四百年も前の話だ。
猛将義経は窮地に追いやられていた。

「義経様!お逃げください!!」
「何を言う弁慶!この義経、ここでお前と討ち死にいたす!!」
「義経様!!」
「どのみちこの状況では・・・」
義経は炎に焼かれる部屋を見渡す。
「それに逃げたとてその後は・・・」
「ふ・・・これ!」
弁慶は炎に包まれる部屋の天井に向かって叫んだ。
「は!」
天井より男が降りてきた。
「この男・・・」
義経はその男の顔を見て驚愕した。
その男と義経はまさに瓜二つであった。
「義経様。腕利きの男を一人おつけします。どうか・・・」
弁慶は義経の前に跪き、そして懇願した。
「弁慶・・・」
義経は少しの間その姿を目に焼き付けそして小さな声で「すまぬ」と言い、あらかじめあった隠し通路より逃げいでた。
それに続く男を弁慶は突然呼び止めた。
「はっ」
「義経様を・・・頼む!!」
「・・・御意」
弁慶は立ち上がりそして外へと出ていった。
「・・・」
男は隠し通路へと向かった。
通路の中で義経と合流する。
「義経様。」
「うむ、護衛、よろしく頼むぞ。」
「はっ!」
「・・・して、弁慶は・・・」
「・・・単身で、向かわれたものかと・・・」
「・・・そうか」
「義経様」
「・・・なんじゃ」
「弁慶様は、必ずや我らの元へと追いつくでしょう!」
「・・・そうじゃな」
二人は出口へと向かって歩き出した・・・


そして悲劇は始まったのだ・・・






武神狩り

第三話 「蒼」

もう黄昏時だ・・・
悠玄は気配を消し、すすきの野で息を潜めていた。
今日は『あの日』のように生暖かい風が吹き、気のせいかあの鉄くさい嫌なにおいもしている・・・
『ヤツは来る・・・妹が死んだ日と同じだ』
悠玄はそう思った。
そのとき、突如として背中に人の気配を感じた。
『しまった!』
もはや完全に動けなかった。
額に嫌な汗が一筋流れたのが解る。
もう何もできなかった。
「・・・斬るのか」
覚悟を決めて、背後の人間に尋ねた。
「くすす・・・斬るわけ無いじゃない。」
「・・・はぁ」
悠玄は安堵と呆れの混じったためいきをもらした。
その声は翔綺のものであった。
「何しに来たんだ・・・」
「お弁当持ってきたんだよ。」
「・・・そうか」
翔綺はつつみを差し出し、悠玄はそのつつみを受けとった。
「にぎりと水か・・・」
「うん、嫌だった?こういうときにはこれがいいと思ったんだけど・・・」
「いや・・・有り難い」
「くすす、良かった☆」
翔綺は悠玄の礼が嬉しくて笑った。
悠玄は渡されたにぎりをかじりだした。
「おいしい?」
「ああ・・・朝から何も食ってなかったしな・・・」
「そうだと思った・・・」
翔綺は悠玄がにぎりをほおばる姿をしばらくの間無言で見ていた。
「・・・悠玄」
「ん?なんだ?」
「・・・やっぱり、敵討ちをするんだよね・・・」
「・・・ああ、それが今まで俺が生きてきた理由だ。当たり前だろう」
「う、うん・・・でも・・・」
「?・・・どうした」
「あ、あの・・・うんとね・・・」
「・・・まさか敵討ちはするなとか言い出すのか?」
「そ、そうじゃなくて・・・そ、そのぉ・・・」
「じゃあなんなんだよ、はっきり言えよ」
「・・・怪我とか・・・しないでね、って・・・」
「なんだよ、言われなくても怪我なんてしないよ」
「・・・うん、そうだよね・・・悠玄強いもんね・・・」
翔綺はなぜか寂しそうにそう言ったが、悠玄は気にしなかった
「翔綺、お前はもう帰った方がいい」
悠玄は突然そう言った。
この調子では長期戦となりそうであることと、何よりこれは悠玄自身の問題だと思ったからだ。
「ううん、私も一緒に待つよ」
「しかし・・・」
翔綺ならば一緒にいても足手まといにはならないが、悠玄にはどうしても一緒にいてはならないように感じられた。
理由はない。
ただ『嫌な予感』がするのだ。
「やはりかえってくれ・・・」
「・・・そうだね、悠玄の敵討ちだもんね・・・うん、帰るよ」
「ああ・・・」
翔綺は悠玄に近づいてきたときのように気配を消しながら去っていった。



