■ 横浜DOUBLE DESTINY 2000 -オープニング-

 

第1試合の X とされていた竹内の対戦相手は遠藤紗矢だった。

この日竹内は初めてレガ−ス姿を披露。

GAEA入団前に習得していたキックボクシングの成果 を見せたが 最後は体固めで遠藤にフォールを奪われた。

敗れはしたが、その真摯な姿にチームクラッシュの在り方が見えたかのようであった。

■ 第1試合  ×竹内彩夏 vs 遠藤紗矢○(6分30秒 体固め)

 

「ポリス、今日はお前の命日だ。屁のつっぱりはいらんぜよ。」

お馴染みのスクリーントークの後に、会場に鳴り響いたのは キン肉マンのテーマだった。

・・・・・確かに超人。 しかし広田の繰出す技はいたって真剣である。

一方ポリスも総合格闘家という肩書を証明するかのように ラリアット、ボディスラムなどで応戦する。

さらに広田の髪を引っ張りまわして 会場にアピールすると、

今や大ヒールのポリスは 会場いっぱいのブーイングを受ける。 超人危うし!

と思われたが、HHHベルト創設者の意地を見せるかのように 広田がジャックナイフから

投げっぱなしのヘナ−ラサンセットでフォールを奪っ た 。

■ 第2試合(HHH王者選手権試合) ○広田さくら vs ポリス× (6分04秒 急所打ちからのエビ固め)

 

シュガー・KAORU戦は、4月に行われたozアカデミー興行と同様に フリーウエポンマッチであった。

脚立を担いでリングインしたKAORUに対し、 白く塗られたドラム缶を担ぎ上げて花道を行くシュガーに会場がどよめく。

両者はリングエプロン下に隠されていた凶器をもフルに使って大暴れ。

シュガーが脚立を首にかけてKAORUに向かって思いきり振り回せば KAORUも守護神・机の切れ端を胸にムーンサルト。

巧みに凶器を使って立回り、どちらもあとは気力だけというところまで 追い込まれたかに見えたところで、

佐藤が脚立の頂上から 長机に向かって強烈なライガーボムを決める。

真二つに割れた机の上でそのままカバー、そしてカウント3!

ドラム缶 の上でガッツポーズを決め、シュガーが勝ち名乗りをあげた。

■ 第3試合 シングル5番勝負パート1 ○シュガー佐藤 vs KAORU× (14分35秒 ラダーからのライガーボムから体固め)

 

またも激しい打撃戦が繰り広げられるのか。

今日こそ山田と言う壁を撃ち破りたい植松の奇襲から試合は始まった。

ダブルアーム5連発のロコモーションそしてチキンウイングフェイスロック、 ナックルを次々にヒットさせる。

一方、山田も植松の顔面 めがけてのキック、 花道一杯に助走を付けたラリアットと次々と容赦ない攻撃を見舞う。

>そこで負けじと植松が繰出したのは、なんと「ブラディーEX」! 会場が沸き返った。

山田は終始打撃にこだわりエルボーカッターを連打。 しかし植松はカウント2で耐えきり、隙をついて右フックを見舞った。

続けてドラゴン決められた山田は2で肩をあげるも、 さらに間髪を入れず変型コブラクラッチを決められ遂にギブアップ。

誰もが打撃での決着を思っていたであろうこの試合は 植松の計算勝ちとなった。

■ 第4試合 シングル5番勝負パート2 ○植松寿絵 vs 山田敏代 ×(8分51秒 変型コブラクラッチ)

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