いやー、NICOLの壁は厚くて高いっす!
滅っ茶苦労しました。
でも、あと一息と言うところまでこぎ着けたので、このコーナー見切り発車しちゃいます。


とりあえず、これまで経緯を説明します。
日本のアルピナディーラーであるニコルレーシングは、ずっとアルピナのパーツを世界標準よりかなり高めの価格で販売してきました。
「特殊な車だから」「常に一通りのパーツを在庫として置いておかなければいけないから」という理由からなんですけど、これは、アメリカでもオーストラリアでもドイツ以外のヨーロッパの国でも、事情は同じはずですよね。
な訳ですから、こりゃー本国から直輸入するっきゃない!ということで、本家本元、元祖アルピナ本社に直談判してみたんです。送料出すから、日本まで送ってよ!ってね。
返事は、予想通り、「日本にはニコルがあるので、そこで買ってちょーだい。日本には送れません!」 これは、予想通りだったので、全然気にもせず、それこそ世界中のパーツ屋さんにメールを出しまくりました。9割方、返事が来て、
全部 "We're sorry we cannot help you." でした。
その中で唯一、某国の某アルピナディーラーは、親切なので聞くだけ聞いてみたら、という情報があったんです。藁をも掴む思いで、メール出してみると、 "I'm sorry we can't help ypu." (親切なんじゃねぇーのか、おい、こらぁー!)
血が上った頭を冷やして、日本の現状を説明し、なぜ駄目なのか説明して欲しいというメールを出しますと、今度は、それは丁寧な返事を頂きました。(やっぱり親切なんだ。もう感激してしまいました。私。)
読んでもらえば分かりますけど、ちょっとヤバイので、ディーラー名なんかは出せませんが、頂いたメールを抜粋して、ここに紹介します。

******* Our agreement with Alpina is that we will not sell their products in Japan, as they have a distributor (Nicole Racing). We haveknown for many years that the prices charged for Alpina products is very high in Japan. However, if you have a friend or relative here in ****, We could sell the parts to them. If they just happen to send them to Japan, this is not our responsability.

If you do have a friend or relative here in **** so that we can use that address for invoicing, and you think this plan might work for you and your other club members, we would be glad to help you with any Alpina parts or accessories that you may need. We would also be glad to supply you with our catalog, which covers all BMW models. *******

わたしゃ翻訳家じゃないんで、うまくは訳せないんですが、

「アルピナと私たちが交わした同意書により、日本にアルピナパーツを販売することは出来ません。 日本には、アルピナのディストリビューターであるニコルレーシングがあるからです。 私たちもアルピナ製品の日本価格が極めて高いと言うことは、前々から知っておりましたが、、、。
でも仮にもし、ここ****にあなたのお友達とか親戚の方とかおられるのでしたら、 その方にパーツをお売りすることは出来ます。それでもし、その方が「たまたま」そのパーツを日本に送ってしまったとしても、 それは、私たちのあずかり知らぬことです。もしも、そこ宛に送ることの出来る住所がここ****にあって、あなたやあなたのクラブメンバーにとっても、 このやり方がいいのではないかと思って頂けるのでしたら、私たちは喜んでご必要なアルピナパーツやアクセサリー類、あるいはBMW全車を網羅するカタログなども提供させて頂きます。」

私の場合、その****国に知り合いが居るんで、とりあえずその人に頼むことは出来ます。でも発送する手間も、送料も二度手間ですよね。 今のところは、これしかしょうがないけど、なんかいい手はないかしらんと思う今日この頃です。

アルピナサスペンションの価格表はこちらです。




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Written by Kazuaki Ozawa