パラノイアスケープ
マチルダ/プレイステーション
*カメラの映りが悪かったので一部画像を修正してあります



「スクリーミング・マッド・ジョージの不思議な世界がゲームになった」
不思議なんてナマやさしい言葉では表せません
全編ブッとんだ世界です。
今回はそんな世界に皆さんを誘います


凄いパッケージです。呪われそう
思わずジャケ買いしてしまいますっ!


気になるストーリ(途中省略しています)

魔界では年老いた魔王の後継者が見つからず、
とうとう魔界市民から一般公募する事にした。
魔界政府はいろいろなテストで応募者達をふるいにかけた
そこで最終選考まで残ったのが魔界の田舎からやってきたという
骸骨兄弟何のヒネリもねぇ・・・)の二人であった。
魔王
「最後の試練パラノイアスケープをクリヤーしてこそ真の後継者として王座に君臨できるのだ。」

古くから魔界に伝わるフリッパーバット
トーバーネホ骨バット?)手にしたときすべては始まる。

なんだかえらく庶民的な魔界ですな

ファンキーなミュージックにのってゲームがスタートします。


・・・冒頭からなんか叫んでます
ぁぁぁああああ!
天井の目ん玉がウヨウヨ動いてます。
イヤな感じに
ぁぁぁああああ!
地面のお口がパクパク動いてます。
イヤな感じに

・・・時折笑い声が聞こえてきます

ポヒュゥ ポヒュゥ
突然現れる敵キャラ、
なんだこいつら!
こんなにグロテスクなグラフィックでもあくまでファンキーなBGMミスマッチ!
一面ですでにマッドジョージの世界に
トリップ
しちゃいそうですっ!

ゲームシステムは、
ブロック崩しに
ピンボールのフリッパーを剥ぎとって
3D視点に仕上げた
強引に新感覚なゲームです!

まず玉が無いと始まりません
後ろから青い炎に包まれた玉が出てきます

「ん〜、なんかイビツな形してるなァ・・・ってこれ脳ミソじゃん!!
ちゃんと神経も、たれ下がってるのがイヤな感じに芸が細かいです

正式名称
「脳ボール」
日本語と英語のマヌケな融合がハイセンス

「ぼひゅっ!」
「びひゅっ!」

何だかとってもやわらかそう(ぁぁぁぁぁああああ

効果音がとっても新感覚です。
従来のピンボールでは考えられません!

次のステージはいきなりボス戦です。
「マッドサイエンティストを倒せ!」
面の始めにテロップが出ます、

注射やメスのトラップを超えて行くと
なんか蜘蛛みたいのがいます。
適当にボールを撃ち返してると、
光を放ちながら、爆発!
いきなりクリアーです

んっ?マッドサイエンティストってどこ?
・・・まさかあの蜘蛛・・・

ステージ1−3
「脳ボールが奪われた!取り返せ!」

脳ボールがお魚軍団に盗まれます
ドラマチックな展開になってきました
さて攻撃手段の脳ボールが無いのでその代用を考えねばなりません、

なんかおたまじゃくしみたいのがこっちの方にやってきます、
どうも、こいつを脳ボールの変わりにお魚軍団に当てていくみたいです
こんなものが迫ってきます

くらえ!俺達のタメに、フリッパーでおたまじゃくしを叩きつけます
「きゃーーーーーーーーーー!」
ぁぁぁぁぁああああああああ
イや叫び声を上げながら
ゴムボールの様に吹っ飛んでいきます。

あっ、しかも外した・・・

幾人もの犠牲者(おたまじゃくし)を出しながらも、脳ボールを取り返した骸骨兄弟
いなくなって始めてわかる脳ボールの大切さ
でも他のキャラで代用できるんだよネ☆

ステージ2は体内をモチーフにしています

今回のボスキャラは心臓ガン細胞の2匹、
ボールを当てるたびに心臓が叫び出します。
「うわー!」

なんか変なとこに脳ボールがはさまっちゃいました、
「ぼんぼんぼんぼんぼぼぼぼ」
「うわぁうわぁうわわわわ」
なんかすごい事やろうとしたらしいが一瞬で死んでしまった・・・
ブロック崩しなのでラッキーなときは一瞬でカタがつきます。


その後も次々と魅せてくれるゲーム展開!!


ふざけたBGMにのって、次々とせまり来る敵を倒せ


イヤな具合に融合されてます。

イヤガラセの最先端をイってるデザインがたまりませんっ!
でもコンナモノはホンの序曲に過ぎなかったのです・・・


「不思議な世界、これがスクリーミンマッドジョージの真骨頂だ!」
さあやってきましたステージ3、
脅し文句は伊達じゃありません
ほのぼのBGMなあわせて、イヤなイベントが目白押しです
まさにイヤがらせの集大成!

