SofChatを実際に、サーバへインストールして使ってみようという人のためのヒントが書いてあります。簡単にインストールできるサーバもあれば、全然うまく動かないサーバもあります。また、プロバイダの運用ポリシーとしてC言語等で書かれたCGIを許していないサイトもあります。よく確かめた上でインストールしてください。
商用プロバイダとしては、かなり厳しい条件です。これらの条件が1つでも欠けるとSofChatは動作しません。不明な点がありましたら、誰かに質問する前に、まずFAQをご覧ください。
最新版のSofChatは、Downloadのページにあります。MSIEではうまくダウンロードできない場合があるようです。Netscape Navigatorでは問題なくダウンロードできます。
ダウンロードしたSofChatのアーカイブファイルをインストールするサーバへFTP等で転送します。
telnetでサーバへログインし、sofchat-1.31x.tar.gzを展開します。以下のいずれかの方法で展開可能です。gzipが入っていない場合は、どこかでソースを入手しインストールするか、別な環境でgunzip(解凍)してください。展開する場所は、Webからアクセスできない場所をおすすめします。
または
または
のどれかでできます。
(斜体部分は、入手したファイル名に合わせて変更してください)
コンパイルの前に、Makefileを作成しなくてはなりません。
もっとも簡単な方法は、付属のconfigureスクリプトを使用します。シェルのコマンドラインから、「configure」と実行しますと、いくつか質問を聞いてきますので、それに答えると、Makefileが作成されます。configureスクリプトはPerlを使用しています。Perlのインストール先が/usr/bin以外の場合は、configureの1行目をエディタ等で修正してください。(使用するエディタによっては、改行コード等がUNIX環境と異なる場合、makeがうまくいかないことがありますのでご注意ください)
configureスクリプトでどんなMakefileが作成されるか不安な方は、付属のMakefile.sample等を参考に作成されるとよいでしょう。
Makefileができあがったら、コンパイルをおこないます。シェルのコマンドラインから「make」と打ち込めばコンパイルがはじまり、全て成功しますと、「chat.cgi」もしくは、Makefileで指定したCGIファイル名の実行ファイルが出来上がります。このchat.cgiのみでも動作可能ですが、3つほど、環境保存ファイルがありますので、「make install」でインストールを行ったほうがよいでしょう。他のソースファイルや、コンパイル時にできた、中間ファイルは、実行には全く必要ありませんので、消してしまってもかまいません。Makefileは、残しておくと、次回コンパイルする時にそのまま使えるかもしれません。
ブラウザで、インストールしたCGIへアクセスしてみてください。うまく行けば、チャットの画面が表示されます。反応がなかったり、サーバエラーがでてしまった場合は、少しやっかいです。もしかすると、動かすことができないかもしれません。
SofChat-1.30以降では、以下のコマンドで基本的なカスタマイズが可能です。これらの機能は、権限レベル3以上のユーザのみ使用可能です。
<su 管理者ID/パスワード>
<set title タイトル>
<set titleimage URL>
<set bgcolor 色>
<set bgimage URL>
<set txcolor 色>
<export>
<import>
※<set...>で設定した項目をデフォルトに戻すには、<set title>のように値を省略します。