米子第九

ずっと関東で暮らして来ましたが、仕事の関係で松江に来て8年目になります。 高校の吹奏楽部でオーボエを始め、大学や社会人のオーケストラに属していまし たが、こちらに来てもうオーボエは終わりにしようと思っておりました。しかし 仕事関連で「切れそう」になり、オーボエを再開したら前以上に嵌っています。 そして、再開後最初の本格的コンサートが、国民文化祭の一環として境港で催さ れた「第九」でした。以来毎年の様に第九を演奏して来ましたが、通常家でまず 練習せず(という事ではイカンのですが)合奏でしか演奏しない自分にとって は、限界に近く厳しい曲です。様々なメロディが出てくる長大な1楽章がやっと 終わったと思ったら、鬼門の2楽章。特に中間部のトリオで2回繰り返されるソ ロは過酷を極めます。天国的に美しい3楽章では、休みもそれなりにあって一息 つける部分もありますが、これまた長いメロディを吹いていると、だんだん口が 言うことを聞かなくなって来ます。ここまで寝ている聴衆の皆さんも多くて?つ らいものがありますが、有名な4楽章もオーボエにとって超絶技巧の連続で、 「歓喜」どころか「苦悩の絶頂」状態ですが、終わるとまたやりたくなってしま うのは中毒?


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Makoto Kimura