僕の点数:4.9
見た日:00.11.21
1980
Country: 米国
ドラマ
テレビ/ビデオで見た
キャスト | ジョン・ルーリー エスツァー・バリント リチャード・エドソン |
監督 | ジム・ジャームッシュ |
音楽 | ジョン・ルーリー |
備考 | 今見ても全く古さを感じない「オフビート」の青春映画。 ハンガリー出身の「アメリカ人」ウィリーの元に、ブダペストからいとこのエヴァがやってくる。この奇妙なコンビに、友人ビリーが加わって、NYとグリーブランドを舞台に、おかしな珍道中が展開する・・・。 当時の若者を熱狂させたのもうなずけるツウ好みの映画である。まさにセンスのよさに尽きる。 部外者から見たアメリカ。ホットドッグやレトルト食品、モーテルなどなど、「アメリカ」がいやというほど登場する。無理にアメリカ人になろうとするウィリーに、アメリカ人になることを拒絶するエヴァ。なにも知らないアメリカ人のビリー。このトリオの絶妙のコントラスト。「パリ・テキサス」以来のアメリカらしいアメリカ映画。 全体を通して、モノトーンに人物をしっかり配置した映像がだらだらと展開し、ところどころユーモアを込めつつ、物憂そうなキャラクターのセリフがこれまただらだら続く。 このテンポは正直眠気を誘う。実際、この後、この映画のサルマネが山ほど作られたことを考えると、良くも悪くも一時の流行の感は否めない。 |
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