★2003/08/03 大阪フェスティバルホール
「皆様、本日はTMR航空2003便にご搭乗頂きまして誠にありがとうございます…」
各会場でさまざまな志向を凝らした"機内アナウンス"も歓声に消されがち。
滑走路を走る音。ベルト着用サイン。「当機は間もなく離陸致します。お座席のベルトを今一度ご確認下さい」
---- TMR航空2003便、ラストフライトでございます。
"Hot For Teacher" ばりのドラムソロにギターとベースが加わり、早くも会場が揺れ始めます。
転調したところでシモテからブルースハープを手にした西川くんが登場! 吹き終えたハーモニカを投げ「ラスト大阪ぁーーー!!!」
アルバムオープニングと同じABORT//CLEARで、オープニングからドカーン!と疾走状態ですっ。
息つく間もなく照明がフラッシュし魔弾〜 ギターを手にして Pied Pierと続きます。「跳べ大阪ぁ!!」
…そういやどっかの会場で「跳べ!」って言った途端、曲のテンポがダウンしてコケたっけな(笑)@思い出してみたり
「もうごちゃごちゃ言わんでええやろ。飛ばしていけーーーっ!」
大人のお色気をチラチラと…てかエロエロと??(笑)悶絶しそうなJugglingから一転して
NEO SPHEREで「TMRっぽさ満載」 かと思いきや、また一転してBRIGADEへと続き、
ステージを右へ左へ走る西川くん。そして一気に上がった会場の熱を抱えたままステージ中央で Meteorへ。
唄い終わってイスに座り「今日はもう何も言うことはございません。好きにやって下さい」
「今回のツアーの締めくくりを、ここに居る限られた皆さんと一緒に味わうワケです。なんて贅沢な」
「来たくてもチケットが取れなかった人、今回のツアーに参加出来なかった人、入りきれなかった人、
沢山いたと思うんですよ。もし友達や知り合いでそういう人が居たら、これからまだまだツアーとかライブとか続きますんで
来て貰えるようなキャパシティをそろそろ考えますんで。一言お伝え下さい。宜しく頼んます」
「ほんとに新しいことに挑戦していこうという気持ちがあるなら、今までの状況から自分を…あのなんか…(考え考え)
なんか…なんて言うんですかね…やっぱ人と人の巡り合わせみたいなモンだと思うんで、
その時に合ったスタッフィングやいろんな環境づくりを考えていこうかなというところで、1年がかり位 で
そろそろいろんなものが整いつつ、形に、じょじょに、していこうかなというような気持ちになってまして」
「自分的に気持ちが新鮮な感じだったりするんで、何もかも新鮮だった頃、フェスティバルホールに立てたあたり、
環境が日々変化して、自分が渦の中心で置いてきぼりを喰らっているような、でも見るもの全てが新鮮だったり
そんな中でずっと流されないで皆と一緒になんかやって行こうという、気概だけが全ての支えで、
ずっと乗り切って来れたような気がしてたんで、その自分にもう少し、近付くことがツアーを通 じて出来たらいいな、ってとこで
大阪、脅威の6公演になってしまいました」
「チケットが取れなかったり入れなかったりという部分を犠牲にしてしまって悔しい気持ちはいっぱいですが
これからは、そういう思いを出来るだけさせないようなライブをですねぇー、していってもいいかなぁというふうな気持ちも…
(客席:お〜〜!!) って来いひんとしばくでホンマに(笑) だから単純計算で、1人…えー、5,6人ずつ連れて来て下さい。
昨日来たやつも5,6人くらい、で併せると、そろそろ面 白いことが出来る…(笑) 頼むでしかしホンマに」
「響きのいいライトな感じでいうと、ネットワークビジネス?(笑)
響きの悪い方っていうか、え?それなん?っていう方でいうと○○○講ね(笑) どっちかっていうと前者の方。
IT関係にお勤めの方って感じが、ちょっとするでしょ?(笑)」
「えー今回のツアー最後の、男子諸君をfutureするコーナー、野郎チェックのコーナーに参りたいと思います。
今日ちょっとヤな予感が、一固まりでいるような気がしてしょうがない(笑)いきます… 野郎いるかぁい?(客席:ぅおーーーっ!!)