翔綺が去ってから何分経ったであろうか、悠玄はついにこのすすきの野に人影を見た。
恐ろしいほどの殺気を放ち、ゆっくりと動く影であった。
『来たか!』
息をひそめ、細心の注意を払い、悠玄は近づいていった。
『このときをどれだけ待ったか・・・今こそ妹の敵を!』
このすすきの野で始まった悠玄の戦い。
それに終止符を打つときが来たと悠玄は悟った。
いつの間にか刀の届くところまで近づくことができた。
悠玄はその男の背後ですっと立ち上がった。
「以前ここで人を斬った柳生家の者とお見受けする!」
「・・・そうじゃが・・・お主は?」
その男は白髪でやせ形の老人であった。
しかしその年を微塵も感じさせない気迫と圧力は以前悠玄の感じたそれと同じであった。
「悠玄!そのとき妹を殺された者だ!」
「ほう・・・あの少年か・・・して、家の名は」
「そんな者はとうの昔に忘れられた!」
悠玄の家には名はなかった。
いつの間にか時代とともに悠玄の先祖はそれを忘れていたのだ。
「ふむ、そう言えばお主の父もなかったな・・・ならば我が名は柳生綜元、裏の柳生じゃ」
綜元はふっと笑って続けて言う。
「して・・・それを知ってどうする」
「妹の敵、うたせてもらう!!」
「ほほぅ、威勢がいいのう、だが手を使えぬのにどう戦う。」
綜元は以前に悠玄の手を斬りつけたことを憶えていた。
「腕は一本ではない!!」
そう言うと悠玄は左の腕に刀を持った。
そして刀から垂れ下がるひもを手に巻き付ける。
「ほぅ・・・聞いたことがあるわい、たしか処刑人をする左利きの手練れの侍、『片手技の悠玄』という名を・・・」
「俺はお前を斬るために今の今まで生きて強くなった!今こそお前を!!」
「・・・ふん、面白い・・・」
綜元は刀を抜き、下段構えをとった。
「返り討ちよ!!」
綜元は高らかに吼えた。
「来い!」
悠玄は一歩後ろに退き、間合いを取った。
『柳生を倒すために極めたこの剣・・・今こそ使うときが来た!!』
悠玄は上段の構えをとり、綜元を誘った。
『柳生は忍術も取り入れた技ときく。手数の多さでは全く勝てん・・・しかし!』
綜元は悠玄の構えを見て口を開く。
「ほう、見たことのない構えだ・・・なんの流派じゃ?」
「・・・我流だ」
「なるほど・・・ならば迂闊に手出しはできぬのぉ」
言葉とは裏腹に綜元はにやりと不適な笑いを浮かべる。
しばし二人は相手の動きを見合った。
そしてまた綜元が口を開いた。
「・・・わしがお主の下半身に水平に斬るとすればどうする?」
「・・・剣を払い飛び退き様に兜割りをする」
それを聞いてにやりと綜元は笑う。
『ふん・・・その程度か・・・』
悠玄の答えでは綜元には勝てるわけがなかった。
「死ねぃ!」
綜元は言った通りに水平に斬った。
『かかった!!』
「む!?」
「ひゅうぅぅ」という音がした。
そして悠玄は突然上体を落とした。
「何!?」
綜元の刃が悠玄の右の二の腕を襲った。
綜元は悠玄のその不可解な行動に疑問を持ったが、そのまま斬りつけた。
ザクッと言う肉を斬る音がした・・・
だが不思議なことが起こった。
悠玄の右腕は飛ばなかったのだ。
「ば、ばかな!!」
刃は右腕の5センチほどまで食い込んでいたが、そこで止まっていた。
そしてその後は押しても引いても動かない。
「くっ!」

