僕の点数:4.9
見た日:2000.10.26
1999
Country: 米国
アクション ドラマ コメディー
テレビ/ビデオで見た
キャスト | ヴィンセント・ギャロ クリスティーナ・リッチ アンジェリカ・ヒューストン ミッキー・ローク ロザンナ・アークェット |
監督 | ヴィンセント・ギャロ |
音楽 | ヴィンセント・ギャロ |
備考 | ようやく見ました。ヴィンセント・ギャロ主演・監督・音楽のラブストーリーとして、渋谷でロングランを記録した話題作。 無実の罪で五年間の刑期を終えたビリーは、両親に大ボラをふいていたため、エアロビクスに通うレイラ(ビリーの中ではウェンディ)を誘拐して、自分の妻になりすますことを強要する。両親と楽しくすごした二人だが、ビリーはある復讐劇を計画していた・・・。 非常に懐かしい匂いがする映画である。ギャロ自身、6、70年代の映画やテレビドラマを意識してるらしく、わざとピンボケたり、鮮明でない音声を使うなど、レトロな雰囲気を存分に盛り込む。モデル出身のギャロが徹底的にカッコ良さにこだわり(とても刑務所に入っていたとは思えないスラリとした歩き方(笑))、けっしてキレイではないが、ポップでオシャレ。ギャロ流の美学が際立っている。また、音楽センスも素晴らしく、彼自身の曲も挿入されるなど、じつに多彩。ややセリフ回しと間の置き方に、くどさと冗長な部分が見られたが、それを吹き飛ばすセンスのよさには嫉妬させられる。クリスティーナ・リッチも演技なのか分からない、独特の存在感でギャロをフォロー。母親役のアンジェリカ・ヒューストンはややもったいない気もするが、ミッキー・ローク扮するヤクザはワンシーンながら光っている。 |
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