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■ノートか専用機器か
一眼レフデジカメが600万画素を超えて、ファイルサイズも大きくなりどうしても一枚、二枚のコンパクトフラッシュやマイクロドライブでは足らなくなってしまう場合、それをバックアップする機材が必要になる。また、メディアを大量に用意すれば、それだけ管理も大変であるし、ひとつひとつが高価なものであるから、できるかぎり少ない枚数で済ませたいものである。
そこで登場するのがバックアップ用の機材なのだが、これが極めて評判が悪い。というのもバッテリーのもちが悪かったり、転送スピードが極めて遅かったり、また故障しやすかったりとまともな機材が多く、選択を間違えればたいへんな損害を被ることになるのである。一方、ノートパソコンはそのあたりの信頼性などは十分だが、質量が大きく、重い。また、なによりも高価だ。低価格ノートと呼ばれる軽量のB5ノートでも最低10万円はくだらない。カメラだけでもたいへんな出費の中、無理無理なのである。
そこで、筆者は5年落ちのレッツノートを手に入れ、それをバックアップ用として活用している。個人的にレッツノート(特にトラックボール版)のファンなので、他にプログラムを書くなどいろいろ利用しているが、バックアップを取るだけなら中古のものを探して購入してもよいのではないだろうか。お勧めは8GくらいのHDDを持った、スリムノートだ。撮った写真を大画面で確認できたりするのはなかなかいけてるのではないだろうか?値段が5万円程度ならペイするだろう。それ以上なら低価格のスリムノートを考慮した方がよい。新品なら補償もついているし、なによりスペックが全然違うのだ。狙い目としてはバイオノートの初代や2代目。3代目はまだ高いだろう。無論、最新の4代目を手に入れる財力があればそれがおすすめだ。
■ノートのPCMCIAスロットって
ただし、残念なのは、同社が販売している主力商品のバックアップツールのトリッパープラスは仕様が古いらしく、転送速度はかなり遅くなっています。1Gでおよそ12分では論外。やはりノートパソコン+CF32のアダプタ。これで決まり! |