先ほどのひゅうぅという音は悠玄の呼吸音であった。
翔綺の双の家に伝わる技の一つであり、
呼吸により、身体の気を溜め、肉体を一瞬だけ強化する。
これが双に弟子入りし、悠玄の手に入れたものだ。
しかし完全に刃を防げるものでもなく、ほんの一瞬の効果なので実践ではほとんど使えぬ技として双の家でも今までこの技を継ぐ者はいなかったという代物だ。
だが、悠玄にはその一瞬で十分であった。
「はぁ!!」
悠玄は刀を振り落とした。
「くぬ!」
だが、それに気付いた綜元は、悠玄の右腕に刺さった刀を捨て、後ろに飛んだ。

ざしゅっ
「ぐあぁ!」
綜元は右の肩から腹にかけて切られた。
「ちぃ、浅いか!」
しかしそれは致命傷ではなかった。
綜元は傷口を押さえながらも、なお悠玄に対峙した。
「くそ、一撃で仕留められなかったか!」
悠玄は右腕に生えている刀を抜き取り、遠くへ投げた。
抜いたとたんに血が噴き出した。
「それほどの一撃を食らいながらもわしに斬りかかるとはな・・・」
両者とも滝のような汗を流していた。
「お前を倒すためなら、この力の入らない右腕などいらぬ・・・」
「まずいのぉ・・・お前ごときにこんな深手を負うとは・・・」


そのときであった。
まだ夕焼けの空が青く感じるほどに二人の背中に悪寒が走った・・・
「な、なんて事じゃ・・・よりによってこんな時に!!」
綜元は目の前に悠玄がいるにも関わらず、辺りをきょろきょろと見回した。
「じじぃ!よそ見するんじゃねぇ!!」
悠玄はそれを見逃さず、先ほどの悪寒を振り払い悠玄は綜元に斬りかかった。
「待て!危ない!!」
悠玄は綜元に攻撃の入るすんでの所で『悪寒の原因』に気付いた。
「!?」
身体が本能的に反応し、悠玄は自分の左側に飛び退いた。
『ぶぅん』という音とともに悠玄の右の裾が切れた。
紙一重のところだ。
「な、なんだ!?」
悠玄は本能でその『影』に恐怖を憶えた。
空が狭く感じた。
この恐ろしいほどの殺気・・・
『あの日』に感じた恐怖をそのまま増幅させた感じだ。
『妹の死んだあの日・・・』

「悠玄よ!」
綜元は悠玄に呼びかけていた。
「な、なんだ!?」
「・・・に、逃げるんじゃ!!」
「何!?」
「このままでは二人とも殺される!お前は逃げてこの町に来ている宗冬にわしの事を伝えるんじゃ!!」
「な・・・」
影がついに姿を現した。
悠玄はその影と綜元を見比べ、そして決心した。
「・・・じじぃ、逃げるんならお前が逃げな」
「なに!?」
悠玄は何かおかしな予感があった。
ここでこの老人には死なれてはいけない、そう感じたのだ。
「お前の怪我の方が深い。」
「ばかが!こいつと一人で戦う気か!?」
「・・ああ」
「やめろ!そいつは『普通』ではない!!」
「それを言ったら俺だって普通じゃない!」
「それでも無理じゃ!そやつは・・・そやつは・・・」
そして綜元はその恐ろしき影の名を言った・・・
「源・・・源義経じゃ!!」


