↑Sci-Fi Who's Who (国内) INDEXへ ‖↑Hirayan's Sci-Fi page へ
1985年にカレル賞を受賞。(カレル賞は中国WSFが海外SFの翻訳・紹介者に対して贈る賞。名称はカレル・チャペックにちなむ)
1988年に第19回星雲賞(ノンフィクション部門)を『ウィザードリィ日記』で受賞。
戦後日本SF界の草分けで、江戸川乱歩氏より"SFの鬼"と称された人物。
進駐軍基地より放出されたペーパーバックによりSFに目覚め、一人ファン活動を開始、米国ファンダムと積極的に連絡を取り、第11回ワールドコン(1948年)にゲスト・オブ・オナーとして招待される。
国内でもSFの普及に努め、数々の"SFもの企画"に参画。一号でつぶれてしまったものの、日本初のSF商業誌〈星雲〉にも参加、また老舗の同人誌〈宇宙塵〉に筆頭同人として迎えられた。
翻訳家として、SFではハインライン、フランク・ハーバートなど多くの作品を紹介する傍ら、作家としてオリジナルの作品も多く発表。
初期には『孤島ひとりぼっち』『新世界遊撃隊』などジュブナイルに佳作が多いが、自らの戦争体験を昇華した『地球0年』『折り紙宇宙船の伝説』、冒険小説の白眉『カムイの剣』など骨太の作品を発表している。
ちなみに『矢野徹・SFの翻訳』は〈奇想天外〉誌に連載されたエッセイを纏めたものであるが、矢野氏の創作・翻訳作法の一端が垣間見れるだけでなく、日本SF黎明期の貴重な記録ともなっている。お勧めの一冊である。
2004年10月13日に大腸癌により亡くなられた。合掌。
<代表作> (翻訳)
<参考文献>
Copyright (C) 2004 Hirayan
↑Sci-Fi Who's Who (国内) INDEXへ ‖↑Hirayan's Sci-Fi page へ