| キャスト | ゲーリー・クーパー マレーネ・デートリッヒ |
| 監督 | ジョゼフ・フォン・スタンバーグ |
| 音楽 | |
| 備考 | 大戦中のモロッコ。外人部隊のトム・ブラウンと高級バーのシンガーとの切ない恋物語。 前作「嘆きの天使」でその妖艶さで教授を誘惑したデートリッヒが今回は捨てられて苦悩する女を熱演。 ゲーリー・クーパーとマレーネ・デートリッヒの２大スターの互いに一歩も引かない演技合戦が見物。 ゲーリー・クーパーのキザっぷりが出色。とくに鏡に" I changed my mind. Good Luck"、と口紅でメッセージを残すシーンが印象的。 デートリッヒは男装の麗人となって、相変わらず上手いのか下手なのか解らない歌を熱唱。前作よりも上品に魅せる。そして、モノクロのソフトフォーカスが彼女の妖艶さを際だたせる。 スタンバーグのハリウッドデビューとしては十分アピールしたのではないだろうか。 |
 ご意見はこちらまで。 |
|
(c) Hideto Miyai