「・・・なんだと!?」

だが、悠玄は一時は驚いたものの、突然何かに気付き、笑い出した。
「はははは!おもしれぇ冗談だ!もうろくじじぃ!!」
「なにを!?」
悠玄は構えをとり、そして影に切り込んだ。
「やめろ!!」
しかしもうすでに遅かった。
悠玄は斬りかかったものの、紙一重でかわされてしまった。
「何!?」
だが悠玄は深手にも関わらず二の太刀を放つ。
ごぎぃっ
金属どうしがぶつかる嫌な音がする。
悠玄の剣は相手の肉体に届くことなく剣に遮られたのだ。
『こいつ!』
軽々と降られる巨大な剣に悠玄は恐怖を憶えた。
たんっと悠玄は後ろに飛び退く。
だが影はそれを追う。
巨大な剣が悠玄を襲う。
地面をすって悠玄の腰のあたりを斬ろうという太刀筋だ。
「うぐっ!!」
ぎぃぃぃぃぃいん!!
悠玄はその人間技とも思えぬ速さの太刀を、すんでの所で自分の刀でとめる。
妙な音がした。
それは悠玄の刀が影の剣とぶつかったときに影の剣が欠けたせいであった。
影の剣の速さもさることながら、その腕力も恐ろしいものだった。
「な!・・・何!?」
悠玄の身体が宙に浮いた。
刀ごと悠玄を吹き飛ばしたのだ。
10メートル以上も悠玄は飛んだ。

どさっ
「あぐぅ!」
悠玄は右肩から地面に叩きつけられた。
悠玄の右腕に激痛が走る。
先ほどの負傷のせいだけではなく、地面に叩きつけられたとき鎖骨が折れたのだ。
『に、人間なのか・・・あれは・・・』
影は圧倒的な力を持っていた。
もし手負いでなくても今の状況と何もかわらない戦いが繰り広げられたであろうことは悠玄には解った。

人間では勝てない・・・
いわば物の怪であるように感じられた・・・
少なくとも人間を超えた『何か』だ・・・

残されたのは『死』という絶望だけであった。
だが悠玄はまだあきらめはしなかった。
絶望の中であろうと、一筋の希望をまだ探し出そうとした。
『何か・・・何かがあるはずだ・・・』

この世に絶対はない。
目の前の影ですら完璧なはずがないと悠玄は思っていた。
しかしそうであるにしろ、今の悠玄には判断材料が少なすぎた。

影は悠玄にとどめを刺すためにゆっくりと近づいてきていた・・・
悠玄の希望はどんどん絶望に塗りつぶされていく・・・

『死にたくない』いやむしろ『死ねない』と悠玄は思った。
まだ妹の仇討ちもせずに死ぬことはできない。
悠玄は立ち上がった・・・
影の後方には仇の綜元が居た・・・

『!!』
後方に見えた綜元は何と立ち上がっていた。
そして悠玄がそれに気付いたとたん綜元は叫びだした。
「影よ!お主の敵はこの老いぼれよ!目の前のそれを殺す前にこのわしを殺してみよ!!」
影はその声を聞いても綜元を見ようとはしなかった。
悠玄は刀を握り直し、勝ち目のない戦いをまた挑もうとした。
しかしその後ろで綜元はし忍を思わせる素早い動きで影の背後に迫っていた。
「うぅぅおぉぉぉぉぉぉ!!」
綜元はたんと地面を蹴ったかと思うと高く宙をとんで影の頭部に蹴りを放った。

ぎんっ
「む!」
影は一瞬にして振り返りそして剣の柄で綜元の足をはらった。
綜元はその柄を当てられた力を利用して再び宙を飛び3メートルほどの間合いを取りながら着地した。
「じじい、さっさと逃げろと言ったろう!」
ここで自分ではなく影に綜元を斬られても仇討ちしたと言うことにはならない。
自分が納得できない。
だから今綜元を討つ機会をのがしたとしても逃げて欲しかった。
「ふふふ、若造が粋がりおって・・・こやつはわしが片づけねばならぬのじゃ!!」
綜元は二本の腕をだらりと垂らし、影に対峙した。
その姿は立つのがやっとのことであるように見えた。
「馬鹿が!じじい、死にたいのか!?」
「ふん、手出しせずにそこで見ておれ!」
言い終わるかどうかのところで影が間合いをつめて斬りかかった。
「じじい!!」
悠玄は影を追おうとするが身体が言うことをきかなかった。
それでも何とかぎこちなく走り出す。
『ダメだ!間に合わない!!』
悠玄と影の距離は4メートル以上あった。
しかし、そこで思いもしないことが起こった。

