャッと少し濁った感じ
アオジ------チッ(間があって)チッ
ホオジロ----ツツツツとかツツツ
クロジなんかが鳴いたって、私にはとんと分かりませぬ。
シロハラとアカハラは、ベテランでも区別できないそうな。そうですか?ベテ
ランの皆様。私にはもちろんどちらか分かりませんが、ツグミとの違いが最近
分かるようになりました。アカハラ、シロハラはちょうど、薄い鋼の板を両手
で持ってペコンペコンいわした音に似ています。どうです、皆さん?
エナガの群れが通りかかり、フィールドスコープでじっくり見れました。肩の
辺り(専門的にはなんて言うんでしょう?)の「小倉アイス」みたいな色がと
ても好きです。声も可愛いですね。ジュリジュリ!(年賀状の図案は、猿年だ
けどこれに決めました!)
谷戸を抜けて、山崎小学校へ出たら、上空にハイタカ!皆で見える所へ走る。
小さい!(遠い)肉眼では見えない。双眼鏡には簡単にはいるので、フィース
コに入れた。これがハイタカかと思ううち、みるみる近付いてくる。誰かが
「急降下するぞ!」というと羽根をたたんでいるではないか。というまもなく、
すぐ目の前の空き地当たりに。スズメがちりぢりに逃げ飛ぶ。久保さんによる
と、黄色い脚を前に突き出し、目をむいていたそうな!獲物は採れたのかどう
かは確認できず。木の枝越しに去っていく背中が見えたのみ。
双眼鏡で見ていれば、脚とかちゃんと見えたろうに。フィースコではピンとを
合わせる間がありませんでした。
それにしても急降下の速さ、その目の良さといったら、すさまじいものだ。あ
れ位でなければ生きた餌など捕れないのだなぁーと納得。
午後は二つ池に。マガモが2羽は入っているではないか。陽の光を浴びて、頭
の色がなんともいえない美しい金属光沢に輝く。中央公園の工事が始まってか
ら、一般の人が入らなくなり、鴨が良く来るようになったとか。
スズメ会(勉強会)のため、本隊に遅れて廣晃さんと川上さん宅に向かう途中、
川上さん宅の前でチョウゲンボウ。
ゆっくりソアリングして旋回。広げた尾の模様、黒い筋が一本良く見える。♀
かな?ここでも以前、同じシチュエーションでチョウゲンボウを見たっけ。
川上さん宅での反省会では、一年を総括して、指導のあり方など、真剣な議論
がたたかわされました。ともすれば常連の親睦会になってしまうということか
ら、初参加、初心者、鳥だけ見たい人などは、先発して、数名の指導者を付け
ようではないか、とか。
Sさんの海外出張みやげの(ケースが素敵なので買ったという!)何とか言う
ハイランド・シングルモルト・ten−years old 2リットル瓶を
飲みながら、目を赤くしながら、それは真剣に議論したのです。(ウイッ!)
鳥合わせ
マガモ♂3、トビ、ハイタカ、チョウゲンボウ、コジュケイ(v)、キジバト、
アオゲラ(v)、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリ
ビタキ(v)、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガ
ラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ、カワラ
ヒワ、アトリ、スズメ、ムクドリ、カケス(v)、ボソ、ブト。
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