昭和62年11月8日 良 18頭
1着 サクラスターオー 3:08.0

東 信二    

単1,490
複610 300 670

連1-5 1,740

2着

ゴールドシチー    

1/2  

河内 洋    

3着 ユーワジェームス  1/2
安田富男 
  

ゴール寸前、「菊の季節に桜が満開、サクラスターオーです」と杉本清が思わず実況した、
名物レースです。競馬ファンなら誰でも覚えているレースでしょう。
サクラスターオーは皐月賞馬です。3月に行われた弥生賞(皐月賞トライアル)で
後方一期の追い込みを決めて、一躍皐月賞の有力候補になりました。
しかしこのレースにはスプリングステークスで強い勝ち方をしたマティリアルという馬が
サクラスターオーの前に立ちはだかります。
皐月賞ではマティリアルが単枠指定になり、当然の一番人気でした。
しかし追い込み鋭いマティリアルの差し足を押さえて、サクラスターオーは皐月賞馬になります。
その時の2着馬はゴールドシチーです。金色の尻尾を振りながら、鋭く追い込んだゴールドシチーを見て、
思わずガッツポーズを取ったことを今でも思い出します。(連複5,050円)(^◇^)
サクラスターオーはダービーの最有力候補になったのは言うまでもありませんが、惜しくも骨折をして
ダービーを断念します。ダービー馬はメリーナイス。2着がサニースワローで、このダービーも荒れました。

迎えて秋、菊花賞に何とか間に合ったサクラスターオーは18頭立ての9番人気です。
皐月賞以来の6ヶ月ぶりだったこともあり、この人気薄は当然といえば当然のことでした。
淀の坂を無難に越えて、直線に入ったときは4,5番手につけていたスターオーです。
1ハロン半のところで抜けだし、冒頭の杉本清の名実況になります。
2着には皐月賞で同じスターオーの2着だったゴールドシチーが入っています。
このレースはサクラは散ると思っていたからなー。