エグゼクティブデシジョン

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　ジャンボ飛行機がイスラム教のテロリストによって、ハイジャックされた。犯人グループは毒ガスミサイルを持っているらしい。そこで、特殊部隊と隊長トラビスと国防総省の情報分析顧問グラントが飛行機に潜入する。同時期に公開された「ザ・ロック」と同じ毒ガスミサイルによる人質の映画だったが、この映画は「ザ・ロック」が肉弾戦に対し、頭脳を使った戦い。このごろの映画は今までの人質映画と違って、潜入するのである。「ダイハード」も「沈黙の戦艦」ももともと中にいた人物が活躍している。「ザ・ロック」はアルカトラズへ潜入があったが、少しの間だけですぐにみつかった。それに対して、この映画は最後の三十分が犯人との戦い。犯人に直面しそうになったりするが、ぎりぎりのところで切り抜ける。「ザ・ロック」になかった点では敵か味方かを知るところだ。犯人の一人が乗客の中にいて起爆装置を持っているのだ。そこでスチュワーデスのジーンの活躍。ここもハラハラさせられる。グランドと交信をしている際に名探偵ポワロのポワロのおっさんにみつかったり・・・。全体的にリアルで緻密につくられている見応えのある映画だった。ただ、一つ付け足せば、会話に少し面白味がなかったことだ。（弟：周平談）