スタートすると なんか遠くの方で赤い物体がぴょんぴょん飛び跳ねてるのが見えます
スゲー、ヤな予感がします。

オブジェクトとして壁に人が半分埋まっています。

さりげなく配置されているのも、イヤな気分にさせてくれます


風魔手裏剣?


ぁぁぁぁぁああああああああ!!
人の足でした。・・・病んでる


なんだこいつは?
ピクピク
痙攣を始めます。ナンノマネダ

別に無視しても先に勧めます。動きもとろいので簡単にすり抜けられます、
まるっきり存在理由がわかりません。
・・・不気味過ぎる・・・


夢でうなされそうなほどファンタスティック!!

このステージはエリアごとに扉で仕切られています。
次のエリアに行くには扉に脳ボールを当てて開けさせなければなりません。

「モウ勘弁シテクダサイ」

慌てて次の扉を開くとさらに楽しいイベントが待ち構えています。

ステージの初めでぴょんぴょん飛んでいた赤い物体確認、

ぁぁぁぁぁぁあああああ!
イヤな予感的中!!


「ぴょ〜んぴょ〜ん」
ほのぼのしたBGMにあわせて愛らしく飛び跳ねる
血まみれペンギン

「・・・壊れてる」

次のステージにはもっと愉快な連中が待ち構えていました。

ぁぁぁぁぁぁああああああ!

さわやかな笑顔に蟲のボディ

美しく舞い降りる蝶々達・・・・・人の顔がついてるけど・・・
集団でヒラヒラさせる羽ばたく様は誰もが鳥肌心和むでしょう

・・・人面ゴキブリ・・・
黒くて不潔でシブトイ、
もっとも親しい隣人が集団で出迎えてくれます。

・・・もそもそもそもそ・・・・
壷の中に入っていきます。
ぁぁぁぁぁぁあああああ!

その後壷の中から合体して出てきます、
足の一本一本をワシャワシャ動かしながら、誇らしげに壷の周りを回り始めます。

ほのぼのBGMにくりひろげられる狂乱の宴
イヤな具合擬人化された昆虫達が次から次へと私達を楽しませてくれます。

さあ物語も佳境に入り、 いよいよ持ってブッ飛んできました
ここでは、5つある顔(実写)のうちブルブル震えている奴にボールをブチ当てて先に進むのです。

ぼすっ
あっ 外した

キシューン!キシューン!ゴゴー!!!
なんだ!なんだ!

突然建物の上からにゅっと人が顔を出します

スクリーミング・マッド・ジョージその人です。


「なにしとんねん」

ド派手な演出でたったこれだけ・・・
別にペナルティーもありません。

また再挑戦です

あっ外した

キシューン!キシューン!ゴゴー!!
容赦無く派手です 。

「違うちゅーに」

今度はうまくやります

キシューン!キシューン!ゴゴー!!

「なんべんゆうたらわかんねん」

イヤなかなか難しいよ
キシューン!キシューン!ゴゴー!!

「へったくそやなあ」

ウルセェ
キシューン!キシューン!ゴゴー!!

「そーやないちゅうねん」

いちいちダイナミックにウザイです。

さすがです!
最後の最後まで
イヤがらせの心は忘れません

キシューン!キシューン!ゴゴー!!


「えーかんじや」

なんとか突破しました

難しい分、抜けれた時は感動です!

ありがとうマッド・ジョージ
まだ3回もこれをやんなきゃならないなんて素敵スギです


最終ステージはなぜかこいつをあやつって、
王と王妃の魂を真中の寝室まで
運ばなければなりません
すると新しい生命体が誕生するという事です

ここで突然ブロック崩しから
鬼ごっこにゲームシステムが変わります。


なんでこんなイヤなキャラクター・・・

ゾンビどもの執拗な追跡ををくぐりぬけ、王の魂と王妃の魂を寝室に送ると
突然なにか飛び出してきます

そう、新しい生命体の誕生です!


そのままくっつけただけやんけっ!!


謎の生命体はずっとぐるぐる回転しており(ぁぁぁぁああああ)
無音のままスタッフロールが流れていきます。

最後の最後までイヤな感じに展開していくゲームです。

あなたの悪友愛すべき隣人への挑戦状プレゼントなどにいかがでしょうか?
きっと喜ばれると思います。

・・・引きつった笑顔を浮かべながら・・・・