リーサル・ウェポン４

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さすがに四作目だけに面白くないのでは、ネタがつきたのでは、メルギブがショートなのが気になるが、と思っていたのだが、とても面白かった。面白かった要因はやはり、今までのストーリーと構成上大きな違いはないからだ。必ず最初に事件があって、その事件に関して調べていくと、グローバーの家や警察署が破壊される。それで怒って、戦いに行く。どこか二人は「やられたからやり返す」という精神を持っているのだ。二人のやり取りもどこか今までとは違い、成長したことを感じさせる。シリーズを見てきて、彼らが成長する姿は何か、自分の子供を見ているような気分にさせてくれる。
　それともう一点ではやはり、敵役の「ジェット・リー」がいい。彼の作品は「ハイリスク」というのを見たことがあった。あのときは、ジャッキーチェンだけじゃないやんけ、かっちょええ！！と思ったが、彼がこの映画に出ていると知り、驚き。メルギブもダウンするほどのあの早い蹴り。最後の死に方は少しがっかりだった。やはり、メルギブと蹴りあいをして、最後に首の骨を折るとか、これは少しカッコが悪いが、そんな感じの倒し方をするとか、それか逃がしてあげるとか・・・。