イル・ポスティーノ<BR>Il Postino

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　有名な詩人でコムニストのパブロ氏一人だけに、手紙を届けることになった郵便配達夫のマリオ。彼は酒場で惚れたベアトリーチェに、ぜひ詩で自分の意志を伝えたいと考え、パブロに協力を求めてくる。彼から「いんゆ」を学んだマリオは、彼女に愛を告白して見事結婚する。ある日パブロは自分を国外に追放したチリ政府に入国を許可され、チリに帰ってしまう。何年もたち、ベアトリーチェも身ごもるが、パブロから何の頼りもないとマリオは怒る。そうして、さらに何年もたったのち、ついに・・・。
　話は事実らしく、特にこれといった盛り上がりもなく展開していく。しかしそれがおもしろおかしく見られるのは、やはりノワレと亡くなったマッシ－モ・トロッシの演技のおかげだろう。