野郎いるかーーーーーっ!!! 2階!(客席:ぅおーーーっ!!) 1階!(客席:ぅおーーーっ!!) 全員で!(客席:いえーーー!!)…素晴しい!」
「知ってる人もいると思うんですけど、アメリカの方に行って来るんですけど… なんで僕なんかが呼ばれるのか不思議で。
ワケわからへん(笑) 結構大きなイベントがあって… 行ってみないと解らないんですが。ライブやりに行って来るんですよ」
「SUNAOさん。裸の君が見てみたい(笑) じゃアンコールは全裸で(笑)」
「チラっとCDも出たりするらしいですよ。SONYの向こうの新しいレーベル…第1弾的な感じで。
英語圏に行くと皆、自分の曲を英語詩に直したりとかするじゃないですか。
僕、前から言った通 り、絶対する気ナイんですよ (客席大歓声!) そんなことしたら意味あらへんやん。
この変テコな日本語で行くのがええねん」
「歌詞も普通 は翻訳したライナーノーツが入ってるやないですか。全部ね、ローマ字で(笑) (客席:えー!?)
coordinateに+αしたものなんですけど… マルッキリカワッテナァイ!みたいな(笑) イワレチャウトナンカァ。 そこが面白い(笑)」
「仮に出してもええけど、そこは譲らへん。日本語が終わったら受けたるわ… こんな話して大丈夫なんですかね?
怒られるの僕なんですよ。でもいい話でしょ」
「新しいことというか面 白いことを、どんどんまたやっていきたいな、という気持ちなんで…
共鳴してくれるスタッフが支えてくれるということが大きなことだと思うし
一緒に楽しもうという気持ちで応援してくれてる皆の存在があるからこそ出来ると、改めて思っております。
これから先もまだまだ引続き長いと思いますが、宜しくお願いしたいと思っております…」
「これからどんなことを巻き起こしていけるのか解りませんが、次の山に向かって一緒にやってければと思ってます
ひとつ、宜しく、というところでこの曲を贈りたいと思います」
…西川くんの奏でるギターと共に、ステージのバックに大きな月が写 し出され Tide Moon River へ。
そこからステージが一旦暗転し、ドラムソロ〜ベースソロ〜ギターソロと続きますが、
このドラムソロに合わせて、手を振りかざすSUNAOさんが… なんというか… ぎこちな… いえ、なんでもありません(笑)ステキです。
フラッシュする照明が消え、バックに写 し出される 今ツアーのマークと [T.M.Revolution] の文字。
昨年のイヤカンと同様にアレンジされた HEAT CAPACITY で、 オレンジのリアルファーに身を包んだ西川くんが再び登場。
何度聴いてもぐっ!と来るアレンジです(^-^) 続けてこれまたアレンジアレンジのIMITATION CRIME!! [愛サエアレバ問題ナイ?]
個人的には今回のツアーでこの曲が1番好きっ!かも(笑) なんかこう、追い掛けられるようなテンポがヤバイです。
上着を脱いだ西川くんが再びギターを手に取り、激しいリズムで URBAN BEASTS !
以前どこかで「一生懸命ギター弾くと口開いちゃう」ってな話しをしてましたが、ホントにかなり…開いてましたよ。西川くん(笑)
続く I.D. を唄い終えたところで演奏がやみ、
「もうちょい飛ばすぞ行けるかぁ!! まだ行けるよな大阪ぁーーーーー!!!!」「ほなとりあえずアタマのネジ緩めていってまうか!!」
会場中が1つになった「HEY! HEY!」の掛声の中、銀キャノンがドカーーン!! Out Of Orbitです。「唄えーーーっ!!」
そのまま続けてステージが激しくフラッシュし「飛ばすぞ!大阪!!!」「来ーいっ!!!」 LOVE SAVER で客席ヘドバンの嵐!
途中のフラメンコ調?のリズムに合わせた西川くんのダンスが艶かしいっ。
「狂え おおさかぁーー!!」西川くんもステージに臥してヘドバンでございます!!! 唄い終わって後ろを向き、うなだれる姿も素敵〜!