ざくっ
何と綜元は斬られずに影の持っていて剣が宙を舞ったのだ。
「何!?」
悠玄は自分の目を疑った。
それはまさしく伝説的な妙技『無刀取り』そのものであった。
「はぁ!」
綜元はかんぱつ入れず影に突きを放つ。
影はそれを避け、素早く身を翻し再び自分の剣を握った。
「何度やっても同じことよ!次は必殺の一撃をたたき込んでやるわい!!」
綜元の無刀取りは鮮やかなものであった。
この技によって綜元は精神的に優位に立った。
問題はどのように必殺の一撃をあの影にたたき込むかと言うことだ。
『さあ来い、さっきははずしたが次はこの毒のたっぷりついた暗器でとどめよ!』
そして綜元はまた腕をだらりと垂らした。
一瞬右手で口を押さえる。
悠玄はその間あまりにもすさまじい光景をただただ突っ立て見ていた。
綜元が右手をだらりと垂らすとその瞬間に影は動いた。
上から綜元の頭を狙う。
「もらった!!」
綜元は剣が自分の身体に届く前に相手の懐に潜り込みいくつかの突きを放って剣を宙に飛ばそうとした。
「むお!」
しかし二度目は綜元の身体が宙に浮いた。
影は一瞬で両手に持っていた剣を片手に持ち替え、綜元の突きをかわし、突きと蹴りをほとんど同時にはなった。
右手の剣はしっかりと握られたままだ。
そして宙に浮いている状態の綜元を追った。
「まずい!!」
悠玄も再び影を追った。

「ぷっ!」
空中で老人が突然何かを吹いた。
先程右手を口に当てたときに針を二,三本口に含んでいたのだ。
綜元は影の眼球めがけて針を吹いた。
しかし影はその針を目の下辺りにずらして受け、それでもなお綜元に斬りかかろうとした。
「くそぅ!」
そのとき何とか影に追いついた悠玄が影に斬りかかる。
「ふん!」
ぶぅぅん
刀は空を切る。
影は気付いていたかの如く悠玄の刀を後ろ向きでかわした。
「くぅ!」
それでも綜元に影が追いつく前に影の足を止めなければならなかった。
もう一度悠玄は刀を振る。
ざしゅ!
またも避けられ、今度は地面を斬った。
そのとき悠玄はぬるりとしたものに足を取られてしまった。
さっき自分が綜元を斬ったときの血が草について滑りやすくなっていた。
血はほとんど固まっていなかった。
いつのまにか、影は綜元を追わずに悠玄の方を向いていた。
『しまった!』
今度こそ殺される・・・
悠玄はそう思った。完全に体勢が崩れていた。
剣を刀で防ぐこともできない。
影の剣が悠玄の身体を襲う・・・


ざしゅっ
肉の切れる音・・・
そして鮮血が何滴か顔に落ちる・・・


「・・・な、何だ・・・?」
悠玄は生きていた・・・
胸のあたりに強く押された痛みがある。
そして今は腰を軽く締め付けられている。
自分の顔に付いている血は・・・


翔綺のものであった・・・





あとがき

今回『無刀取り』を出してみましたが結局いろいろ調べてもそれがいかなる技なのかは完全に把握できませんでした。
ほとんどの説明では「相手の刀を宙に飛ばす」とか、「両腕をだらりと垂らした構えをとる」などの文しかのっておらず、いろいろと推測をして今回のような『無刀取り』を書きました。
今回はほとんどが戦闘だったので大変でした。(汗)

七月二三日
夏の暑いさなか・・・


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