セブンイヤーズインチベット

ブラッド・ピット

 映画館でもビデオでも見ていなかった映画でした。昨日テレビでしていましたので、コマーシャルカットで録画しておいたものを今日見ました。
友人がそれほど良くなかったよ、っていう感想を漏らしていたので期待して見たわけではなかったけれど、いい映画だったような気がします。
 自分の名誉欲だけを追求する若者ブラッド・ピット。
そのブラッド・ピットがチベットという国で数年間を送る後、大切なことは名誉、名声、お金ではなく、心の豊かさだと思うに至るまでのストーリーは見ているものも心を豊かにしてくれますね。
相棒の父の形見の時計を取り戻して、クリスマスプレゼントにすると事なんかは、心のあり方がずいぶん変わったと気がつかせてくれます。
それもダライ・ラマの豊かな心のなせる技なのでしょうか?
私はこういった映画は好きですね。ストーリーが進めば進むほど落ち込んでいく映画ってありますよね。
でもこの映画は時間が経てば立つほど、豊になっていく。心が落ちつく映画といえますね。
もっと早く見ておけば良かったですね。
アメリカ映画だから中国が攻めてきたのをブラッド・ピットの力で、あるいは誰かの力で撃退することを期待しても、やはりそこは歴史を変えることは出来ないのですよね。