サイコ4

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　あるラジオの番組のオンエア中に、「妻を殺そうと思っている」という男の電話がかかってきた。DJは、彼を説得しようと、時間を延ばして話を聞いていく。彼は、少年時代に若くて美しい母親に溺愛されながら、虐待されていた。彼女は彼の父親と離婚しており、彼に父親の面影が少しでも出ると途端に怒り狂い、彼を虐待するのだった。ある日、男を連れて母が帰ってきた。彼は母とその男への憎しみから、彼らの紅茶に毒を盛る。そうして、美しいまま死んだ母親をミイラにしてずっとベッドに保存していた。ある日、娼婦が自分に寄ってきて、家までやって来た。そこで、彼は母にミイラから「娼婦は殺せ」とメッセージを聞き、その通り実行する。いまだに母親の亡霊に悩まされていたのだ。彼は精神異常と診断され、施設に送られそこで今の妻と知りあったのだという。彼は自分の子供が産まれることを恐れ、妻に生むなと言い続けてきた。ところが、彼女は身ごもっていたことを隠していた。そこで、彼は妻ごと、子供を殺そうと考えたのだった。DJの必死の引き延ばしにもかかわらず、彼は電話を切り、母親の家で妻を待ち伏せた。ところが、そこで殺した母と男の亡霊に出会い、必死で逃げて家ごと燃やす。妻と抱きあう男。彼はついに母親から逃れたのだった。