ドンファン

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　自分はドンファンだと名乗り、失恋のために自殺を図る青年を、定年間近の精神科医が診断する。彼は青年のロマンチックな話に引き込まれ、ポ～となってしまう。６０過ぎなのに、急に奥さん（フェイ・ダナウェイ）にベタベタしたりする。彼は「ロマンス病」にかかってしまったのだ。しかし、青年の祖母の話などを聞いて、やはり妄想を語っているのでは？と首を傾げる医者。いったい彼は本当にドンファンなのか？
　短い作品だが、コッポラの裁量が見事に現れている作品。マーロン・ブランドが、ジョニーデップと共演できると聞いただけで、引き受けたというエピソードもある。