ネル

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　山で独り暮らしをしていたばあさんが死んでいた。その小屋には残された娘が住んでいた。遺書には彼女の名前はネルだと書いてあった。彼女は聞いたことのない言葉をしゃべっていた。裁判所はネルを一カ月間の調査で施設に入れるかどうか決めることになった。町医者のロヴェル医師は彼女を調査するために精神科医のポール女史に依頼する。彼女は始め上司のアドバイスもあり彼女を実験対象として見てしまうが、ロヴェル氏の熱心なネルへのコンタクトに心撃たれ、またネルによって二人は結ばれることになる。マスコミの的になるのを避けるためロヴェルは彼女を街へ連れ出す。しかしマスコミの攻撃にあい、彼女を病院に移す。ところが、彼女は打って変わって黙り込んでしまう。調査期間の期限も迫り、ついに裁判に。そこでネルは聴衆の前で語り始める・・・。
　結局孤独だったネルは、友人が出来て幸せに暮らす。
　ジョディフォスターの演技力を改めて見せてもらったし、この映画で結婚したというリーアムとナターシャ・リチャードソンの息もあっていて良い。プロデューサーも務めるジョディの着眼点も評価できる。