キャストは、マリア(s)、侯爵夫人(ms)、トニオ(t)、スルピーツィオ(b)、の順番
●1960 イタリア放送協会の放送録音
マンニーノ/ミラノ・イタリア放送SO
モッフォ、ガルディーノ、カンポラ、フィオラヴァンティ [MERODRAM]
イタリア語版。
1幕のトニオのハイC連発部分がカットされている。
●1967
ボニング/コヴェントガーデン王立歌劇場O
サザランド、シンクレア、パヴァロッティ、マラス [LONDON]
オリジナルフランス語版。
パヴァロッティは悪くはないが、この役には声が重過ぎるような気がする。
●1975 ライヴ
ソンツォーニョ/フェニーチェ劇場O
フレーニ、スタジオ、クラウス、ガンツァロッリ [MONDO MUSICA]
イタリア語版。
録音にムラがあって、ちょっと聴きづらい部分もあるが、
それを補って余りあるアルフレッド・クラウスのトニオ。聴衆の大歓声もうなずける。
●1989 ライヴ
カンパネッラ/ボローニャ,テアトロコムナーレO
セッラ、タリアザッキ、マッテウッツィ、ダーラ [NUOVA ERA]
イタリア語版。
ライヴとは思えない完成度の高さ(もっとも一発録音ではなく四公演を編集したもの)。
録音も良く、この曲を聴くなら必携。
やはり何と言ってもマッテウッツィ様様。