そしていよいよラスト、INVOKE のイントロが…「ラスト行くぞ大阪ーー!!」会場の「HEY! HEY!」の声に合わせて腕を振り上げる西川くん。
この一体感こそが、ライブの本当の醍醐味だと思います!!
ステージが暗転してから続くturboコールの中、ツアーTに着替えたメンバー全員が再び登場。
しばし無言で歓声に聞き入ったあと「ツアー最後なんで、ウチらしいヤツ1発行きます。行くぞーーっ!!」
流れて来た WHITE BREATH に場内大歓声!! 「唄え大阪ーー!!」 これも昨イヤカンと同様のアレンジです。
間髪を入れず続くLEVEL4で、ギターやベースと絡みながら、西川くんがステージを縦横無尽に走ります。 「唄えーーーっ!!」
そして客席が思い思いに西川くんの名を呼ぶ中、息を整えるかのように一旦後ろを向き、おもむろにギターを手にして BOARDINGへ 。
唄い終わると、ナベさん、SUNAOさん、ヤマダさんが楽器を置き、1人ずつステージを後に…。
残された西川くんは手を合わせ、客席を見つめ、そして舞台袖へ…。
明かりの消えたステージ、暗いままの場内、ちょいと控えめなturboコール、ってオイ!疲れてる場合じゃないぞオーディエンス〜!(汗)
もっと気合いれて呼びなさいっ!! などど思いながらも纏まってきた頃、再びステージ上にメンバー登場! …全員、上半身裸っす(笑)
「誰と話してんだ、おい。ぽよぽよザウルス!」ふと見るとベースのヤマダさんが袖に向かって何やらお話し中 (笑)
「乳首を花火に見立てて…(笑) 近付けるやつは近付いて下さい。いいかぁーい!?」
VITAL BURNER が流れはじめ西川くんが右へ左へ走ります! そこへトレイにコップを沢山のせた熊が…(笑)
ちなみに昨日はナースでしたけれども(笑) トレイを受取りコップを投げる西川くん。中身は水じゃなくて、あれ?キャンディ??
捌けた熊チャンも舞台袖で一緒に「HEY! HEY!」しています。
「Get on!」 「Get on!」「Get on!」「Get move on now〜〜〜!!!」歌詞が終わってもシャウトし続ける西川くんに答えるオーディエンス。
「いえーーーーい!」 オーディエンス:「いえーーーーい!」
「いえええーーーーーい!!」 オーディエンス:「いえええーーーーーい!!」
「いええーーーーーーーーーい!!」 オーディエンス:「いええーーーーーーーーーい!!」
終わっちゃう、ああ〜〜っホントにラストだぁ〜!と思っていたら!! 「ラストもう1曲ーーーー!!!」
キターーーー!!(笑) LIGHT MY FIRE ですっっ!!! 会場が1つになって「HEY! HEY! HEY! HEY!」 く〜っ!やーーっぱイイわぁ〜〜〜!!(^-^)
熊チャンも、ちゃんと両手を頭上に挙げて右左(笑) ああ幸せ(*^-^*)
再びスクリーンに写 し出された [T.M.Revolution] の文字をバックに、唄い終わった西川くんがメンバー紹介をし、スタッフへの感謝の言葉を。
「長々とついて来てくれてるスタッフにホントに心から感謝してますし、待っててくれてる皆の為にも
出来るだけ早く新しい曲と、新しい、いろんなモノを(笑)」
「こっからまた新しく頑張って行きたいと思ってます。あの、俺に二言はございません。1年間待たせましたけど…」
「いろいろ尻込みすることも多いですけど、やらなきゃ始まらないと思ってますんで
西川バカじゃないの?と思われても、振向かせる自信がありますんで…」
「ホントに本当に感謝してます。ありがとう」
そしてマイクを置き、口元に手をあて、一際大きな声で 「また会おうぜーーーーーっっ!!!!!」
西川くんの生声と魂は、皆の耳に、心に、しっかり届いたことと思います。
明るくなった会場に、turboコールが続きました。
(ノリ。:8/7 記)